【おきなわマラソン③】号砲!沖縄で初めてのフルマラソンにチャレンジした旅ランブログ~42.195kmの物語~(大会当日・前半の章)

▼前の記事はこちら
(大会前日の章)
\\箱根駅伝で話題!ピンクの厚底シューズ //
NIKE ZOOMX VAPORFLY NEXT%

ついに当日の朝をむかえる

昨日は夜ギリギリまでいろいろ動きまわっていたためか、ぐっすり寝ることができた。

朝6:30、メンバー6名で朝食会場へ向かう。これが今日の42.195kmを支えるエネルギー源となる!ある意味、もう試合は始まっている!しっかりと炭水化物を取ろう。

ホテルの朝食バイキングは楽しみのひとつだが、今日は実用的に利用させてもらう。バイキングだと、自分で体調に合わせた食事内容がカスタマイズできるので重宝する。

といっても、今見ると初心者のお食事やなぁ。

本来なら大会当日は炭水化物に集中し、なるべく野菜や肉なども控えたほうがいいのだが、そのとき沖縄旅行気分も味わいたかったのだろう、チャンプルーと野菜の盛り合わせにヨーグルトまで(笑)。

ロビーでは、既に会場へと向かう準備をしている人たちがいた。

7:10、沖縄中部に日が昇った。気持ちが高ぶってきたぞ。

ゼッケンを装着し、いざ会場へ向かう!

ホテル専用のシャトルバスで会場入り

会場に向かうべく、ホテルを出る。68体のシーサーが並ぶグランメールリゾートの玄関。圧巻。

シーサーたちよ、我らを守ってくれ!
当日は、シャトルバスが会場まで運んでくれる。(※グランメールでは、例年シャトルバスが出ているだが、公式な発表は1月くらいとのことなので要確認。【こちらの記事(会場までのアクセス比較)も参照】
8:10、お迎えが来たようだ。無事、逝ってきます(^^)/。特に順番待ちなく、バスに乗り込む。

ホテルからシャトルバスで約10分、大会スタート地点の総合運動公園に到着。近い。

8:30。強そうな人たちがいっぱいいる。オラ、ワクワクすっぞ!

ホテルが近いので、預ける荷物はなし。走るときには、いちおう現金3000円くらい、交通カード(チャージしておく)、保険証を持ちながらがいいだろう。

このとき気温は約16.5℃。半袖で充分。あちこちで準備運動を行う人々。

徒歩でふつうに現れたスパイダーマン。おきなわマラソンのために駆けつけてくれたようだ。

気合を入れて、全員完走や!(6名いるが、1名は経験者のため別のスタートラインについている)

時間が経つにつれ、みんなそれぞれ決められた自分のスタート位置についていく。

一緒に走ろうとかいう約束は特にせず。みんな自分のペースで走ることに。

みんな、ゴールで会おうぜ!お互いの健闘を祈る!

\\箱根駅伝で話題!ピンクの厚底シューズ //

9:00、フルマラソンスタート!

会場がランナーで埋め尽くされた。フルマラソン初出場で番号順に並んだら、体育館が正面にくるあたりの道に整列となった。

てか、この場所ってどこ?!スタートゲートが全く見えん!本物のスタート地点に行くまでどれくらいかかるんやろ。

 

そしてついに9:00、スタートの号砲が鳴り、花火が打ちあがる。約17,000人の42.195kmが始まった。

…といっても、先頭集団ではないため、一斉にスタート!という感じはなく、ぞろぞろと歩き出した感じ。

そして10分くらい経過し、ようやくスタート地点に近づいてきた。

いろいろな人たちが、スタートを祝ってくれている。

9:10ごろ、ようやくスタートゲートをくぐった。

行ってきます!長い長い旅に出てきます!必ずココに戻ってくるからな!

ゲートをくぐると、すぐに左折する。ランナー同士、ぶつからないよう注意。

2、3km走ると混雑が終わり、だんだんと自分のペースで走れるようになってきた。すると、すぐに異変に気づいた。
…お手洗いに行っておくのを忘れた!!
アホ。ほんまにアホ。アホとしか言いようがない。会場で行くのを忘れたとかではなく(最初から会場では行く気はなかった)、ホテルから出発する際に行くのを忘れたのである。
何のために会場近くのホテルをおさえてん…。この初歩的なミスが、のちに大きな差を生み出してしまうのである!
まあ、走ってて行けるときに行くしかしゃあないよな…。

