【NAHAマラソン公式サイト】より引用
NAHAマラソンは、例年12月の第一日曜日に行われている、全国的にも超有名で長く続いているビッグな大会だ。 エントリーは、第34回大会までは抽選で行われていたようだが、2019年 第35回大会からは先着順となった。
第35回大会のエントリー開始は、2019年7月1日(月)9:00~であった。定員は30,000名、期間は7月12日(金)までだが、定員に達し次第、締め切りとなる。
2019年、実際にエントリーしたときの状況を時系列で紹介しよう。
エントリー開始直前 | すでにサイトが開けない。 |
エントリー開始9:00 | サイト混雑。ページが読み込めない。 |
9:05ごろ | 何回試しても、混み合っている。 |
9:10ごろ | 「やべぇ。」(焦る) |
9:15ごろ | 「やべぇ。」まだまだページが読み込めない(汗) |
9:20ごろ | やっとつながった!急いで必要事項を入力する。 |
9:25ごろ | クレジットにて支払い終了、無事エントリー完了。 |
12:30ごろ | エントリー10,000名突破 |
7月3日11:00ごろ | エントリー20,000名突破 |
エントリー時には、参加賞であるTシャツのサイズを指定しておかないといけない。
第35回大会、2019年の参加者は23,000人(エントリー者数は26,000人)。 参加者は、沖縄県内が14,000人、県外と海外は合わせて9,000人(うち海外700人)ほどだ。
とすると、単純に考えて、ふつうに観光で来る人、出張、修学旅行で来る学生などにプラスして、9,000人がこの時期、那覇のホテルや飛行機を予約をするということである。もちろん、沖縄県内の人でも離島や北部などから参加する人は、宿を取ることもあるだろう。
予約は早いに越したことはない。しかし、NAHAマラソンだからといってすぐに満席・満室になるということはなく、観察していると時間帯が良くて安いフライト・会場から近い宿から順番にゆるやかに埋まっていくといった感じであった。
大会1カ月くらい前でも、NAHAマラソン専用のツアーが空いていたのを確認した。ただし、大会が近づくにつれ、じわじわと値段が上がってきていた。
全体的には、ホテルはやや余裕があるが、フライトはあまり余裕がない印象であった。
次は、もう少し詳しく分析してみよう。
【那覇市の観光統計】によると、平成29年の那覇市の宿泊施設収容人数は約31,000人(客室数15,000室)、12月の定員稼働率は58%となっている。
つまり、単純計算になるが、12月の那覇市の通常日において、観光などで宿泊している人が約18,000人。残り1,3000人分が余分に泊まれる計算になる。
なかには1名1室の人、2名1室の人も様々であろうが、通常の観光客に加え、NAHAマラソンの宿泊予定者約9,000人分の宿泊は、可能そうである。
また、通常日18,000人+NAHAマラソン9,000人とすると、NAHAマラソン時の宿泊施設の稼働率は約87%である。これは、夏の観光トップシーズン80%を少し超えるくらいと考えると、希望の宿が取れるかどうかは別にして、大会直前でもまったく宿が取れない!という心配はなさそうだ。
以上は平成29年の統計であるが、近々は宿泊施設が新設されている代わりに観光客が増加していることを考慮すると、まあ、令和元年の現在でも、平成29年とあまり変わらなさそうである。
【那覇市の観光統計】によると、平成29年12月の那覇への県外入込観光客数は、約48万5000人(空路+海路)。
フライト稼働率は不明なので、NAHAマラソン時ピンポイントの予想が立てにくい。しかし目安として、ピークの8月に沖縄県外から約65万人が入っていることを考慮すると、NAHAマラソン時には、単純計算で8月のピーク時平均より少しオーバーするくらいの人数が入り込むと考えられる。
8月といえば夏休みなので、満席になることが多い月だ。空席があっても、予約が遅くなるほど高額になることが多い。つまり、NAHAマラソン時もそんな感じになるということだ。 ただし、海外や沖縄県内の離島から参加する人とは航路がかぶらないので、この人数は除外できそうだ。
