こんな人にオススメの記事です!
◦沖縄のシュノーケルや体験ダイビングで、どんな生き物が見られるか・どんな確率で見られるかを知りたい。
◦個性あふれるお魚の画像を見て癒されたい。
シュノーケルをするとき、単にいろいろなお魚を見られれば満足というときもあれば、ウミガメやサンゴの群生など、見たい生き物が決まっているときもあります。
シュノーケルツアーでは、場面の流れにまかせるまま、そのとき見られる生き物を気ままにウォッチング。
そうしていたら、いろいろなお魚の画像がコレクションできたので、今回は肩の力をぬいてただただお魚さんたちを見て癒される記事を書きたいと思いました。
そして、何度も海に出て分かったのは、出現率の高い魚もいれば、ほとんど見られないレアもののお魚もいるのは確かだということ。
そんなお魚さんたちを、適度にツッコミ(野次)を入れながら紹介していくよ!
「シュノーケルでは、どんなお魚が見られるの?」「珍しい魚を見てみたい!」「ウミガメが見たい!」
この記事では、沖縄への渡航歴50回以上、そのほとんどでマリンアクティビティを体験してきた管理人が、「シュノーケル・体験ダイビングだけ」で見られた生き物の種類とその出現頻度を紹介します。
そのため、基本、ダイビングの免許が必要なファンダイビングで見られた生き物は除いて紹介しています。
生き物なので絶対に見られるとは限らないし、確率といっても毎回違うポイントで潜っているので、この記事で紹介する出現率は、正確な数字というわけではありません。
でも、見つけやすい魚もいれば、ほとんど現れないような、見られたらラッキーというレアものがいるのは確かです。
それでは、シュノーケルで見られるお魚たちを、感覚的にどれくらいの頻度で見られるか・どうしたら見られるか、画像と共に紹介していきますね!
「今回はどんな生き物に会えるのかな~?大物なんていたらもう最ッ高なんだけどな~!!」
ある程度お魚の種類を知っていると、シュノーケルに出発するときは、毎回こんな気持ちでのぞめますね!
ちなみに今回紹介するお魚の出現率は、ポイントを指定しないごく通常のシュノーケルツアーや体験ダイビングに参加した場合を想定しています。ほぼ水面~せいぜい水深5m程度のところで見られるお魚たちです。
お魚出現率は、上から下にスクロールしていくにつれ、レア度がアップしていきます!
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トゲチョウチョウウオ。グーで握って手の中にエサがあるフリをしただけで、こんなに近くに寄ってきた。人懐っこい。
トゲチョウチョウウオは、チョウチョウウオの中ではいちばんよく見かける種類だが、なかなかハイセンスでオシャレな模様だといつも思う。どうやってその造形を採用したのだろうか、海の中でそのデザインは大事だったのだろうか。黄色と黒のバランスがオシャレ。縞模様もキマッってる!
みなさんご存じ、ニモことカクレクマノミ。お気に入りのイソギンチャクから離れようとしないので見られる場所は限られているが、ツアーではガイドさんが必ずと言っていいほど案内してくれるだろう。
なんとなくAmazonを連想させる色合いで、海の中でもよく目立つ。
こちらは、ハマクマノミ。パッと見オッサンのようなゴツイ顔をしているが、よく見てもオッサンのような顔をしている。色もドギツイ蛍光色のオレンジだ。攻撃性があり、手を近づけると噛みついてくることがある。と言っても見た目どおり攻撃力は低いが、やっぱり痛いことは痛いので注意。
よく聞く「アオブダイ」とは少し違って、沖縄でよく見かけるこちらのブダイ類は、食用にもなる。その固いくちばしで、サンゴをガリガリ食べていることが多い。近づくと糞をしながら逃げていくお行儀の悪いヤツ。セミのオシッコと同じで、去り際にそういう攻撃をしてくるタイプ。奇行種か!
