お腹がいっぱいになったら、いよいよ最後の宿「ポランのひろば」へと車を走らせる。
ナビに従って順調に進んでいくと、いきなり坂を下るルートを行けと指示される。この坂道は、下りていく途中で草ぼうぼう、「これで合っているのか?!」と思うような少し不安な坂道だが、不安になったらその道こそが合っているので安心していい。
坂を下りるとひらけた場所がある。そこに「ポランのひろば」があった!崖の下にめっちゃ隠れていた!
こんなかわいいペンションなのだ!ログハウスみたい!
真ん中の三角屋根が食堂やテラスなど共有部分。左の建物が宿泊部屋だ。1日3組限定で、まさに隠れ家って感じ!朝食付き、1泊2名で12,000円だった。(※2018年当時)
さて、宿の前の駐車場に車を停める。レンタカーはふだん使ってる車と違うため、いろいろ気を配らないといけない。
最近の車はなんでもかんでも自動でON、OFFが切りかわるが、レンタカーはまだまだ手動のものが多い!特に夜はヘッドライトや車内灯のつけっぱなしに注意!バッテリーがあがってしまうぞ!消し忘れがないかしっかりチェックしたあと、車を離れた。
三角屋根の隣が、宿泊者専用の棟だ。玄関はこんな感じ。
内装は手作り風のかわいい宿。近代的なシャレオツというより「ほっこりとしたかわいい」が好きな人はたまらないかも。お値段もリーズナブルなので、ひとりでも泊まりやすい。宿のオバチャンも優しいし、つかず離れずの距離感を保ってくれる。高原のおばあちゃん家に泊まりにきたような感覚だ。
廊下には冷蔵庫もあり、宿泊者の共有スペースになっている。浴室、お手洗いは共用。といっても3組までなので、そんなに不便はなさそう。
お部屋は手作り風、メルヘンチックでかわいい。
ベッドの枕元にはウェルカムドリンクが用意されていた。湯沸かしポットもあるので、晴れた日にはテラスでコーヒーや紅茶でいっぷくすると気持ちよさそう。
テレビはないのだが、ゆっくりと沖縄の夜を楽しむには逆に必要ないだろう。音楽プレーヤーが用意されているので、ゆっくりと沖縄の曲を聴くと雰囲気が出る。
沖縄の曲については↓こちらの記事を参照。
専用のタオルもあった。
さて、明日の予定としては帰るだけなのだが、ここの宿は朝食が素晴らしいと評判。それを楽しみにして最後の夜を過ごす。
おはよう。この宿は神の島「久高島」の正面にあり、島から登る朝日を拝める最高の立地。
しかし、残念ながら今日も雨降り。沖縄の冬は、シトシト雨の日が多い。
少しだけの晴れ間にパチリ。久高島がめっちゃうっすらと見えた。
我々の部屋の鍵。
宿を少し探検してみる。
三角屋根の棟には、広いテラスがあった。
目の前がひらけていて、海も見えるので気持ちがいい。
山が近いので、南国っぽい鳥の声が聞こえてくる。
「ポランのひろば」とは、宮沢賢治の短編小説のタイトルなんやって。
宿泊した部屋専用のテラス。3部屋ともそれぞれにテラスがついている。
7:30。次の記事で紹介するのだが、このときレンタカーに関する非常に難儀なトラブルが起こっていた。
朝食が素晴らしいと評判の宿なのでワクワクしていたのだけれども…。せっかくの朝食だが、重い足取りで三角屋根のダイニングへ向かう(ノД`)・゜・。
あらら?かわいいドアじゃないですか!
トラブルもなんのその、一気にテンションが上がった!
レンタカーのトラブルの件は、宿のオバチャンも相談にのってくれた。オバチャンの多大なご協力があり、トラブルに関しては希望がもてたので少し落ち着いた。今できることはやったので、とりあえず朝食を食べましょう、と気持ちを切り替えようとしてくれる。やることはやった。今はオバチャンが一生懸命作ってくれた朝食を味わって食べよう。
めっちゃ豪華やん!すっごいオシャレ!
飲み物だけでオレンジ、牛乳、紅茶の3種類もある。
やっとテンション上がってきたぞ。
沖縄料理もオシャレに盛り付けられていて、味も見た目も大満足。
朝食は、周りの方の助けのおかげで心に余裕ができてきたため、雑念にあまり邪魔されることなくちゃんと美味しくいただくことができた(トラブル中でなかったらもっと美味しいのだろうけど)。
改めて内装を眺めるとかわいい小物がいっぱい。
次は、「レンタカーのトラブル」の真相にせまる!原因はバッテリー上がりなのだが、どうやって切り抜けたのか、こうご期待!