まとめると、首都圏や関西圏・その他の地域など出発地の便数、人気の発着時間帯、宿泊日数にも影響されるだろうが、NAHAマラソン前後のフライトの空席は、割とギリギリ感が否めない。
すぐに満席になってしまうことはないが、希望の時間帯って大事やからね。 特に前日は受付が20時までやから、人気の時間帯が集中することが考えられる。
NAHAマラソンに必要な旅ランの日数は、状況によって異なる。
受付(ゼッケンをもらう)が前日の20:00までなので、内地から参加する場合、最低限「前日+当日」の1泊2日は必要。ただし当日そのまま帰る場合、復路の飛行機は、ゴールして着替えたあと那覇空港まで余裕をもって行ける時間帯の便にしないといけない。
余裕があれば、せっかく沖縄まで行くので「前日+当日+翌日」を含めた2泊3日以上が吉。
しかし、ほんまのほんまに前日受付に間に合わない場合、NAHAマラソンの場合は当日も受付を行っているため、前日のエントリーに間に合わなくても参加は可能。大きな大会ではふつう当日受付は行っていないが、NAHAマラソンはその点、旅行者に優しいともいえる。
当日の受付は、会場にて6時~スタート時まで行っているが、整列時間の8:20までに自分のブロックにたどり着かないと、問答無用で最後尾になる。(NAHAマラソンは、係員の誘導がないと勝手にブロックに入れないようになっているので、そのへんは厳格)
なお、関東または関西からの当日の始発便ではスタート時刻に間に合わないので、やはり最低1泊2日は必須といえる。
Q5. 大会前日の選手受付(午前10時~午後8時)にどうしても間に合わない場合。事前に送付してもらうことは可能ですか?
ナンバーカード、記念Tシャツの宅配は行なっておりません。 大会当日も午前6時~スタートまでの間、選手受付を行っております。 大勢の方が当日に受付する場合もございますので、時間には余裕をもってお早目にお越しください。
※スタート整列8時20分までに整列が間に合わない時は、最後尾へ整列となりますので、ご注意ください。
【よくある質問・お問い合わせ:公式】より引用
ツアーを予約したのは、エントリーの1週間ほど前。ほんまはそれより早く準備しても良かったのだが、もともと最初は同日に行われる「大阪マラソン」にエントリーしていたからだ。無事落選が決まったその瞬間、すぐにNAHAマラソンの予約を開始した。
◆旅ラン期間(2泊3日):2019年11月30日(土)~12月2日(月)
◆予約日:6月21日お昼すぎ(エントリー開始1週間前)
◆日程:受付は11月30日、本番は12月1日
◆条件:出発日は、午前中に仕事があった。
フライト | ※往路は、前日受付20:00に間に合うように取った 往路:11/30 17:20那覇着(ANA) 復路:12/2 12:10那覇発(ANA) |
宿 | ホテル グランビュー沖縄×2泊 |
今回予約したのは、ANAのツアー。上記の内容で、46,300円。
今回、重要視したのは「ホテルが会場からの近いこと」である。フルマラソンの朝は体調を万全にしたいし、意外に朝は早くから起きてやることも多いからだ。
ホテルの最寄り「赤嶺駅」から大会会場の最寄り「奥武山公園駅」までは2駅で、3分程度。ホテルは那覇空港からもひと駅で、4分ほどで到着するため、めっちゃ便利であった。
ちなみに、この時期「NAHAマラソン専用ツアー」というのも出ていた。フライトと近くのホテルが選べる以外に、会場でのツアー専用荷物置き場・ドリンク・専用更衣室があるこみこみプランで、便利といえば便利。だが、NAHAマラソンは会場にアクセスしやすく、会場には一般ランナーの荷物預けや更衣室もあるので、マラソンや旅に慣れている人は、専用にしなくても個人的に予約したツアーや航空券・宿で十分かもしれない。
フライトの到着時刻が受付終了時間20:00に近い場合、焦るかもしれない。 また、当日もスッと会場入りできるように、位置関係を示す。
なお、奥武山公園駅および壺川駅から会場内の受付場所である武道館までは、徒歩5~10分程度。
以下、NAHAマラソン用に詳しくまとめた。位置関係と所要時間を参考にしてほしい。
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