【進撃の巨人より】
こちらはスタイリッシュな(?)模様のムラサメモンガラ。模様はともかく、顔と身体のバランスが悪すぎる。車力の巨人を連想させる。
イヤイヤイヤ、近い近い近い!!そのアピールいらんて!!
こいつらはカメラを構えただけで、好奇心なのか本当に近くに寄ってくるときがある。全魚種のなかで、なにかといちばん近づいてくるかもしれない。おちょぼ口なので危険ではないが、指を出すと噛まれやすいので注意。
シュッとした形をしているコバンアジ。砂浜のビーチで、波打ち際などの陸に近い場所で見かけることが多い。
派手ではないが、洗練されたスタイリッシュな体型がお見事。数匹の群れで泳いでいて、かわいい。
阪神タイガースのような模様のツノダシ。ツノが出ているからツノダシ。「角田氏」と自動変換されてくるツノダシ。意外と目がヘンな位置についていて、よく見るとあまりかわいくない顔をしているのが玉にキズ。
割とでかい。でかいくせに、よく波打ち際近くまでくることがあるこのお魚は、アイゴ。シュノーケルをしていると、どこからともなくサーッと現れてはサーッと消えていく。マース煮(塩煮)にするとおいしい。
3本の黒線で、お気に入りのサンゴに住み着いているのがミスジリュウキュウスズメダイ。
漢字で書くと「三筋琉球雀鯛」というところか。こう書くと、なんか筋肉ムキムキで強そうな名前だ。
水中で、なんか長いのが浮いてたり沈んだりしていたら、それはヤガラというやつです。同じ位置でホバリングしていることが多い。
けっこう長いので、その形状のせいか、ふと近くにいるのに気づくとちょっとビビる。上の画像で1mくらいはあるか。黄色や青のヤガラもいる。別名トランペットフィッシュ。
割と高い確率で現れるのが、ウミヘビ。海の底でウネウネしていることが多い。ウミヘビの分類を正確に言うと、爬虫類の種類もいれば、アナゴに近い魚類のものもいる。
爬虫類系のウミヘビは、たいがい猛毒を持っている。しかし、おちょぼ口のため人間には噛みつけない(指先など細い部位は注意)。
こちらから余計なことをしなければ、向こうから逃げていくので怖くはない。
意外に、陸上に上がってくることもよくある。砂浜のビーチでヘビがいたら、それはウミヘビかも。
こちらはチョウハン。ペアで気持ちよさそうに泳いでいることが多い、見た目優雅な魚だ。小さめの尾びれをピヨピヨッと動かして泳ぐ姿がかわいい。目の周りの黒い模様から、アライグマとも呼ばれる。
これはスミツキトノサマダイ。模様が水色のお墨付き。殿様のお墨付きって意味なのか、格の高そうなお魚だ。
ハリセンボンなどフグの種類も多く見かける。画像はサザナミフグ。
フグ類は背びれをヨットの帆のように左右に動かして泳ぐ姿が、なんとも不器用でかわいい。
こちらはモンガラカワハギ。どうしてそんな模様になったのか!そのド派手な見た目から、ダイバーの間でも人気の魚。
近づくとすぐ逃げていく臆病者。
コイツはやべえ!いかついオッサンのような顔のゴマモンガラ。
見た目どおり、凶悪な奴だ。見かけたら近づかず、そっと離れるべし!ムラサメモンガラやモンガラカワハギと同じモンガラの仲間といっても、コイツだけは特別扱いしたい。
もし近づこうもんなら、巨人と戦うくらいの覚悟が必要。上の画像で、50cm級の大物だ。歯が鋭く、噛まれたらひとたまりもないだろう。積極的に襲ってくることはないが、縄張りに近づくと何されるか分からないので、近づかないことが大事。
【進撃の巨人】より
画像はハナミノカサゴ。ド派手で優雅、上品な見た目をしているが、その背びれには猛毒があるので絶対に触ってはいけない。別名ライオンフィッシュ。
動きも優雅でゆっくりとしているが、毒のある自分が強いと知ってか知らずか、たまに「フンワ~」と近寄ってくることがある。背びれが長い分、リーチも長いので割とビビる。おちょくられているのかもしれないとも思う。
シマハギ自体はそんなに珍しくないモブのような存在だが、ここまで大群になって現れると圧巻。魚の壁に囲まれて、通り過ぎていくのをずっと眺めていた。
シュノーケルで見られる生き物としては、大物のウツボ。岩にもぐりこんでいることが多いのでなかなか全体像はみられないが、海の悪の王者感がある。
手下のホンソメワケベラ(右の小さくて少し長いやつ)が積極的にクリーニングをし、ウツボのゴキゲンを取っている。(その代わり守ってもらっている=共生)
しましま模様の凶悪なウツボもいた。これはゼブラウツボというらしい。海の底にいるこのような細長い生き物は、得体のしれない恐怖を感じる。
サメが見られたら、とてもラッキー!シュノーケルでこんな大物が見られるなんて、それだけで沖縄に来た甲斐がある。水族館ではなく、ホンモノですよ!大興奮ですよね!
