【体験レポート】沖縄でダイビングのライセンスを取得したら人生が変わった|講習ツアー費用・予約方法も解説

ダイビングのライセンスを取って良かったこと

ダイビングのライセンス(正確にはCカード)を取得し、はや数年が経ちました。

その間に感じた「ライセンスを取って良かったこと」といえば、ズバリ、ダイバー特有の「優越感」かもしれません。

【ポケットモンスターより】

 

そうです。そうなんです。

ヤな感じですが、ダイバーにしか見られない世界、ダイビングでしか味わえない浮遊感、ダイバー同士でしか通じないダイビング用語などがあるのは事実です。

観光地でガイドさんにお手伝いされながらシュノーケルや体験ダイビングの準備をしている集団を尻目に、我らは自力でチャッチャと装置を組んでいく。そしてレクチャーなしですぐに自力で海に潜っていく。

多くのダイビングをしない人たちが「TVでしか見られない世界」を実際に見られる、それがダイビング。

そんな「ダイバーであること」を公式に認証されると、自信が持てたり楽しみが増えたりと、前よりも少しだけ人生がいい方向に変わった気がします。

まあ、ライセンスを取ろうと思ったきっかけが不純であったとしてもね(笑)

 

ダイビングのライセンスを取ろうと思った理由

沖縄が好きすぎて、年に何回も旅に出ていた管理人。

職場でもそういうキャラが定着し、沖縄に行くといえば、

「休み?管理人は沖縄か~、そらしゃあないな。」(←なんでしゃあないのかは分かりませんがw)

と、有Qも取りやすい状況になりました。

 

…だがしかし。駄菓子菓子!

上司とかいろんな人:「沖縄は何しに行くの?ダイビングしに行くの?

必ず聞かれる!

当時の管理人は、沖縄旅としては、散歩やシュノーケル、文化を楽しんでいた管理人。

「…ええっと、散歩とか、しにいきます。」

と答えると、

 

上司とかいろんな人:「えー、ダイビングやないんやぁ。」

 

とかって言われる。

ええー?!なんかガッカリさせた…(;´∀`)??
散歩、ダメなんかいっ(*’ω’*)?!
こんなくだりが多すぎて、もう面倒になった!
いっそのこと、ダイビングのライセンスを取って「沖縄へはダイビングをしに行きます!」と言えるようにしよう!
そしたらみなさん納得なんでっしゃろ?!
つか、むしろ、これから沖縄へ旅立つ理由として「ダイビングをしに行く」いう目的を増やしてやろう!
以上、こんな不純でよこしまな(?)理由から、ダイビングのライセンスを取るに至ったわけです。
この記事では、ダイビングのライセンスを取ろうかどうか迷っている人へ、管理人が実際に講習を受けた実体験をレポートします。ついでに費用や期間なども詳細に記録に残しておきます。
沖縄では、楽しみながら3泊4日で取得できてしまうので、けっこうおすすめですよ。

ツアーか通学かどっちで取る?費用や期間を比較

通学は、都市など海が近くにない場所で、自宅から通ってライセンスを取得するタイプ。まとまった時間がない人や、ゆっくり勉強したい人に向いているかもしれません。
それに対し、ライセンス取得ツアーは、車で言えば免許合宿みたいなもんです。弾丸で一気に取ってしまおう!というわけです。
以下、通学とツアーを比較してみました。
目安 通学型(都市型) ツアー型(リゾート型)
期間 2~8日の通学 最短2泊3日(+1日は内地での通学あり)
通学なしの場合、最低3泊4日以上
費用 4~10万円(別途費用がかかるショップがあるため、相場はまちまち。器材購入が条件などのショップもあるため注意) 内地から沖縄本島へ行き、講習を受ける場合、6~8万円(旅費込み)。旅行会社を仲介しているので、明瞭会計。
メリット 仕事で忙しくても、時間が空いたときに少しずつ通いながら学べる。
自宅近くでダイビング仲間が見つかるかもしれない。
最短で一気にほぼ確実にライセンスが取れる。旅費込みなのに、費用が良心的。
キレイな沖縄の海で講習が受けられる。
デメリット 何回か通わないといけないので、取得するまでの期間が長くなりがち。
テストには海洋試験もあるので、結局、最終試験は海へ行かないといけない(そのため費用はツアー型とそんなに変わらなくなる)。
旅行前までに、学科試験は自力で学習するしかない。
ツアーに参加するため、まとまったお休みが必要。
費用としてはどちらも同じか、ツアーで取ってしまったほうが若干安いくらいです。ツアーだと期間も短くてすむし、何より逃げられない(笑)ので、ライセンス取得が伸ばし伸ばしになってしまうことがありません。
管理人は、確実に自分を追い込むため、そして単に沖縄へ行く理由にしてしまおうということで、合宿ツアーを選びました。
ショップは家の近くにありましたが、何回もショップに通ってビミョーな知り合いになるのはなんかシンドイし。その点、ツアーだと後腐れがなくて管理人向き。
あ、逆に今後自宅の近くでダイビング仲間を見つけたいときは、通学もいいかもしれません。

