今回は、西表島のオシャレなペンション「ティンヌカーラ」に宿泊したときのことを語りましょう。
「ティンヌカーラ」とは、ウチナーグチで「天ぬ河原」すなわち天の川を意味します。
※数年前の話なので現在とは異なる点があるかもしれませんが、そのときはこんな感じだったんだ!と参考程度に読んでくださると助かります。
◦7人グループだったため、全3部屋 貸切状態×1泊
(朝食付、夕食予約)
大人数での旅行は大変ですが、隠れ家的なこぢんまりとした宿なら結果、貸し切りにできるのがいいところ!
もちろん2人旅など少人数でも全く問題ないです。
ですが、もし大人数で旅をする場合、こういった貸し切り状態にできるお宿を選択するのもアリですよ!夜はみんなでワイワイ自由に騒げました。
夕食は「くくるくみ」という宿併設のダイニングを予約しておきました。
「ティンヌカーラ」を予約した際に、決め手となった点は以下のとおり。
◦今回西表島ではレンタカーを使わない予定なので、送迎があること
◦旅の最終日なので贅沢感を味わいたい
◦1日3組=7人で宿泊すると3部屋が貸切になる
◦「星砂の浜」でシュノーケルをしたいので、近い場所を希望(宿からは徒歩5分だった)
◦夕食は宿から移動せず、併設のダイニングでいただける
◦全室、それぞれ雰囲気が異なる部屋がワクワクする
◦それぞれ部屋のテラスにジャグジーがついている
◦宿の三角屋根がロハス感あり、雰囲気が気に入った
3部屋あり、それぞれちょっとずつコンセプトが異なるようです。
シックな色調でシンプルにまとめたお部屋は3室。壁は沖縄のサンゴや赤土を材料にした漆喰、床は優しい足ざわりのチーク材、木や竹、ココヤシなどの自然素材を使ったインテリア。快適な滞在をお約束する、落ち着きのある空間です。
全室に備えたジャグジーは、西表の青い海と鳩間島の眺望が楽しめる癒しのスペース。
海からの日の出を見ながらゆったりとした朝をお迎えください。 【公式サイトより引用】
このときの旅メンバーが7人だったので3・2・2人と分けられ、この部屋が3人用になっていました。
ホテルによくある簡易なエキストラベッドではなく、しっかりしたベッドを入れてもらえている!
本物のビスカスが置かれていてオシャレ!こういうことろですよね、ワクワクするのって。
天井は高く、シーリングファンです。
展望ジャグジーは少し高めの位置に設置されており、西表の海まで見えました。右の画像、右奥の石積みがジャグジーです。奥に階段があります。
めちゃくちゃ女子が好きそうな部屋です。かわいい。
女子じゃなくてもふつうにテンション上がる!!天蓋付きのベッド、シーリングファン。
夜の照明も雰囲気バツグンですね。
どのジャグジーも完全プライベートではないので水着の着用が必要ですが、実際入らなくても、雰囲気だけでも楽しめそうです(管理人はちゃっかり入りましたww)。
ここはシックで落ち着いたお部屋。
低めのベッドで、広い空間をゆったり過ごせそうです。もちろんベッドの上には置きビスカスありました!
何気に、壁に掛けてある布とかもいちいちオシャレなんだよなぁ…。贅沢時間を過ごせる空間ですね。
各部屋のシャワールームや洗面所などの設備は、だいたい同じだったと思います。
ビスカスは本物です。オーナーさんが毎朝、アサガオのように咲くハイビスカスを摘んでくださっているのでしょう。
お部屋の鍵までオシャレでテンション上がる!
ウェルカムドリンクです。
各部屋の外にはテーブルセットが。電気ポットもあるので、外でのんびりコーヒーをいただくのも良いですね。(確かティーセットも置いてありましたが、旅にはドリップコーヒーやティーパックを持参するのがオススメ)
宿泊者も、宿泊者以外の方も利用可能とのこと。ダイニングのみ利用の場合も無料送迎があるようです。
夕食はオシャレに!と思ったらここに決まりでしょう。というか、宿泊する場合はここ一択かな。移動しなくていいからすごく楽。
以前のことで忘れてしまったので定かではありませんが、一品ずつオーダーした記憶がないので、料理はお任せしてドリンクやそれ以外を追加で注文したような気がします。
大きな窓からは、西表の黄昏が見られます。ダイニングは天井が高く、船をイメージしたようなオブジェがたくさんありました。
てんぷらは絶対食べたい!特にもずく天ぷらは大好き。島の魚介類が新鮮。
泡盛、スープ、肉と揚げ物。
やべぇ、白身魚のマース煮がめちゃくちゃ美味しい!!
めっちゃ美味しかったってことで、いつもの。
【進撃の巨人より】
最後にデザートをいただいて、シメ。ごちそうさまでした!!
