那覇で夜ごはん、迷ったらココで決まりのベストスリー
 
 こんなシチュエーションにオススメの記事です
 ・沖縄っぽさを感じたい
 ・初沖縄の人がいる
 ・旅行の初日
 ・沖縄料理を堪能したい
 ・唄や三線を聞きたい
 ・とにかくいい感じの店をしぼってほしい
 ・予算ひとり4,000円前後
 沖縄旅行の初日。
 今回、ホテルに夕食は付いていないから、夕食のお店を探さないと!
 けど、ガイドブックや無料観光情報誌にはいろいろありすぎて、結局どこの店が良いのか分からん!
    もう分からんし、いい感じの店をチョイスしてほしい!
   こんなシチュエーションになることが多い。
 そこで管理人は今回、これまでの経験から友人や先輩&後輩たちを連れていきウケが良かったところやリピートした店を洗い出し、3択にまでしぼった。
 急ぎで店を探している人、初回で外したくない人、とりあえず時間がない人は、このなかからピンときたものを選んだら、まずはスベらないかと思われる。
      特に、初めて沖縄に来た!沖縄っぽい雰囲気に触れたい!というメンバーがいる場合にオススメのお店3店です。
       『ぱいかじ』上之屋店
  『ぱいかじ』上之屋店の特徴
 ・赤瓦の沖縄風の建物で雰囲気バツグン
 ・三線と唄の生演奏が聴ける(リクエストもできる)
 ・ライブチャージ料無料
 ・店員さんは琉装(沖縄の着物)を着ている
 ・琉装の店員さんと一緒に写真を撮ってくれるサービスがある(無料)
 ・元祖沖縄料理や、沖縄料理をアレンジして食べやすくした料理がある
 ・
「ぐるなび」のクーポンを使うと、海ぶどう一皿orオリオンビール(小)をサービス
 ・人気店なので、大人数だと予約しておいたほうがいい
 ・駐車場が広いのでレンタカー可
 ・ゆいれーるおもろまち駅から徒歩10分
 ・予算ひとり4,000円前後
実際に行ってみたときの一部始終と感想をレポート
  「ぱいかじ」とは、南(ぱい)風(かじ)のこと。
 沖縄らしい赤瓦の外観、内装、料理、唄三線、スタッフの衣装が琉装と、沖縄らしさをすべてを網羅したような沖縄料理屋さん。
 最初は、地元の方に紹介してもらった。いかにも分かりやすく観光客が喜びそうなところだ。が、観光客向けの「ほら、こういうのが好きなんでしょ」的な間に合わせのチャチい造りではなく、なんか「しっかり沖縄」という感じ。竹富島に来て、大きな古民家の民宿に泊まっている気分。
  写真のとおり、雰囲気バツグン。沖縄古民家って感じ。それでいて広い。中庭もあり、外でお食事をいただくこともできる。
  この店を知ってからは、先輩&後輩、友人、別の友人と何回かリピートしている。みんな気に入ってくれたようで、別グループで旅行に来たときや、奥さんを連れてきたり、出張で会社の人とも訪れているそう。さらに東京にも店舗があるので、後輩はそちらにも行ったというから、めっちゃ気に入ってくれた様子がうかがえる。
  古民家民謡居酒屋やし、
けっこう割高な値段かと思いきや、別にそうでもない。チャージ料金があるわけでもない。
クーポンを使えば一品サービスもしてくれる。ちょっと良い居酒屋さんに来た値段を出せば、ワガママボディな後輩もお腹いっぱい、お酒も充分堪能できたようだ。
ここは、三線の唄者さんが席まで来て、リクエストを聞いてくれるパターンの民謡居酒屋。
 ステージでライブの時間が決まっているお店だと、ライブ中はけっこう大音量なので仲間と話せる感じではなくなるが、ここはサッと来て盛り上げてくれて、サッと次の席に移っていく。物足りない人もいるかもしれないが、仲間で話して盛り上がりたいときには、適度な時間といえる。別グループ向けの演奏も聴けるので、聴きたい人は聴くという感じ。
 リクエストは、BEGINの「オジ―自慢のオリオンビール」や「島人の宝」なんかをリクエストしておけば、みんな分かるし盛り上がる。
 初めての観光客からはそんなにリクエストされないかもしれないが、管理人のニッチなリクエスト「唐船ドーイ」も演奏してくれた。混んでいるときなんかは、ひとグループ1リクエストなので厳選してお願いしたい。隣の席のグループとも盛り上がれる感じ。
  幹事としては、とりあえずここに連れて来たら間違いない、という店を持っておきたい。ここはそんな店。(別に店のまわしものではない)
 最後に、紅型衣装のお姉さんが一緒に写真を撮ってくれる。
     『ちぬまん』牧志店
 