ライセンス取得ツアーでかかった費用

ツアーには、数年前の11月に参加しました。

メインは観光ではなくライセンスの取得。夏休みや春休みなどのシーズン中は旅費が高くなるので、わざわざピークに行く必要はなさそうです。

かといって寒いのもつらいので(沖縄といえど冬の海に長時間いると寒い)、おすすめは10月~12月上旬、GW後~6月中旬かなぁ。海水温は2ヶ月遅れで変化するため、4月ごろはまだまだ海も冷たそうです。

以下、管理人がツアーに参加したときの、実際の費用をまとめました。

 

 

日程:11月の木曜~日曜(土日を含む3泊4日)
●沖縄本島PADI・オープンウォーター・Cカード取得ツアー(関西発)
●この内容で、ツアー約1カ月前に申し込みました。その後すぐに教材が自宅に届き、自主勉強を始めました。

Cカード取得ツアー ※行きと帰りの日は移動のみで、講習は行いませんでした。
往路:SKY 那覇 19:25着
復路:SKY 那覇 10:20発
ホテルラッソ那覇松山(現在は「エスティネートホテル」)3泊、食事なし
ダイビング講習OW【限定水域・海洋実習・学科講習】
ダイビング器材レンタル一式
ホテル⇔海洋の送迎以上の内容すべて込みで、51,800円
別途講習キット(教材費) 4,600円…ツアー代と合わせて支払い
(教科書、その他)
Cカード申請料 3,675円…現地にて支払い
(認定証発行など、ダイビングの認定団体へ支払う費用)
(海洋実習を慶良間で行ったための費用) 最終試験は試験というよりもファンダイビングのようなもの。せっかく沖縄に来たので、ファンダイビングもかねて慶良間で講習+追加ダイブを行うことにしました。どこで行うか選択は自由なので、以下の費用はなくても済みます。
慶良間ボートライド代…1,0500円
追加ダイブ代…5,250円
フードベストレンタル…1,050円
お弁当…500円
その他、旅費 食事代、お土産代など
リゾート型ショップは海が近いので、都市型より講習費用が若干安くなる傾向があります。
今回は、旅費とダイビング講習コミコミのツアーに申し込みました。
かかった費用は、リゾート型で旅費を除いたライセンス取得講習が2~4万円ほどで行われていることを考えると、旅費込みで上記の値段になるのはけっこうお得だったかも。
ただ、リゾート型の場合、時期や曜日の選択によっては、宿と航空券は自分で手配し、ライセンス講習も自分でショップに申し込むほうが安くなるかもしれません。
というのも、沖縄のショップでライセンス講習を検索すると、なかには1万円ほどで講習をやっているショップもありますからね。(別途費用の発生はあるかもですが)
また、ライセンス講習+航空券+宿の完全コミコミツアーは、ツアーの数が少ないのでホテルの選択や地域の選択もあまり自由が利くわけではないですね。そのかわり全てがコミコミなので、予約が楽です。(ただ本当に、検索してもツアーの絶対数が少ないのが難点です…)
予約の方法は、もう少し後に記載しますね。
すぐに読みたい人は以下からジャンプ↓↓

