前回:長い長い42.195kmの旅を終えて、ゴールゲートをくぐった!結果は?
流れに沿って完走証をゲット
ゴールゲートをくぐった先の動きは、自然な流れにのっていけばおk。必殺!「前の人が進む方向についていく」!みんなの行く方向が、正しい順路。
きっと最初の人がゴールしてからずっと、この流れが途切れなく続いてるんやろね。
前の人についていく道すがら、トラックの向こう側では、次々とゴールを向かえようとしているジョガーたちの列が見えた。
さっきまで自分も同じ立場だったのだが、42kmも頑張ってきたひたむきな姿に、なんか感動してしまう。みんなイイ顔してる。
42.195kmを走ってきた者達だ。面構えが違う。
ジョガーを応援する沿道の応援の人たちって、こんな気持ちなのかな?
そして前の人についていった先には、完走証がもらえるコーナーに流れ着く。
混雑はしていない。並んで1分ほど経過したのちには、もう完走証を手にしていた。
記録は、5時間51分台。
記録としてはワーストだが、初NAHAマラソンにして初仮装、完走できただけでもヨシとしよう!
勝手に反省コーナー
◦良かった点
仮装してもちゃんと完走できたこと。
◦反省点
時間ギリギリになってもいいから、ファンランに徹すれば良かったこと。
(原因:関門を恐れすぎた。走力を上げきれなかった。)
念願、琉球ガラスのメダルをゲット
同じく前の人の流れに沿って歩いていくと、自然と琉球ガラスの完走メダルがもらえるゾーンに到達。
「おつかれさまでした!」
笑顔で段取りよく、ひとりひとり首にかけてもらう。メダルの重みが、完走を実感させてくれる。
しかし、この完走は、自分ひとりだけの完走ではない。
ボランティアの方、沿道の応援の方、NAHAマラソンにかかわった全ての人たち、そして家族や職場の人の協力がなければ成しえなかっただろう。
特に沿道の方々には励まされ、エイドには水分補給や熱中症対策で助けられました。
そして、フルマラソンとしてはまだ4大会目の管理人だが、NAHAマラソン全体をとおしていちばん印象的だったのは、自設エイドの数とクオリティは、他のどの大会よりも群を抜いていたこと。
ジョガーが走ることを楽しんでいるのはもちろん、沿道やエイドの方々自身も楽しんでいる姿が印象的。
そんな、素敵な大会だった。
陸上競技場を出たら。
陸上競技場を出ると、ナンバーカードについているJチップを回収される。
ここで返却し忘れると郵送か持ち込みで返却しないといけないので、必ず取り外してもらおう。
■ [2019-12-02] Jチップ返却について
Jチップを未返却の方は、直接NAHAマラソン協会事務局へご返却いただくか、郵送にてお願い致します。
郵送の場合は、ティッシュなどで保護した状態でご郵送下さい。
郵送先
〒901-0152 沖縄県那覇市小禄1831-1(沖縄産業支援センター416号)
株式会社アイサム「NAHAマラソンタグ返却係」
【NAHAマラソン公式サイト】より引用
その後も流れに沿って、ぐしけんぱん(あん、チョコ)とドリンクをもらった。
ぐしけんパンといえば、NAHAマラソンとのコラボで、エコバッグを販売しているようだ。
【ぐしけんパン|キャンペーン】より引用
これは名物「なかよしパン」のキャラクター、でべそのカエルやな。ツルンとしたカエルが走っているデザインがキモかわいい。
パンとドリンクをゲットしたあと、次の流れは、2択。
「直帰する」か、「もう少し会場にとどまる」か。
帰る場合は、競技場を出てすぐ、橋を渡った目の前に壺川駅があるのでそのまま直帰できる。
もう少し大会の余韻を感じたい場合は、看板の矢印方向「サブグラウンド」に寄って行こう。
サブグラウンド。完走証をラミネートしたり、撮影コーナーで楽しむ
疲れて足もガクブル、すぐにホテルで休みたいところだが、オススメは会場内を少しぶらぶらすること。
完走証をラミネートできるコーナーがあるので、ぜひ寄ってみたい。
ラミネートの列では10分くらい待った。
完走証のみのラミネートで300円、完走証とゼッケンを裏表一緒にラミネートしてもらうと350円。
お腹側のゼッケンには、Jチップが貼りついていたときのビニールのゴミがくっついているので、背中側のゼッケンを使用する。
係のおじさんが、ひとりひとり「おつかれさま」「がんばったね」と声をかけながら、背中のゼッケンを取り外してくれた。
旅ランやと、荷物で完走証がクシャッとなりかねない。すぐにラミネートしてくれるのはありがたい!
