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その日 管理人は思いついた
立体機動の 作製を…
自宅の中で自粛している 屈辱を…
黄昏を ランナーは駆ける ゼッケンを背負い
その軌跡が ヒマつぶしへの道となる
捧げよ! 捧げよ! 時間を捧げよ!
全ての努力は 次走る瞬間(とき)のために
捧げよ! 捧げよ! 休日を捧げよ!
仮装すべき衣装を その手で作り出せ…
これは…進撃ファンのひとり・管理人の…戦果だ。
あくまでもまだ試作段階で完璧なものとはいえないですが、意外にそれっぽいものは作れるんやなー、というレポートです。
読み物として見てやってください。
それでは、がんばって作ってる過程を一緒に見ていきましょう!!失敗している場面は笑ってやってください!!
そしてみんな、仮装ランをしましょう!!(←コレな。)
この立体機動装置は、作製するうえで「フルマラソンを完走できること」を前提としている。
つまり、作るときに最も大切にしたいのは、大会の規制にひっかからないこと・周囲への迷惑にならないこと・軽くて動きやすく丈夫な造りであることである。
まずは、マラソン大会における仮装の規制に注意したい。そもそも「仮装禁止」となっている大会もあるので注意が必要だ。
当日、せっかく仮装したのに没収・出場停止となっては、悔いなき選択をしたのに悔いが残るという、目をつむりたくなるような惨状が待っているだろう。
だがしかし、駄菓子菓子。仮装については、あまり明確に文章化された規制はないみたいだ。けど、そのなかでも『神戸マラソン』の要項には仮装について多少詳しく書かれていたので、これを参考とする。
【神戸マラソン2019公式サイトより】
立体機動装置の装着は、自身の安全や宣伝の項目には当たらないであろうが、周囲への危害には気をつけたい。
あまり長すぎたりとがっている部分があっては、他のランナーの迷惑になるだろう。
そのため、立体機動装置(ブレードが入っている鞘の部分)は、原作よりも多少短めの造りにしようと思う。
【進撃の巨人より】
なお、『おきなわマラソン(那覇マラソンではない)』はコース上に米軍基地内を走る部分があるのだが、基地内を走るに際しては以下のような規制がある。
おきなわマラソン(他にもあるかもしれないが)に限っては、憲兵団に注意されるようなので、立体機動装置一式の装着はあきらめないといけない可能性がある。
42.195kmのフルマラソンに、「人も」「装置も」耐えられる造りが必要となる。
具体的には、
◦身につけても動きやすい
◦軽さ重視
◦多少の水(走行中の雨、給水)にも耐久性がある
◦ランナー同士が多少ぶつかっても壊れない
◦着脱が簡単(トイレ休憩などでも対応可)
こんな感じの仕様になっていれば、制限時間内に形を残したまま完走できるはずだ。
フルマラソンを耐え抜いた工作は、一度使ったら二度使えるかは分からない。当日雨天になるかも分からない。
ずっとそうだ… 自分の走力を信じても… 頑丈に造った工作や天気予報を信じても…
…結果は誰にも分からなかった…
というわけで、使い捨てになったとしても悔いの残らない、リーズナブルなお値段で作製できれば、これに越したことはない。
基本・原則・あくまでも我々はランナーなので、フルマラソン完走が目的。
沿道も自分も楽しませるつもりで仮装ランをするのだが(マラソンで仮装・コスプレがアツイ理由を語る!を参照)、沿道からは仮装の細かい部分までは気にされないだろう。
なんせ、目の前をとおり過ぎるのは一瞬だからだ。
というわけで、立体機動装置の「それっぽさ」が出ていればヨシとし、細かい部分にこだわるなら、軽さや動きやすさ、ぶつかっても壊れない丈夫さ、他人への配慮のほうを重視することにした。
そもそも、「立体機動装置」ってなんなんだろうか。
どこからどこまでの部品を指すんだろう。改めて考えてみると、あまり意識してこなかった気がする。
なんとなく腰につけているゴチャッとしたもの全部をそう呼んでいたが、違った。ので、調べてみた結果が、以下のとおり。
「立体機動装置」は、腰の後ろにある樽のようなものだ。ランナーでいえば、ウェストポーチを付ける位置にあたる。
【進撃の巨人より】
しかし進撃の巨人の武器といえば、特徴的なのが腰の両サイドにぶら下がっているブレードを収める鞘(正式名称が分からない)だろう。立体機動装置本体よりも、鞘のほうのイメージが強い。
むしろ調べてみて初めて分かったようなもんで、立体機動装置ってそんな樽のようなもんだったっけ?という感じ。
イメージが強いのが鞘、名前が有名なのが立体機動装置。それで、両者がてれこになってしまうような思い違いが発生してしまうのだろう。
というわけで、両サイドの鞘を装着してこそ進撃らしさがでると思われるので、鞘とガスボンベ、立体機動装置本体をまとめて「立体機動装置一式」と呼び、この一式を調達することにする。
立体機動装置本体はマラソンのウェストポーチを少し改良すればそれっぽくなりそうだ。(参考:オススメの仮装)
ちなみにブレードは「長さ・他人への安全面」で走行上アウトな気がするので、今回は作らない。
ややこしいことに、原作とアニメで立体機動装置本体や鞘のデザインが異なる。しかも、物語が進むにつれて形や装着の仕方も変わってきている。
【進撃の巨人より】
アニメの立体機動装置は、鼓(つづみ)にも似た形をしている。「イヨーッ!ポンッ!」ってやつ。
【Wikipediaより】
樽形の原作型か、イヨーッ!ポンッのアニメ型、どちらを採用するか。
ランナーなら、原作一択でしょう。
既にご紹介しているとおり、樽型の立体機動装置に似たグレーのウェストポーチが売っているので、これをそのまま立体機動装置本体と見立てることにした。
ペットボトルを装着すると、それっぽくなる。ウェストポーチはランナー必須アイテムなので、一石二鳥の悔いのない選択だった。
鞘の部分は、原作のほうがシンプルで作りやすそうだ。
だがしかし、駄菓子菓子。頑丈な造りという意味で、ガスボンベと鞘本体をしっかり固定したいので、固定部分が2か所(3か所にも見えるが、先頭部分はガスボンベに固定されてない)あるアニメ版を採用したいと思う。ちなみに原作は1か所しかない。
今回はまず、ランナーにとって理想の立体機動装置とは?という点を追及してみた。
これで作るべき立体機動装置の全体像が把握できた。
そして次の章からは、いよいよ実際に造ってみる。「作成段階」へと移行する!
【進撃の巨人より】