ライセンス取得までの講習・試験内容

ダイビングのCカードにはランクがあり、いちばん最初は主に「オープンウォーター」を取得します。

オープンウォーターダイバーになると、水深18mまで潜ることができるようになります。

それ以上深く潜りたい場合は、次のランクの「アドバンス」を取得することになります。

通常、アドバンスまで取得しておくと大概のポイントに行くことができるので、ダイビングを続けるにはアドバンスまで取得しておくといいかもしれません。

 

✓ PADIウォープンウォーター講習内容

①学科講習(試験あり。選択問題が50問。76/100点以上で合格)

②限定水域実習(プールやビーチなど)

③海洋実習(ボートなど)

 

実際に自主勉強した内容の一部

ツアー予約をしたのが、出発の約1か月前。

それからすぐに教材が自宅に届けられたので、自主勉強を開始しました。

ツアー開催中は、学科を机上で習うことはありませんでした。自分で勉強して、当日に備えなければなりません。(もちろん、実習中には学科試験に出る内容を交えながらいろいろと指導してもらえました。また、自主学習して分からないところは試験前に教えてもらえました。)

試験は全50問、4択からの選択問題です。100点満点中、76点以上で合格です。つまり、50問中38問以上に正解しないといけないってこと。

中には常識的な問題も多いので、とりあえず頑張って1回でも本を読んでいけば、おそらく合格できるはずです。内容に物理的なことも含まれるため、理系だと若干得かも。

中身はこんな感じです。

カラーになっているのでとっつきやすいです。けど英語版のなごりか、日本語がヘンになっている個所もちょいちょいあるので、頭の中で補正してください(笑)

教科書内には練習問題がついているので、これをひととおりやっておけば大丈夫なんじゃないかな。

管理人は当日まで、自宅で少しずつこのテキストを読み進め、問題を解きながら勉強をしていました。…していたはずですΣ(゚Д゚)

 

ライセンス取得ツアーの体験レポート(旅行記)

1日目…ほぼ移動のみで終わる

移動

仕事を早めに切り上げさせてもらい、空港へ移動を開始。

時間には余裕をもって出発したが、焦っている。

…非情に焦っている。

なぜなら、学科試験のテキストをまだ1/3ほど読み残しているからだ!

だからあれほど言ったのに!自分で勉強する覚悟がある者だけが、ツアーに参加できるんやで!
行きの飛行機で焦りつつもテキストを読みながら居眠りをしてしまったので(この期に及んで)、ホテルについてから流し読みをしておいた。全部ちゃんと読むのは不可能だったので…。
ピンチだ。ピンチのまま、明日の8:10にダイビングショップの人が迎えにくるとの連絡が入った。
くっそ、ダイビングの朝は早い。重ね重ねピンチだ。
そんな感じで、移動のみの1日目は終わった。
ちなみに今回ツアーについている「ホテルラッソ那覇松山」のシングル部屋はこんな感じ。今は改装され、「エスティネートホテル」となっているので注意。

狭いながらも清潔で、電気ポットや冷蔵庫など、必要なものはちゃんとそろっていた。

シャンプーとコンディショナーは、フロントで好きなメーカーのものを選ばせてもらえた。ポンプごと部屋に持って帰るシステムだった。(上の画像、デスク上のポンプがそれ)

 

2日目…限定水域講習と筆記試験

「奥武島」へ移動

朝8:10、お迎えが来たようだ。

無事、”逝って”きます。
今回の講習参加者は、私のみ。自分ひとりだけのマンツーマン体制とのこと。贅沢やなー。
那覇から車で40分ほど、今回の講習は南城市の「奧武島(おうじま)」で行われる。
ここは小さい湾のようになっていて、波もなく、ちょうどよい深さのプールのようになっている。
そのためオープンウォーターの講習は、この奧武島で行われることも多いそうだ。