サブグラウンドはこんな感じ。りゅうぎんロボもお祭りを見に来たようだ。
琉銀コーナーでは、記者会見風の写真を撮影できる。琉銀のテントの列に並んで、自分のタイムをパネルに張り付けていく。
時間帯にもよると思うが、そんなに並ばなくても自分の番がきた。写真はお姉さんが撮ってくれるので、特にひとり旅ランの人は、やらない手はない。
こんな感じで、動くりゅうぎんロボと一緒に撮ってもらえる。
「ロボも、ピカチュウ好きでR(あ~る)!」と言ってもらえた。(お姉さんの通訳)
ちなみに、琉球銀行ではお正月のプレゼント企画をやっているようだ。1日1回くじが引けるので、チャレンジしてみるといいかも。(2020年1月31日まで)
会場では他に、スポーツグッズの即売会も催されていた。
15:15、最終関門の封鎖を見守る
ひととおりやることを終えたら、会場内の大画面モニターに注目。
「10、9、8、7…」
カウントダウンが始まり、モニターの前ではがんばれがんばれと、みんな固唾をのんで見守る。
「3、2、1…」
TIME UP!!
TIME UPになると、ほぼ閉じられかけていたゲートが、人力で完全に封鎖されていく。
そのゲートの隙間に、ラスト、ものすごい勢いで滑りこんできた人がいた。拍手と歓声で会場が湧く。
今後「滑り込みセーフ」とは何か?を説明することがあった場合には、ぜひこの理想的な滑り込みセーフをお手本にしたい。
そして、完全に封鎖されたゲートには、人の壁が立ちはだかった。
次点のジョガーが、「ええ~!!」という感じで、封鎖された最終関門にとおせんぼされる。
あと一歩、という悔しさで倒れ込むジョガー。
うわー!これが例の、NAHAマラソンの最終関門か!これは悔しいよね!
最後に通過した彼は、インタビューを受けてヒーローのようになっていた。モニター広場も、笑いと拍手、声援で盛り上がった。
こんな感じで、NAHAマラソンの最終関門は、ジョガーとゲート係の攻防戦が面白い。
会場をあとにする
もう少しお祭りの余韻を感じたいところだが、日差しが傾き始めると、頭から水をかぶりカチ割氷をカチ割ってきた身体が急に冷えてきた。
風邪をひかないように、早く帰ってシャワーを浴びようか。
この「おつかれさまでした」ゲートをくぐると、その先に壺川駅。自分は公園の反対側、奥武山公園駅まで行かないと。
歩いていると、テントのマッサージルームがあった。
帰りに護国神社を通りがかったので、無事に完走できたお礼をしていきたい。
ヤシの木が、南国の神社という感じでカワイイ。
もうすぐ16時。人もまばらになってきた。
奥武山公園駅に到着。本当にNAHAマラソンが終わってしまったんやな。
お祭りのあとって、なんとなくさみしい。
交通規制の横断幕も、過去のものとなってしまった。規制は完全に解除されている。
非日常の、特別な時間が終わる。祭りの後の侘しさを感じるね。
けど、終わるのがさみしいってことは、充分楽しめたってことなんかな!