沖縄らしい道を気持ちよく走る

植込みのヤシの木が沖縄らしい。
まだ5km手前といったところか。平坦な道が続く。昨日下見で予習したとおり。
このときは、まだまだメンバー5名、並走して走っていた。ときおり雑談しながら走る余裕も見せる。
ちょっとここで、初フルマラソンの人へ!知っておくといいこと!
管理人は初めてのとき知らなかったが、フルマラソンにはプロのカメラマンが沿道に構えている。いろんなランナーをまんべんなくたくさん撮り、後で販売してくれるのだ。
カメラマンが見えたら、とりあえずカメラに向かってポーズをとっておけ!
こっちがポーズを取ると、カメラマンもいっぱいシャッターを切ってくれる。
ちなみに販売用プロカメラマンの見分けはすぐにつく。たすき掛けや看板に「撮影中」など書かれている。42.195kmのうちチャンスは何回もあるから、イケてる写真を撮ってもらおうぜ。
詳しい案内は、前日の受付にもらえるチラシの中に入っているはずだ。参考に、前回の写真撮影の内容は【オールスポーツコミュニティ:第27回おきなわマラソン】を参照。
自分の走っている写真は記念になるし、プロだけあってキレイに撮ってくれている。ゼッケン検索で、20枚ほど撮ってもらえていた。
地元のエイサー団体か、チョンダラーの一団が流れていった。
そして、5km地点、最初の給水ポイントがあった。
フルマラソン初めての管理人にとって、「給水」というのはなんだか憧れのパフォーマンス。
初めての給水をしたい!が、給水に近づこうとしても人の波が押し寄せ、うまく近づけない。ついに弾き飛ばされて給水できなかったうえ、みんなともはぐれてしまった。
もう、ひとりで頑張るしかない。そして、お手洗いも探さないと。気にし始めると、急に行きたくなるんやなー。
ゆるキャラが、「唐船ドーイ」の曲にのって応援してくれていた。沿道にも人がずっと立って「がんばれー!」と、声援をとばしてくれる。少し元気が出る。
具志堅用高が「あと、ちょっちゅね~!」と煽ってくる。このあとも、ちょいちょい出てきた。
このあたりで、一般の施設(教会?)がご好意でランナーにお手洗いを開放していたので、使わせていただいた。
施設には他のランナーもたくさんいて、15分ほどロスタイム。しかし、コースの最初のほうはあまりお手洗いが見当たらなかったため、とてもありがたかった。

恐怖のチーズ転がし坂

10km地点。例の「やべぇ坂」が見えてきた。ランナーで埋めつくされている。えぐい。
みんな次々と、自ら苦行の坂に突入していく。もう、意味が分からない。すごいな、フルマラソンってのは。
坂を登る途中、ピカチュウがいた。こんなかぶりもので走るなんてすごい猛者だ。他にもコスプレやかぶりものの人がたくさんいたが、完走前提で走っているからみんなすごい。
坂も佳境だ。遠くで見るとめっちゃ急に見えたが、実際登ってみると、まあなんとなくいける。しんどいはしんどいけど。
やっと勝連城跡だ。マラソン大会中に世界遺産をチラ見できる。必見。走っていると、右手に見える。

沿道の応援が続き、海が見えてくる

中学校の生徒さんたちもみんな応援してくれていた。ハイタッチが続く。
14km前後、伊計島・浜比嘉島への看板が見えた。海中道路のあるあたりか。
OTVの男性アナもナイスラン!
これは昨日の下見で見たファミマ。やっと15km地点。
あ!もしかして、あの看板は…
もしかせんでも、具志堅用高!「後、たった27キロ」と煽ってくる。
沖縄らしく、海を見ながらランニング。気持ちがいい。

やっと中間地点。給水と給食をくりかえす

18kmくらい。片道一車線で、急に混み合うところがある。急な追い越しは危険。
このへんから次第にしんどくなってくる。足が痛くなりだし、管理人は何もないところでコケそうになった。
暑いので、給水大事!スポーツドリンク系の給水地点では、道路がネッチャネチャになってて、ネズミ捕りのようだ。みんなの靴が道路にひっつく音がすごい。
給食でいちばん嬉しかったのが、沿道の人が差し伸べてくれる「チューペット」!水分とエネルギーと冷却と、すべてを兼ねそなえたスペシャル給食!
沿道のみなさんが、サーターアンダギーやミカン、そうめん、オリオンビールに泡盛までいろいろ差し伸べてくれた。
ほんまにありがとう!
そしてむかえる中間地点、11:30。気温は約19℃。
ここで、はぐれたメンバー1名との再会を喜ぶ。
しばらく並走していたが、まだ体力はあったので、メンバーを置き去りにして先に進んだ。(非情)
\\箱根駅伝で話題!ピンクの厚底シューズ //
管理人:おき+かん

旅行記|読み物&情報源ブログ|沖縄旅行|旅とマラソン大会のために働いているような人|薬剤師|RESCURE DIVER|仮装ランナー|旅ラン|フルマラソン|進撃の巨人|インスタ勢|いつか沖縄で薬剤師の短期バイトやってみたい。管薬経験有り。

Share
Published by
管理人:おき+かん