さっそく講習

まずは浮かんでみたり、シュノーケルを少しやってみたり、救助方法を学んでみたり。簡単な項目から次々にこなしていく。
そのあと、器材の設置を学ぶ。コレ、重要。(今から思えばだが。当時はよく分からんし、ただただ面倒だと思っていた)
講習のときこそ見様見真似でよく分からないまま、言われるとおりに設置していた。だが、実際ファンダイビングに参加する際には、Cカードを持っている以上、自分で器材が設置できないと恥ずかしい。
試験だから、ではなく、これはしっかり覚えておいたほうが後々良い。
コツは、自力で何回かやってみて失敗して(できなかったら潜行前に必ずガイドさんに申し出ること!)、自分で調べ直して次回は成功させてみせること。(そしてダイビングの期間が空くと忘れるので、毎回コッソリ調べ直してからファンダイビングに参加しています)
器材がしっかり組めれば、このように水中を立体機動で移動できる。
主な器材を紹介しよう。覚えやすい人(一部)には覚えやすく書いているつもり。
●BC…浮力を調節して、水中で浮いたり沈んだりを調節できる。立体機動装置のようなものと覚えておくといい。
●レギュレーター…ガス(ただの空気)を詰めたタンクと人体を結ぶホースのようなもの。高圧の空気を吸いやすいように微調整してくれる。
●残圧計…ガス切れには気をつけないといけないからね。メーターになっているので残りが一目で分かる。
●その他シュノーケルやフィンなど軽器材 etc.
ちなみに管理人は初めてこれらの器材を目にしたとき、「何か機械的で電池式のものが内蔵されている」と思っていた。BCとか残圧計のメーターとかレギュとか、なんかそんなメカニックな雰囲気漂ってくるし。
だから、下手に触って中を水で濡らしたらダメだと思っていた。
しかし、基本の器材にそんなデジタルは使われておらず、すべて物理的な方法で動いているので安心していい。(=電池や電気的なものは使用されていない)
もちろん、レギュレーターの中には水を入れてはいけない部分があるので、そこは慎重に扱わないといけない。それ以外は、割と雑に扱っても(BCの中身などを水で濡らしても)簡単に壊れたりしないので大丈夫。

お楽しみのお昼ごはん

そしてお昼ごはん。よく動いたから、めっちゃお腹が空いた。
ガイドさんにすすめられたお店でてんぷらを買う。
ここ「奥武島」では、てんぷらが有名。てんぷらと言っても内地のようなてんぷらではなく、ダイナミックでふわふわの大きなてんぷらだ。3つも食べればもうお腹いっぱいになってしまう。それが、1個60円ほど~で売っているというから、驚きだ。
ネコチャンたちも、てんぷらがウマイということを知っているようだった。

限定水域のスキル38項目を完了

その後も、インストラクターさんにスキルを教えてもらいながら、次々とこなしていく。本日の限定水域でこなさないといけないスキルは38あるが、それを順番にすべて実行できたら実施試験に通った、ということになるらしい。
スキルは、イントラさんのやることを真似していくだけなので、初めてでもそんなに難しくはない。つまづいても2,3回繰り返せばできるようになることばかりだ。
マスククリアやハンドシグナル、耳抜きなどの基本から、マスクが水中で外れてしまった場合にも対応できるよう、水中でいちど外してまたはめ直したりといった少し手のかかるスキルもある。
体力もいるが、頑張って乗り越えよう。
あと、ここでも海洋試験(ほぼ単なるファンダイビング)を実施した。

ショップに戻って、学科試験

奥武島からショップへ戻ると、もうヘトヘト。

しかし、ここからがイチバンの難所、筆記試験だ。なんでかというと、もちろん、管理人は最後までテキストを読み切ってないからである!

しかも限定水域試験を終えて体力の限界にきているところで、の試験だ。

襲ってくる眠気と戦いながら、全50問をなんとか解答し終えた。

何点だったかは忘れたが、割と余裕で受かってたのでヨシとしとこう。

テキストを読んでおくのはとても重要だが、もともと理系だと案外、常識的な問題も多い。

コツでも何でもないが、万が一分からない問題があっても、4択なのでどれかは選んでおきたい。

器材の片付けと送迎

フラフラになりながら、器材の片づけを教わる。
海水にさらしたままにしておくと、器材が壊れたり錆びたりしてしまう。今後、自分の器材を持つことも考えると、しっかり学んでおきたいところだが、一刻も早くホテルに帰って眠りたい気持ちでいっぱいだった。

