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(伊良部&下地の章)
前回:伊良部大橋を渡って、伊良部島に上陸。「さしば」でランチを食べたあとに、不思議な2つの池「通り池」を観光したよ! 今回は、伊良部島&下地島観光(後半)をお届けします!下地島空港の17エンドは、最高のインスタ映えスポットやで!
↑↑下地島空港17エンドで見られる風景。機体と宮古ブルーのコラボが素敵すぎる!
「17エンド」は、「ワンセブン・エンド」と読む。
宮古島旅行で絶対に外せない観光地が、ここ下地島空港の「17エンド」だ。今回の旅で、最低限行きたい場所のひとつとなっている。
みやこ下地島空港の「 17エンド」へは西側の道路からのアクセスが吉!
交通事情
まず前提として大事なのが、17エンドに車は侵入できないことだ。
そのため、17エンドへ行くには、「できる限り車で近くまで寄せてから歩く」という方法をとることになる。(2019年以前は車が入れたが、交通規制で今は無理)
また、17エンドに車で侵入できないということは、滑走路北側(=17エンド)では西側と東側の車の行き来できないということだ。当然、滑走路内を車が突っ切ることは不可能なので、滑走路の西側⇔東側を車で行き来する場合は、南側をぐるっと周る必要がある。
滑走路西側、近くまで車を寄せてから、歩く
17エンドへは、車を寄せてから歩く方法であれば、下地島空港の西側・東側のどちらからでもアクセスが可能だ。
とはいえ、東側からだと車を置いてから歩く距離が長いのと、いちばんキレイな西側のビーチに出るまでさらに歩かないといけないので、あまりオススメではない。(伊良部島や下地島に泊まって自転車で行くぶんには、東側からでいいかもしれない)
そのため、ふつうは車で「通り池」側(滑走路の西側)からアクセスする。滑走路の南側をぐるっと周りこむような経路だ。
前述のとおり、西側の海はクリームソーダのような色をしている。
Googleマップの航空写真図で見ると、海の色が一目瞭然。ぜひ、西側を経由して訪れてほしい。
カーナビの設定は「通り池」にしてそのまま通り過ぎる
まず、カーナビで「下地島空港」と入れてしまうと、東側から空港の玄関口にアクセスしてしまい、思いっきり失敗する。
17エンドの西側に行くには、滑走路の南側を周り込むような経路で行かないといけない。
分かりやすくて間違いないのは、「通り池」を目的地に設定してそのまま通り過ぎ、そのあとは一本道を突き進むだけだ。
すると、このような場所に突き当たる。行けば分かる感じ。既に車がいっぱい停まってるだろうから。
この先は、このような場所に行きあたり、車は侵入できない。
道路からは既に、バスクリンのようなめっちゃすごい水色がチラ見えし・て・る!
駐車場はない
下の図のように、レンタカーでは「車OKのところ」まで行けるが、専用の駐車場といったものはない。現在は、前出の画像のとおり道路の脇に行儀よく停めるしか方法はない。
車を停めたあとは、クリームソーダ色の海を左手に眺めながら、滑走路の北側「17エンド」まで歩いていこう。
17エンドまでは、ゆっくり歩いて20分くらいかな。
ちなみに17エンド付近にはお手洗どころか水道など何もないので、もしお手洗いに行きたくなった場合は「通り池」の公衆トイレを利用するのが手っ取り早い。
(念のため「下地島空港の滑走路内には侵入できない」ことを記しておきます。空港のお手洗に行こうとすると東側の玄関からしか入れないので、逆に遠くなります)
エメラルドグリーンの海辺を歩いて17エンドへ
最初の曲がり角まで
ここを歩くルートは、言葉では言い表せないほどめちゃくちゃきれいなので、気合を入れて臨んでほしい。できれば、旅程の中で晴れ間が出るときに合わせて訪れたいところ。
時刻は14:30、天気は晴れ。気温は27℃近い。ここから歩いてスタート。
「車両通行止」の黄色い看板がある。車はここまでや。
この道をひたすらまっすぐ進む。まっすぐ歩くだけなのだが、左手の海がきれいすぎてなかなか先に進めない。一歩進むたびに海を眺めたり、写真を撮ったりしてしまう。
車が入れたころの名残り。日本一美しい「Uターン禁止」ではないだろうか。
見渡す限りの絶景。先端のほうに、目指す場所「17エンド」の桟橋が小さく見える。
これも日本一美しい「徐行」ではなかろうか。
17ENDブルー。
下地島空港内のカフェには、この色をイメージした
「17END」という名のアイスやカクテルがあるので、行ってみるのもヨシ。
海の色と対比する明るめの色の服装で訪れるといいと思うよ!
