(池間島観光の章)
前回:ギリシャ風の「CAFE タソス」でランチタイムを過ごし、ハート岩と池間大橋展望台にも寄ったよ!池間島は、インスタ映えスポットがいっぱいでした。
マングローブの公園を歩こう
「島尻マングローブ林」は池間島に近い場所
せっかく池間島まで来たからには、宮古島北部の見どころもまとめて見ておきたい。北部には西平安名崎や雪塩工場などいろいろなオススメスポットはあるが、今回は「島尻マングローブ林」に寄ることにした。
「島尻マングローブ林」は、池間大橋展望台から車で約10分のところにある。
宮古島では貴重なマングローブ
マングローブは、川と海の境に生育する植物の森である。
宮古島には大きな川がなく、それゆえに濁りのないキレイな海が臨めるのだが、1か所だけ大きなマングローブ林が存在している。
それが「島尻マングローブ林」。公園になっていて、遊歩道があるので気軽にマングローブを楽しめるスポットだ。
池間島を出て、今その「島尻マングローブ林」に向かっているところなんやけど、道に迷った。
ナビで見ても迷うような道なんてないはずやのに…。近くまでは来ているようだが、入り口が分からない。ずっと交差点のような場所でウロウロしている。
「目的地、周辺です。」の音声がむなしく響く。
よく分からんけど、大きめの道を行ったと思う。アスファルト迷いながらタイヤを切りつけ、公園の駐車場に到着!駐車場はめちゃくちゃ広い。
道中、看板の案内も少ないので、頑張ってたどり着いてください!(投げやり感)
マングローブ林の遊歩道を歩く
この公園は、特に営業時間もなく一般に公開されているようだ。駐車場も入園料もなく、無料。
「島尻マングローブ林」は、個人で好きなタイミングに自由に見学できるのがいいところ。いちばん奥まで見ようとすると往復30~40分くらいかかるが、途中で引き返しても問題ないので、時間が空いたときにもサッと観光できそうだ。
入り口の奥では、マングローブカヤックツアーが行われていた。
こんな気持ちの良い木道を歩きながらマングローブ観察ができる。
自分たちでアクセスができ、濡れたりドロドロにならず、歩きですぐにこんなマングローブ群が見られる場所なんて、なかなかない。
歩いていると、ときおり「パキッ」「ポキッ」とマングローブの音がする。…そう、「マングローブの音」なのだ!耳を澄まして、よく聞いてみよう。
木道は、昨日行った「通り池」の風景に似ているなぁ。
途中、中国っぽい石橋があった。たたいて渡らなくて良さそうな、立派な石橋だ。
てか、この遊歩道はどこまで続いてるんやろな?!何時間もかかるんやったら引き返したほうがいいけど、その先が気になる…。最後はどうなっているんだろう。(たぶん入り口にちゃんと案内はあったはずだが、さすが管理人。全然見ていない)
【進撃の巨人より】
ああ、最後こうなってた!どちらさんかの畑っぽいところに出たぞ!ここで道は途切れている!予想外の展開!
これはぐるっと一周してスタート地点に戻るのではなく、Uターンで帰るやつや!
遊歩道の所要時間は、写真を撮りながらふつうに歩いて、片道15~20分くらいでした。「島尻マングローブ林」としては、30~40分もあれば十分観光できそうだ。
「東平安名崎」でダイナミックな自然を感じる
「東平安名崎」の場所
駐車場から先端までは「歩き」がオススメ
東平安名崎の入り口っぽいところには大きな駐車場があるので、自然とそこにパーキンする流れになると思う。
移動販売のアイスクリーム屋さんがいい仕事してる。ちょうど食べたかったところ!
道路が続いているので車で先端まで行けそうだが、ここはぜひ駐車場から歩いてダイナミックな自然を堪能したい。
駐車場には、大きめのお手洗もあるので安心。ここから先、岬の先端まではお手洗がないので、ここで用を済ませておこう。先端に見える灯台(入場料200円)の中にもお手洗はないので注意!