ホテルで休んでから夜ごはん

ちょっと寝たら回復したので、国際通りの近くの「我部祖河食堂」を訪れる。

ここは、そばが有名だ。疲れた身体にかつおだしの沖縄そばがしみる。

食べたあとは、しばらく国際通りをぶらぶら。那覇は11月でもまだ夏の余韻が残っていて、ぬるい空気のなか沖縄気分を楽しんだ。
そうや、そういや明日の朝も早いんやった。
明日の海洋試験は、ほぼファンダイビングと同じだそう。
今日と同じ場所で実施してもいいが、ボートで慶良間に行くこともできると言われた。せっかく沖縄に来たし、ふつうにダイビングを楽しむつもりで、慶良間ボートダイビングを申し込んでおいた。

3日目…慶良間で海洋試験

那覇から慶良間までは、ボートで約1時間。

11月で気温もまだ高く海況も悪くなかったので、船酔いなどもなく、無理なく現場に到着できた。

同じボートには、他のお客さんも乗ってきた。

海洋実習は、ごくふつうに、ファンダイビングをしている感じ。ほとんど試験って感じはしない。

キレイな海に、初めて自分で潜った瞬間。

珍しい。羽みたいなヒレが美しいホウボウが見られた。

こんな感じで、海洋試験を終了。2日目のほうが断然楽だった。

終了後は、合格ですよ!と言われ、晴れてウォープンウォーターダイバーとなった。

ショップへ戻ると、イントラさんから仮のCカードを渡された。本物のCカードは、イントラさんが申請をしてくれた後に、認定団体から郵送されてくる。

そして今日からダイバーとなった管理人は、ホテルへと戻った。夜は沖縄アメリカン名物、ステーキで優勝。

4日目…内地へ戻る

最終日はほぼ移動のみ。

飛行機に乗る日には、減圧症を避けるためダイビングはできない。ダイビングのために沖縄へ来るならば、最終日は潜れないのが常だ。

つまり、ダイビング前(往路)ならば当日飛行機に乗っても大丈夫だが、ダイビング後(復路)の当日には、飛行機に乗ることができないのだ。(潜ったあと飛行機に乗るには18時間以上空ける)

飛行機は午前便なので、観光する時間もない。空港でお土産を買うくらいかな。

結局、1日目と4日目はほぼ移動のみ。

けど、海洋試験自体がただのファンダイビングのようなもんだったので、ダイビング講習ツアーといえど「沖縄にダイビングをしにきたぞ!」という感覚は十分に味わうことができた。

ついでにこの4日間で、Cカードも取得できてるってわけ。ライセンス取得の旅は、ふつうに充実していた。

 

その後、ダイビング人生はどんな感じ…?

すぐにガンガン潜り始める人もいるようですが、管理人はライセンスをゲットしたところで、ひとまず満足してしまいました。それで1年近くダイビングをお休み。

けど、せっかく学んだことを忘れてしまいそうだったので、これではアカンと思い、また沖縄でアドバンスを取得するツアーを申し込みました。

アドバンスまで取ったらたいがいのポイントには行けるからいいのですが、ダイビングは何よりも安全が大事であるため、レスキューまで取ることにしました。

確かまだ25本目くらいでレスキューを取得したと思います。もう少しダイビングに慣れてからにしようかとも思いましたが、安全に関しては早めに学んでおくにこしたことはないですからね。…さすがにレスキュー講習はイチバンしんどかったけど。

そして自分で自由にダイビングの旅ができるようになってからは、気晴らしに沖縄へ行って、マンタを追いかけたり洞窟を探検したり、ウミガメと一緒に休んだりしています。

完全なるバディシステムだけで潜ったことはないですが、現地ではひとりで行ってもガイドさんを頼めば心強いです。

それに、沖縄にダイビングをしに来る人は、ひとり旅の人も多いんですよね。乗船ボートや民宿が同じだった場合、急に旅の仲間が増えて嬉しいこともあります。

内地に戻ってからも写真を交換したり、SNSでも友達になったりと、良いことずくめかもしれません。

 

沖縄でダイビングのライセンスを取得するための予約方法

沖縄でダイビングのライセンスを取得する方法は、2つあります。

●ライセンス取得ツアー(講習+航空券+宿込みのプラン)