  『ちぬまん』(全7店舗)の特徴
 ・三線と唄の生演奏が聴ける店が本島に3店舗(国際通り牧志店、恩納村ムーンビーチ前別邸、恩納サンセットモール名嘉真店)
 ・元祖沖縄料理や、沖縄料理をアレンジして食べやすくした料理がある
 ・
「ホットペッパー」のクーポンを使うと、ドリンクをサービス
 ・国際通りには「安里店」(ライブ無し)と「牧志店」(ライブ有り)がある
 ・テーブルチャージ料が300~390円かかる(ライブがある店もない店もすべて)
 ・ライブの時間は決まっているので、確認してから行く
 ・予算ひとり3,000円前後(お手頃!)
公式HP:
【公式:沖縄料理ちぬまん】 ※本島にはライブがない店も含めると7店舗あるので、近場の店舗がいいかもしれない。(それぞれの場所は公式HP参照)    実際に行ってみたときの一部始終と感想をレポート
 「ちぬまん」とは、沖縄の言葉で「テングハギ」という魚のこと。ダイビングやシュノーケルでもよく見かける。デコに角みたいなものがついており、ひらぺったくて愛嬌のある魚である。
     
 最初に管理人が行ったのは、ひとり旅で。南大東島に行こうとしたが、フェリーが欠航、飛行機も満席で、急きょ那覇で宿をとったときのことだった。
 国際通りをぶらぶらしつつ、ひとりでもライブを聴きながらごはんが食べたいな~と思っていたところに、カウンターのある民謡居酒屋を発見。呼び込みのお兄さんにも誘われたので、入ってみることにした。
   
 牧志店は、ネオンがチカチカで少しパチンコ店を思わせる感じだが、遠くからでもめっちゃ分かりやすい。見た目どおり、入りやすくてお値段もお手頃なのがいい。ひととおりの沖縄料理がそろっているし、ポテトやからあげなど居酒屋定番メニューもあるので、沖縄料理以外が食べたくなっても安心。お寿司もある。
  ひとりでカウンターについたら、同じくカウンターに座っているお客さんと仲良くなり、話し込んだ。
 そのうちライブの時間になり、約45分間、みんなで歌ったりカチャーシーをして盛り上がった。
   
 店の入り口には、カラフルな沖縄の魚が売られている。写真に撮りたくなる。
  恩納村にある「ムーンビーチ前別邸」という他の店舗にも行ったことがある。赤瓦の建物が沖縄感があって良い。ライブが楽しめるし、無料送迎もあるので、運転手でも飲める。国際通りのお土産屋さんのような分かりやすい「ザ・観光客向け」という感じだが、そのとおりだ。けど、見た目どおりこちらもお手頃に料理とライブが楽しめるので、沖縄の初日や初めて沖縄に来た人なんかに良いのでは。
 立派な行ったことはないが「恩納サンセットモール名嘉真店」というところは、赤瓦が立派な大きなお店。雰囲気が良さそうだ。
   
   首里金城町石畳道『首里殿内』(すいどぅんち)
 
 『首里殿内』の特徴
 ・高級感がある赤瓦の沖縄風の建物で、気品のある雰囲気
 ・品があるので、接待などにも使えそう
 ・店員さんは沖縄っぽい作業着を着ている
 ・元祖沖縄料理が多い、伝統的な料理
 ・人気店なので、大人数だと予約しておいたほうがいい
 ・駐車場は店の前に6台、向かいにも少し広めの駐車場、計20台置ける
 ・ゆいれーる首里駅から徒歩10分
 ・ランチもあり、1,000円くらいでいただける
 ・予算ひとり4,500円前後
 公式HP:
【公式:首里殿内】 ※本島に4店舗あるので、近場の店舗でもいいかもしれない。管理人は首里城に近く雰囲気抜群の「首里殿内」が推し。実際に行ってみたときの一部始終と感想をレポート
 
 まず感じるのは、品格のある建物と雰囲気。チカチカした看板などはなく、伝統のある琉球王朝を感じたい人向け。手がかかってそうなお庭も高級感があるので、沖縄で接待するときにも使えそう。
 お店は首里城につながる金城石畳道の入り口すぐのところにあり、伝統的で品のある場所(京都でいえば祇園や先斗町のような存在)なので、知らないとすごく高そうな料亭、もしくは高級旅館にも見える。
 
 
公式サイトより引用
   
 しかし実際は、大事な人を案内するときなどちょっと良いとこ、と考えている場合にとても使い勝手が良い。ライブはないが、ゆっくり雰囲気が味わえる。
 お昼もやっており、手ごろな値段で雰囲気が楽しめる。お昼のレポートはこちら【首里城】から。
 最後に
 沖縄の初日は、お昼にソーキそばを食べたくらいで、まだ沖縄料理を堪能していないころだろう。
 そんなときに、この3択を使えば、幹事として間違いないかと思う。
  (完)