(↑↑英語メニューのほうは画像付きで記載されていたので、英語バージョンのほうにリンクさせています)
朝の爽やかな雰囲気。もちろん、宿泊者だけの特権。
西表でいただく朝ごはんが優しすぎる。
自然の中でいただく朝ごはん、素敵でした。
食後のドリンクは、ハイビスカスティーをオーダー。甘酸っぱい。ハイビスカスティーは酸味が強いドリンク。
一目で分かる特徴的な三角屋根。オシャレすぎませんか。
いろんな角度から写真を撮りたくなるね。
夜もオシャレにぬかりなし!オーナーさんのこだわりが感じられる照明。
温かい雰囲気でゆったり過ごせる。
各部屋のジャグジーも点灯されててかわいい(笑)
冒頭でもお伝えしたように、西表島はある程度インフラが整っている島ですが、やはり離島であるため、いつでもなんでもかんでも便利に、というレベルを求めるのは無理があります。
ですので、島では送迎時間やバスの台数が限られていたり、クレジットカードが使えなかったり、お店が少なかったり閉店が早かったりすることがあります。
これは西表島に限らず、離島を訪れる際には心に留めておきたいことですね。
離島の諸事情が許容できない場合は、いちいちイライラしてしまうので、「サービスが悪い」「つまずくことの多い旅だった」という印象になってしまいかねません。あまりにも一方的な悪い評価の口コミを見かけるときに常々思いますが、それは、そもそも”そういう島に来ている”という来訪者の理解不足からきているんじゃないかと。
ですので、都会と同じような便利さを求めるなら、離島の旅は向いていないのかもしれません。離島の不便さも含めて楽しめるようになれたら成功なんですが。
ちなみに西表島のATMは2か所ある郵便局のみで、土日祝も利用可能ですが9:00~17:00までしか使えないようです。
なお、メインアイランドである石垣島から西表島へは船で約40分かかり、時化ると「上原港」「大原港」どちらか・または両方の便が欠航することも多いです。天候が悪い場合、欠航した場合の対策(フライトに遅れないための時間的余裕・宿の確保)は事前にフェリーの運航状況を逐一確認し、そもそも離島まで行くべきかどうかを判断してください。
我々が宿泊した際は天候に恵まれていたのでなんとも言えませんしその宿ごとで対応が異なるかと思いますが、管理人の今までの予約経験によると、フェリーやフライトの欠航による不可抗力で宿泊できない場合は、キャンセル料がかからない宿ばかりでした。(←すべてとは限らないと思うので注意!)
ただし、現にフライトやフェリーが動いている状況で、台風がくる「かもしれないけど分からない」「天候が悪化するなら楽しめないから行かない」状況などの場合、自己判断でのキャンセルと見なされるので、ツアーやフライト、宿のキャンセル料金はかかってくることが多いかと思います。(天候悪化で行ったら帰ってこられないことが明らかな場合は、そのときの宿やツアー会社の規定によるかと思うので、ここでは何とも言えません)
特に注意したいところは、以下の点。
◦現地では、現金払いのみ(クレジットカード不可)
◦宿の無料送迎は時間が決まっている(それ以外はバスなどを利用)
◦送迎は近場の「上原港」のみで、「大原港」への送迎はやっていない(大原港へ行く場合はバスなどを利用)
◦フェリーは必ず「安栄観光」を利用する
●安栄観光(八重山諸島の定期船&観光)>>
◦レストラン「くくるくみ」の営業時間は21時まで
注意点はティンヌカーラの公式HP ●宿公式サイト|ティンヌカーラ&くくるくみ>> にもしっかり書いてあるので、事前によく読んでおけば間違いないでしょう。
拠点となる石垣島の「離島ターミナル」からは、それぞれの島へ定期船が出ています。もちろん、西表島へ向かう際もこの離島ターミナルから出発です。
西表島には北と南にそれぞれ「上原港」「大原港」2つの港があるので、どちらへ向かう船なのかしっかり確認して乗ることが大事!
「ティンヌカーラ」へ訪れる際は「上原港」を目指そう!ちなみに石垣島から西表島へは約40分です。時化ていると揺れも大きいので船酔いに注意。
「上原港」からは、車で7~8分。宿指定の時間なら、無料送迎を利用できます。
時間はこちらの ●ティンヌカーラ公式サイト(無料送迎のご案内) を参考に。
沖縄県八重山郡竹富町字上原10-647
当初から、西表島に到着次第「マングローブカヤック」をする予定だったので、上原港にはそこのスタッフさん(西表島 モンスーン)に迎えに来てもらいました。
ですので、ティンヌカーラの宿指定の時間というよりは、マングローブカヤックの開始時間に合わせて船に乗りました。帰りは、ショップのスタッフさんにティンヌカーラまで送ってもらえる手筈です。
もちろん、このことは事前に「ティンヌカーラ」および「モンスーン」にメールや電話で連絡し、時間調整しました。(←幹事っぽい仕事)
夕食の後は移動なしでそのまま部屋に直行できるのが良いですね。
貸し切り状態の棟で、みんなでワイワイ。自分たちだけなので気兼ねなく騒げて、めちゃくちゃ楽しかったー。
西表島はけっこう広い島で、海でもジャングルでも遊べるのがイイところ。
記事を書いていたら、また行きたくなりました。