●航空券と宿は自分で手配し、別でライセンスを取得できるショップに予約

沖縄でライセンスを取得するには、学科の自主学習が必要です。

今回、管理人はツアーの約1カ月に予約を完了しましたが、テキストなどの教材が送られてくる日数も考えると、けっこうギリギリだったんじゃないかと思います。

仕事や学校に通いながら勉強する人は、ライセンス取得には1カ月以上先の日程で予約したほうがいいかもしれませんね。

ライセンス取得ツアー(すべて込みプラン)

ダイビング講習+航空券+宿込みのプランです。

管理人は、今回このすべてがコミコミのツアーを予約しました。手配は楽でしたが、検索してもツアーの数自体が少ないのと、ホテルや講習を受けるダイビングショップの選択肢が非常に少ないことが難点でした。

けど、行きと帰りの飛行機の時間は滞在時間が短くなるものを選んだので、少し割安になったかな?

コミコミプランのツアーは、以下の国内格安旅行【ジェイトリップ】がいちばん充実しているかと思います。

●J-TRIP沖縄|PADIオープンウォーター取得ツアー>>

 

自分で手配

ダイビング講習・航空券・宿の全てを自分で手配、または航空券+宿込みのツアー・ダイビング講習を自分で手配する、というやり方があります。

旅行費は、時期や曜日、クーポンやタイムセールなどで値段が変わってくるため、探せば努力次第で安く行けそうです。

以下に、少しでも旅費を抑えるためのクーポンなどをまとめましたので、参考にしてください。

 

Cカード取得のダイビング講習は、以下から予約できるので参考にしてください。航空券などを自分で手配する場合は、講習にかかる日数に注意してくださいね。あと、最終日(飛行機で帰る日)にはダイビングはできませんので、最短で取得したい場合は、そのあたりもショップによく確認しましょう。

検索したなかでは8,888円~といちばん格安だったのが、日本最大級のレジャー・体験・遊びの予約サイト あそびゅー!に掲載されていた以下のショップたちでした。↓↓↓

●アソビュー!オープンウォーターCカード取得【沖縄】>>

●ライセンス講習などで使えるクーポンのまとめ

☑ 「じゃらん 遊び・体験」では、Pontaポイントがたまる・使える。お得なクーポンの配布もあります。
●じゃらん遊び・体験予約のお得なクーポンはコチラ>>

☑ その他、時期にってクーポンの配布がされるので要チェック。ポイントもたまります。

 

管理人が読んでめっちゃ参考になった本

スキルアップ寺子屋 読むだけでダイビングがうまくなる本

これは、本当にタイトルどおり

ダイビングは実践を重ねないと上手くならないと思いきや、机上の学習も大事なんだなと実感した本。むやみやたらに本数を重ねるよりも、これ一冊読んでからのダイビング1本のほうが意味があると思う。

特に、最初の難関である潜行や中性浮力を陸上で、しかも読んでいるだけで7割くらいは身についている感じだ。読みながら呼吸法などを実践すると、なるほどな、と思う。

また、ウェットスーツを着たままでのトイレはどうするかまで、内容は非常にフランクに書かれている。クスッとなる小話もたくさんあるので読んでいて飽きないのも魅力だ。

これはめっちゃタメになったし面白かったので、第2段の寺子屋neoまで購入してしまった。(最初はもちろん、無印から読んだほうが良い)

 

ひとりたび 1年生

もしかしたら、ダイビングのライセンス取得ツアーに参加した最初の本当のきっかけは、この本だったかもしれない。

これは、作者が体験したいくつかのひとり旅まとめてある本。エッセイ調の漫画で絵柄もかわいらしく、とても読みやすい。

作者はあまり運動が得意ではなさそうにもかかわらず(失礼)、無事にCカードをゲットしていたので、「自分にもできるかも。」と勇気を与えられた。

また、「ひとり旅で」ライセンスを取得しているというのもポイントが高い。自分とまったく同じ状況なので、ツアー後にも読み返すといろいろなことが共感できる。

ひとり旅をしてみたいけど、あんまり勇気が出ない、という人にもぜひ読んでいただきたい一冊。人生変わるかもしれない。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、良きダイビングライフを!

管理人:おき+かん

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