ラムネのような涼しそうな色だが、実際はめっちゃ暑い。飲んだら美味しそうな色だが、実際は塩辛い。
ぬいと一緒に。
ここまでで、のちに出てくる「下地島のおじさん」と出会い、日が暮れたため、本日は「徐行」看板の地点で引き返した。
以下の写真は旅行4日目に再度訪れたときのもの。さらに進むと…
最初の曲がり角が見えた!ここまで来たら、もうすぐ!
先端の桟橋が伸びるところへ
角を曲がるとこんな感じ。桟橋に近づいてみよう。
到着!!この桟橋は立入禁止。
桟橋のオレンジが、海のエメラルドグリーンに映える。
自然と人工物がこんなにも美しくコラボして、秀逸な絶景を生みだしている。
17エンドの奥の、佐和田の浜の方向はこんな感じ。
現在、飛行機は定期便とたまに訓練(運が良ければタッチアンドゴー※)があるくらいで、飛んでるところを見られたらラッキーのつもりで行くといいかも。飛行機の写真が撮りたい場合は、定期便の時刻に合わせてくると確実。
また、風向きなどの条件で、17エンドへの着陸か離陸かは変わってくる。撮りたい向きでの撮影は、そのときの運によるところが大きいだろう。
飛行機はこの17エンド以外に、対岸の佐和田の浜からの撮影も人気のようだ。
※「タッチアンドゴー」とは、離陸したあと旋回してすぐに着陸する訓練のこと
下地島空港の離着陸・訓練状況
下地島空港の定期便としては、現在、ジェットスターの関空・成田・香港便が離着陸している。
その他、フライト訓練が不定期に行われている。
〔R2年8月19日追記〕
2020年10月から、新たにスカイマークが下地島空港に就航するようだ。
路線は羽田・神戸・那覇とのこと。詳しくは以下のリンクから。
●スカイマーク、下地島10月就航 羽田と神戸、那覇から>>
Shimojishima.com 下地島空港タッチアンドゴー1990’s 公式サイト
下地島については、Shimojishima.com 下地島空港タッチアンドゴー1990’s 公式サイトさんが専門でまとめておられます。
リアルタイムの訓練状況
同じく「下地島空港タッチアンドゴー1990’s公式サイト」さんのツイッターでは、リアルタイムで訓練状況をお知らせしてくれてますよ!
宮古写真協会のおじさんとの出会い
「徐行」の看板でしばらく遊んでから、さて17ENDの桟橋へ向かおうとしていると…
「下地島のおじさん」との絡みで仲良くなり、突如、記念撮影大会が始まった!
宮古島写真協会のかわいいオッチャンは、時間が許すならば写真大会用に撮影したい、と遠慮がちに声をかけてくれたのだ。
オッチャンは、リゾートちっくな服装の人を探していた模様。
うちらもこんなことになるとは夢にも思っていなかったが、海で映えそうなマキシワンピを17END用にわざわざ着て来た甲斐があったというもの。
ワシら、ほぼ予定ナシで動いてるから、時間なんて関係ないし!
3人ともノリノリで意気投合し、さっそく記念撮影していただく。
写真館のスタジオにあるような、立派なカメラと照明でたくさん撮っていただいた。
こういうときのために、なんかこう、もっと良いポーズを考えとけば良かった!
この後、ひとりずつ撮影してもらう。
待っている間に撮った、滑走路の有刺鉄線。なんかかわいい。
テトラポットが夏感。
いつでも泳げるようにと着ておいた水着も、違うかたちで役に立った。
突然、下地島空港から飛行機が離陸していった!
16:05ごろだった。やっぱり、飛行機と海のコラボは良き!!
オッチャンは電源のないビーチで、たくさんの電池を使いながら一生懸命撮影してくれました。
待っている間に、管理人もいろいろ撮影して遊んでいた。
「朝焼けの中でのヨガ」とかいうタイトルを付けたい。(ヨガは体験しかやったことがないが)
本当にたくさん撮ってくれてありがとうございます!
今回、たまたまオッチャンと我ら、需要と供給が一致したための意気投合となったが、撮影道具の持ち運びや維持も大変だと思うので、オッチャンに無理にお願いするのは×だと思う。
でも、もしも遠慮がちに声をかけてくれるカワイイオッチャンがいたら、ぜひノリノリで応じてあげると喜んでくれるだろう!
あのときのオッチャン!17ENDの素晴らしい思い出を作ってくれて、どうもありがとうございました!
(夕日と夕食の章)へ続く