上の画像は、1m級のサメ。サメと言っても、何mもある危険なサメは見たことがない。見られるサメといったら、大きくても1m級のおとなしいサメばかりだ。お腹にコバンザメをくっつけて泳いでいることも多い。
上の画像のサメが見られたのは、座間味島の古座間味ビーチの近く、突然のスコールが降ってきた直後の出来事。必死で追いかけながら写真を撮った。大興奮で、生き急いでしまった!
これは岩陰を泳ぐホワイトチップシャーク。背びれと尾びれに白いチョンがあるため、ホワイトチップとすぐに分かる。これも1m程度。
見られたときは、ガイドさんと興奮しながら夢中で写真を撮っていた。
「うぉおおおおおおお!!」
特定のサンゴに住み着いているので、見られる場所は限られているが、逆に場所さえ知っていればいつでも見られる。ガイドさんにお願いすれば見せてもらえるかも。
近づくとサンゴの隙間にいっせいに隠れる。少し遠くから見守っていると、また外へ出てくる。非常に美しい光景だ。
ウミガメが現れる場所や時間帯は決まっている。あらかじめガイドさんにお願いしておくと、条件が合えばほぼ確実に見られるはずだ。
ウミガメは個性があり、人が近づいても動じないヤツもいれば、すぐに逃げていってしまうヤツもいる。
上の画像のウミガメは、動じないタイプ。
すみません、この画像だけは、シュノーケルではなくファンダイビングで撮影したもの。
みんなの憧れ、マンタも特定の季節に特定の場所に行けば、シュノーケルでも見られる(海面から見降ろす感じ)。絶対に見たい場合は、ショップのサイトで見られる時期と場所を確認してからツアーに申し込もう。石垣島の石崎マンタスクランブルなどシュノーケルで行けるポイントは、夏に見られることが多い。
ただし、やはり時と場合によるので1枚しか現れないときもあれば、上の画像のように何枚も現れることもある。
他にももっといろいろなお魚が見られますが、全部は紹介しきれないのでひとまずここまで。
生き物なので、見られる頻度は時と場合によります。
しかし逆に、一発目ですごい大物が見られたりすることもあります!
そんなお魚たちが、水槽の壁ナシ&野良で見られるなんて、さすが沖縄の海ですよね!
シュノーケルを楽しむには、ツアーに申し込むのがいちばん手っ取り早いです。
特に、安全性・ガイド・器具の面から、慣れないうちは絶対にツアーのほうがいいでしょう。
また、残念ながら海で亡くなるのは ”ひとりで行って” というパターンが多いので、ひとり旅の方は必ずガイドさん付きのツアーに申し込むのが賢明です。
また、初心者の人は、ツアーに申し込むと最初にシュノーケルの正しい使い方を教えてもらえるので、人生のスキルとして役に立つことと思います。
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ガイドさんはやっぱり海を知りつくしていますし、時間とお金をかけて沖縄に来た私たちを一生懸命楽しませてくれますよ!
あなたも、お目当てのお魚が見られるといいですね!