【冬の沖縄本島⑤】漁港で釣り&定番の斎場御嶽、地元の方と話してみよう!(出会った人たちの章)

 

今回最大の教訓

なるべく地元の人と話してみよう!旅が何倍も楽しくなること間違いなし!
 
今回は、いろいろなおじさんが登場するので必見!

漁港で釣りをしてると地元の人にめっちゃ話しかけられた

釣り開始

我々は「EMウェルネスホテルコスタビスタ沖縄」をチェックアウトすると、11:00をまわっていた。ランチをするには少し早い。

そこでノープランな我々は、まだ坊主であるため再び釣りにチャレンジすることにした。中部~南部のどこか忘れてしまったが、よくありそうな漁港で第一釣人を発見したため、ここは釣れると思い車を停めた。

さっそく釣り糸を垂れてみる。

…釣れない。全く釣れない。魚はそこそこ見えるのだが。全くの初心者である我々は、竹富島でのビギナーズラック(今後記事を書く予定)を忘れられないのだ。

何なん??エサが悪いのか?? 雨もやまないし、心折れた…。寒いし、ツレの風邪が悪化でもしたら大変だ。

救世主?小魚おじさん現る

と、そこにおじさんが近づき話しかけてくる

「どっから来たのー」「ここはもう釣れないサー」

そして手際の悪い我々に、釣りの基本を教えてくれる。

釣り竿の糸すらまともにつけられていなかったため、そこから教えてくれた。もしや救世主か?!

再びチャレンジ!

だが、おじさんの好意もむなしく釣れる気配のない我ら。

おじさんは、本土からわざわざ釣り道具持ってきたのに釣れない、かわいそうな我ら(釣れたらラッキーくらいの気持ちで来たので全然落ち込んではいない)をみかねて「魚をあげようねー」と、これをくれた。

すごい、これはおじさんが釣ったものだという。けど、うちらまだ1泊あるし持って帰るには難しいかも。。。おじさんはそのまま置いて立ち去ったため、とにかくこれを受け取った。

たぶんいろいろめっちゃ気を使わせてしまったんだと思う。我らが釣れないばっかりに…。なんかごめん。そしてありがとう。

折り紙おじさん現る

さて片づけて帰ろうかと思ったとき、また別のおじさんが現れた。

「ここはもう釣れないサー」「これをあげようねー」

と、これをくれた。

なんか知らんうちに見事な細工の折り鶴までゲット。

どうやって折ったんだろうか。皆目見当がつかない。おじさんは、隙あらばいろんな人に折り鶴を配っているという。

地元の方々の温かさに触れた我々は、釣りはこれまでとあきらめ、満足気にこの場をあとにした。 沖縄旅行のポイントは、このように観光客が来ないところにもあえて訪れてみることだと思う。地元の方も珍しがってか、いろいろかまってくれることが多い。そこでしか聞けない、生きた話を聞ける。

地元の方との交流は、旅の満足感を大幅にアップしてくれる。初対面なのに、なんでこんなことまでしてくれるんだろうってことも多い。その心がうれしいです。

 

マジでカレーが食べたい

お昼をまわりお腹が空いた我々は、カレーが食べたくなった。旅で沖縄料理ばかり食べていると、絶対にカレーをはさみたくなる。よし、最初に見つけたカレー屋さんに入るぞ。

最初に見つけたカレー屋さん「カマル」は、港のすぐ近く。

内装からは、前世は居酒屋だったであろうことがうかがえるが、インド系の本格的なカレー屋さんだ。

メニューはこんな感じ。

注文を終えると、ノープランな我々はカレーがくるまで次の目的地をディスカッションする。
うーん。次の宿は南部か~、ツレは斎場御嶽は初めてだったな、よし、決めた。斎場御嶽で神秘にふれよう。

さあ、おまちかねのカレーがきたぞ。インド系カレー屋さん「カマル」、ナンは安定のでかさ。カレーも本格的。沖縄料理が続き単調であった我らの舌が求めていたパンチだ。

ランチはサラダにドリンクもセットで950円。めっちゃお腹いっぱい。インド料理店「カマル」について詳しくはこちら

 

沖縄最大の霊場「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」へ

さて、斎場御嶽に着いた。数年前まですぐとなりに駐車場があったのだが、2018年現在は「南城市地域物産館」周辺の駐車場に停め、そこでチケット(大人300円)を購入し、入口まで7~10分歩くシステムとなっている。

夏と冬では入場できる時間が異なるので注意が必要。今回季節は冬、チケット販売は16:45まで、最終入館は17:00。所要時間は、サクッと見るだけなら往復30分くらい(駐車場までの移動時間除く)。詳細は斎場御嶽HP参照。

御嶽は神聖な場所であるためおふざけはしない。粛々と進み、いちばん奥の三庫理(さんぐーい)を目指す。

途中、沖縄戦で艦砲射撃を受けてできた「砲弾池」という小さな小さな池がある。

戦跡にふれると何とも言えない気持ちになり胸がつまる。

いくつかの拝所をめぐり、うっそうとしたジャングル道をどんどん進むと、最後に三角がある。
どんな三角かというと、

こんなすごい三角だ。
思ったよりも三角でしょう?このような直角三角形がすごいスケールで存在するのだ。

これが三庫理(さんぐーい)で、自然にできたものというから驚きだ。こんな人工的な直線、昔の人が神の仕業と考えたのもうなずける。

三角を通りぬけると神の島、久高島を臨む。

ここでは、思わず手を合わせたくなるような、神聖な空気をバンバン感じる(ような気がする)。隅のほうにブロックみたいなのが置いてあるが、これは拝所なので乗ったり移動させたりは禁物だ。

崖からしたたる水滴が、ど真ん中に落ちるよう配置された聖なる壺がある。

冬なので人が少ないのもあるが、みんな騒いだりはしゃいだりせず、聖地に敬意を払って訪れている感じがした。

 

ブルシにて、柑橘系おじさん現る

さて、自由な我々は斎場御嶽を出たところに店を構える「ブルシ」に吸い込まれていった。沖縄に来たら、「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のアイスクリームで有名な「ブルーシール」を忘れてはならない。

毎回、すごく悩むのだが、最終的に芋系のアイスクリームを選んでしまう。紅芋かウベだ。芋系のアイスは、「美味しい」と「沖縄ならでは」を両方叶えてくれるのが良いところ。

しかし今回はエイヤッと景気づけにパターンを変え、チョコミントを注文した。

店内でブルシを食していると、またもや突然、お店のおじさんに声をかけられ、

柑橘系の、何かみかん的なものを2個もらった。何の前触れもなく。
まったく。今日はなんという日だ。まったく。ありがたくいただく。

記念に、ブルーシールと柑橘類。

すぐ近くの知念岬にも寄った。駐車場のすぐ近く。

もらった記念に、パチリ。今回は雨で残念だったが、天気が良かったら眺めが良いのでぜひ。

 

【冬の沖縄本島⑥】(ネコチャンの章)へ続く。

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ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

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