あれはたぶん、人力男(じんりきマン)の佐々木さんという方だろう。10年くらい前に初めて見てから、ずっと元気に営業中やってんな、良かった。
人力車の佐々木さんは「島田紳助のすべらない沖縄旅行ガイドブック」にも載っている方だ。
ちなみに「島田紳助のすべらない沖縄旅行ガイドブック」は、2008年発行の少し古い本だが、沖縄旅のベースは変わらない。予約の基本や心構え、いかに自分で工夫して楽しい旅をつくるかなどの、いろんなアイデアが詰まっている管理人お気に入りの本だ。
特に沖縄旅の幹事をやる人やひとり旅の心得を知りたい人は、ぜひいちど手に取ってみると良いと思う。
東平安名崎の先端までお散歩!
先端近くにある灯台まで歩く。写真を撮りながらゆっくり歩いて15分くらいやな。左手の大きな岩は、絶世の美女マムヤの墓。
↑↑の画像は、宮古島を一周するトライアスロンのシンボルマーク。ここ東平安名崎もコースに入っており、先端まで行って折り返してくるようだ。
このように途中、石碑やモニュメントがいくつかある。
ふと海のほうを見やれば、この絶景。ゴロゴロと転がっている大きな岩は、江戸時代の大津波で運ばれてきたもの。そのため「津波岩」とも呼ばれる。
まん丸のモニュメント。なんかなー、沖縄っていたるところにこのまん丸のモニュメントがある気がする。
灯台まで、もう少し。
時刻は16時近く。南の島でも、秋の夕暮れは少し早い。日が傾き始めている。
東平安名崎は、朝日も夕日も、もちろんお昼も、いつの時間に訪れてもその時々の景色が楽しめる。こういう景色が見られるので、やはり歩きがオススメ。
ゆっくりと景色を眺め、立ち止まっては少し歩き、灯台に到着。
ここは200円で上まで登れる。(コロナの影響でR2年3月時点では閉鎖されていたらしいが、現在は不明)
灯台のその先まで行こう
またモニュメント(笑)。観光地あるある、現在地と都市までの距離と方向。
サンゴが隆起してできたからか、ゴツゴツした非常に痛い岩がびっしりとあるので注意しながら歩こう。といっても、ふつうに島ぞうりで来ているが。
大きな波が常に押し寄せてきている。初日にイムギャーマリンガーデンで会ったご夫婦が、台風直後の東平安名崎すごかった!と興奮していたのを思い出す。通常運行でこれなので、台風直後だといかほどか。
波と風の音しか聞こえない。
「ボールド!!」と叫びたくなるような波。
鳥の群れが飛んでいく。旅情をかきたてられる光景。
下をのぞくと、南国の海の青と岩、サンゴがコラボしたなんとも言えない少し不気味なブルーが見える。
カメラではうまく写せなかったが、水色のブダイがたくさん泳いでいるのが見えた。
東平安名崎はこんな感じでした。
16時すぎ、日が傾いてオレンジ色に包まれた道を、駐車場まで戻っていく。
東平安名崎を一望できる穴場「東平安名崎見晴台」
「東平安名崎」は必ず訪れたい場所だが、セットで行っておきたい場所がすぐ近くにある。いま歩いてきた東平安名崎全体を一望できる見晴らし台だ。
こちらの見晴台は、東平安名崎に比べて訪れる人はほとんどいない。知らずに通り過ぎてしまうのだろう。確かに、目立つような看板はない。
場所は、東平安名崎の入り口手前(「東平安名崎公園」の看板)を左に曲がって、ちょっと上り坂を進んだところにある。(↑↑上の画像は見晴台の道を下りてきた場面)
↑↑展望台の入り口はここ。車はちょっと空いているスペースにパーキンするか、混んでいる場合はもう少し上に行くと駐車スペースがある。
展望台といっても、これぐらいのちょっとしたスペースがあるだけだ。
けど、こんなふうに東平安名崎が全部見渡せるのだ!
これ、ガイドブックによく載っている風景やね。
「東平安名崎」自体を訪れるだけではこの景色を見られないので、ぜひちょっとだけ寄り道して、この見晴らし台にも行ってみよう。
ここからの眺めで東平安名崎の大きさが体感できるので、なんとなく宮古島全体の大きさも想像できそうだ。
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(夕日と夕食の章)
(シュノーケルの章)
(池間島観光の章)
(マングローブと東平安名崎の章)※この記事はコレ
(吉野海岸&夕食の章)
(下地島空港再びの章)
(乗り継ぎ時間活用の章)