【2019年那覇マラソン③】エントリー~準備期間・大会一週間前にめっちゃ足がつる悲劇を乗り切った方法|旅ランレポートブログの始まり(準備の章)

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(費用・服装・持ち物のまとめ)
 
 
前の記事までは、予約の方法を中心にお伝えしました。この記事から、時系列に沿った旅行記(那覇マラソンの詳細レポート)になります。

 

まずは、NAHAマラソンにエントリーするぞ!

最初は「大阪マラソン」にエントリーしていた

 
そうなのです。

いきなり裏切ったみたいな感じだが、実は、もともとは同じ2019年12月1日開催、近場の「大阪マラソン」にエントリーしていたのだ。しかし、 大阪マラソンは抽選のため、エントリーしても参加できるとは限らない。倍率は4.43倍、合否発表は6月下旬。

そんな感じで大阪マラソンは倍率が高いので、念のため落選も想定しとこうか。そこで、大阪マラソン合否発表後もエントリーできる大きな大会として、NAHAマラソンを考えていた。まあ、保険やね。

そして運命の6月21日、11:00ごろ。大阪マラソン無事落選のメールが届く。

落選のイラスト(女性)

その瞬間、動きはNAHAマラソンに移行する!

…という流れがあったので、実際に「NAHAマラソン」の予約に踏み切ったのは、6月21日の大阪マラソン落選メールが届いたあとからだった。

大阪落選メールに落ち込んでいてもしょうがない。なぜなら、NAHAマラソンには希望がある!

だって、今年(2019年)から先着順になるというから、絶対に走りたい人にはもってこいではないか!

 
要は、早い者勝ちってことやろ!

今大会より先着順となります。

【NAHAマラソン公式サイト】より引用

NAHAマラソンが先着順になったのは今年からなので、確実にエントリーできるかは分からなかったが、とりえず早めにフライトと宿を押さえておこうと思った。ツアーにもまだまだ空きがあったし、万が一エントリーができなくても、ツアーなら出発21日前までキャンセルが無料だ。

即ツアーを予約(【エントリー・予約の章】参照)し、とりあえずエントリーの一週間前に旅ランの準備が整った。

パソコンに熱中する人のイラスト(女性)

その後の7月1日、午前9時。NAHAマラソンエントリー開始をむかえた。

最初はページが混み合ったが、2時間後くらいには解消され、無事エントリー完了。

 
この瞬間、NAHAマラソンを走ることが完全に決定!
結局、2019年は定員30,000人の募集に対し、26,000人のエントリーがあったというから、そんなに焦らなくてもよかったんやけどね。
 
とにかく、大好きな沖縄で走れることが決まってヨカタ!

 

ストイックにこそできなかったが、そこそこ練習を積み、結果、変な方向へ向かう

この一年間は、大会に出ない時期も、ある程度走れるくらいにはランニングをしていた。

…が、引き続き大会前にもそんなゆるい練習しかしていなかったため、大会1カ月前の時点で、「まあ記録は狙えんやろなー。」という感覚だった。

そこで、今期は「とにかく大会の雰囲気を味わって、完走する」というスタンスでいくことにした。

 

まず、最初に迎えたのは、NAHAマラソン2週間前の11月17日、『神戸マラソン』。嬉しいことに、当選していたのだ!

そこそこしか練習を積んでこなかったが、2週間前の神戸の時点で42.195kmを走れたのは大きかった。ちょうど良いタイミング。

これを走ってなかったら、NAHAマラソンを時間内に走り切る体力は出来上がってなかったかもしれない。

それほどに、マラソン初心者にとってNAHAマラソンの難易度は高いのだ。なんくるなくないのだ。
ところで、この神戸マラソンでは、いろいろな仮装の人たちに感化されてしまった。以前から、沿道の人たちと楽しく盛り上がる仮装ランナーに憧れていたが、ついに気持ちが高まってしまったのだ。このタイミングで。
そこで、「NAHAでは、大会の雰囲気だけ味わうファンランに徹しよう!」という気持ちが形を変え、
 
仮装ランをしよう!
になってしまったのだ!
仮装ランに焦点をあてた記事は以下を参照。この旅ラン旅行記本編では、主に大会の進行状況をレポートしていく。
▼合わせて読みたい
【初めて仮装ランをしたレポート】(※執筆中)
 
おいおい、難易度の高いNAHAマラソンで、仮装して大丈夫か?!どっちも初やで!
 

