ジャッキーステーキハウスは、国際通りから歩いていけないこともない。県庁前からだと徒歩十数分。ゆいレールは旭橋駅が最寄り。
【ジャッキーステーキハウス:公式HP】は、沖縄のステーキ文化を代表する60年の伝統ある老舗だ。
当時、アメリカのレストランの基準を満たしたお店だけが掲示できる「Aサイン」。これが見られるお店って文化的に貴重なんじゃなかろうか。
店内の装飾は、沖縄に「アメリカ世」が確実にあった時代を感じさせる。
ジャッキーの人気は、令和になっても衰えない。ずっと今のまま続いてほしい。
看板がレトロで趣深い。注目すべきは「MISO SIRU」だろうか。
さて、まず最初に出てのは白い謎のスープ。具もあまり入っていないのだが、なぜかうまい。最後まで何味かわからなかった。
そして、我々が注文した「テンダーロインステーキ(L)」がきたようだ。6名全員「L一択やろ。」というノリで注文。他に選択肢は与えられていない。
ふだんでも美味しいのだろうが、フルマラソン後に食べるステーキはテロ的にうまい!
頑張った甲斐があったもんだ!こんなに美味しいお肉は食べたことがない。Lはちょっと大きいやろと思っていたが、全員ペロッと完食。完走に完食、完璧を求めたい。
ちなみに運転してホテルへ帰らないといけないため、まだビールは解禁されていない。我々は運転者を裏切らない。
20:00、メンバーのひとりが解散。車を那覇空港に付け、別れを惜しむ。足を引きずりながら帰っていく姿が哀愁を漂わせていた。
車内では、残されたメンバーも足が痛すぎて、どんな会話も最終的に「足が痛い」という内容に落ち着く。
そこで、当時、国際通りで関西代表「ダイコクドラッグ」がオープンしたばかりなのを思い出し、ジャンケンで負けた者がシップを買いに走らされることになった。
無事、後輩がシップを買いに走ることに。
国際通りは渋滞するため、車を停めるスペースなどない。後輩は渋滞中に足を引きずりながらダッシュ(?)し、シップをゲットするなり戻ってきた。車が少し進んだ先で無事後輩を回収。ミッションご苦労。
21:00、何回往復したか分からない沖縄自動車道を通り、無事ホテルに到着。いつもこの圧巻のシーサーたちが出迎えてくれる。
おきなわマラソンの余韻にひたる。ホテルの掲示板もにぎやかだ。我々も「全員完走」という結果を書き残してきた。
そしておまちかね、オリオンビール!
マラソン完走あっり乾杯!
良い子(管理人はビール苦手)はチューハイであっり乾杯!
これでゆっくりできると、みんなまたそれぞれの42.195kmを語りあった。そしてテンダーロインステーキLだけでは足りなかった後輩は、ダイソンかと思うくらいの吸い込みで、カップ焼きそばを5口で完食していた。
ホテルには、おきなわマラソンのマッサージ特別メニューがあった。
「完走者はお部屋までの出張サービス料300円が無料」とのことで、足が痛すぎる我々メンバー5名は、全員申し込んだ。少し待つとマッサージのお兄さんが来てくれた。
マッサージを受ける人以外は、同じ部屋で飲みながら待つ。結果、マッサージのお兄さんは、20分×5名の計1時間40分を我々と過ごすハメになった。
最後、なじみすぎて旅ランメンバーかと思った。ちょうど6人になるしな。