約2週間前。ナンバーカード引換券が届く

神戸マラソンの興奮冷めやらぬ11月18日。NAHAマラソンの約2週間前に、赤紙が届いた。召集だ。
中身はこんな感じ。いちばん上の、住所と氏名が書いてあるものが『ナンバーカード引換券』。前日の受付でゼッケンとTシャツをもらうための必須アイテムだ。
参加案内も同封されている。特に、当日のスタート位置については、内容をよく読んでおこう。
関門の時刻も頭にたたきこんでおこう。
参加案内は、ちょうど送付されてきたころから、【参加案内|公式サイト】でもダウンロードできるようになっていた。
ちなみに、ツアーの航空チケットや旅程表も、同時期に郵送されてきた。
 
 

足がつった!治らない!NAHAマラソン1週間前の悲劇

こむら返り・足がつったイラスト
それは大会約一週間前、月曜日の夜中。仕事で疲れ、よく寝ている最中に突然おとずれた。
 
なんっ?!右足がとんでもなく痛い!足つった…?!
と感じたので少し足を伸ばして治すも、疲れていて眠さのほうが勝ったため、そのまま寝てしまう。
そしてしばらく経ったあと、また。
 
やばい、今度は左足もちょっとつってる…!
と感じたので少し足を伸ばして治すも、疲れていて眠さのほうが勝ったため、そのまま寝てしまう。
寝ている人のイラスト(女性)
そして朝、気づいた悲劇。
やべえ、ふくらはぎの違和感、パない。
猫のイラスト「ひらめいた顔・驚いた顔・焦った顔・悩んだ顔」
 
けど、まあ、少し伸ばして放っとけば治るやろ。いつもだいたいすぐ治るしな。
そう思って、ふつうに仕事にでかけた。
ところが、1日経っても、2日経っても治らなかった。
 
今日はもう水曜日の朝。やばいで、NAHA、日曜日やで!
 
 

足のつりに試した方法

芍薬甘草湯

こうして水曜の朝になって、ようやくいつもの足のつりとちょっと違うで、と思い直す。
仕事や神戸マラソンの疲れがたまっていたのか…?
考える人のイラスト
これはどうにかせんとと思い、最初に考えたのは、「芍薬甘草湯」だ。これは、いつもおばあちゃんやおじいちゃんが「足がつる」と言って、薬局でもらっていく漢方だ。
自分では飲んだことがないので分からないが、患者さんからは「めっちゃ効いた」「飲むと調子がいい」と言われることが多い。
 
ほんまかいな?!
漢方薬のイラスト
よし!とりあえず、信じるしかない。まずは「芍薬甘草湯」を試すことにしよう。
 
まさか自分がガチで飲むことになろうとは…
「芍薬甘草湯」は、足がつったあと、痛みを早く治めてくれる漢方だ。ふくらはぎの違和感がなくなるまで、1日3回飲み続けることにした(1日2回用のものと3回用のものがある)。
そもそも足のつりは、筋肉が急激なけいれんを起こした状態。原因のひとつとしては、筋肉などの電解質バランスの異常があるが、芍薬甘草湯は、この電解質のバランスを整えてくれる。しかも、飲んで20~30分で効いてくる、即効性のある漢方なのだ。
また、運動の前に飲むと、予防としても効果がある。
ちなみに芍薬甘草湯は、処方せんがなくても、購入できる医薬品だ。
注意点としては、「甘草」が含まれるため、長期連用は避けること。また、症状が悪化したり脱力感が出てきた場合や、しばらく飲んでも改善傾向がない場合は、受診したほうがよさそうだ。
 
 

マッサージ

ほんまは、足がつったら、すぐにふくらばぎを引き伸ばして対処するのがイチバンの方法だ。
しかし、発生時に眠気が勝利してしまったため、中途半端にしか対応できていなかった。それで、こんなにも症状が長引いてしまったのだろう。
それでも、1日のうちに何回も何回も、ゆっくりふくらはぎを引き伸ばす運動を行った。
柔軟体操をする女性のイラスト
なお、マッサージしても悪化したり数日たっても全然治らない場合は、肉離れの可能性もあるので、早めに受診したほうが良い。
 

その他、できること

その他、できることと言ったら、予防には準備運動を念入りにする、運動をしている時はこまめにスポーツドリンクを補給する、就寝前に軽くマッサージやストレッチをする、といったこと。

■

電解質を整えるために、バランスの良い食事を摂ることも大事。また、寝るときは、水分不足にならないように。

そして、よく寝ること。

まあ、聞き慣れたいわゆる「身体にいいこと」やね。

 
フルマラソン前は、体調に気を使っていたのになぁ。

 

足のつり、改善!

水曜日の朝に漢方を飲み始めたが、金曜になっても症状はあまり改善せず。なんとなく痛みがマシになったくらい。
 
やばい、明日はもう前日やで。
ところが、土曜の朝起きたら、どうだ!
 
全然違和感がない!
飲んでから、まる3日経ってようやく症状が治まったのだ!本当によかった!
万能薬のイラスト
 
もしかして、万能薬か?!(そんなわけない)
実際、漢方が効いたのかマッサージが効いたのか、放っておいても治ったのか、全部が効いたのかは分からない。
しかし、もしひどいこむら返りになったら、上記の方法を試してみる価値はあると思う。
そして予防として、大会当日まで芍薬甘草湯を飲み続け、レース中も携帯することにした。
こうして管理人は、なんとか無事に旅ランの本番をむかえることができたようだ。
 
 
次の章は、ついに那覇入りするよ!
 
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