さて、今回は大会当日に内地まで帰らないといけない、1泊2日の弾丸ツアー。
ここは体育館の左手。総合運動公園の周りにある臨時駐車場へのバスたちが、ひっきりなしに到着しては出発している。
管理人は那覇へ戻らないといけないので、路線バスへ向かおうとしたところ…。
お姉さんに勧誘された。
朝は出ていなかったようだが、帰りは那覇行きの直行シャトルバスが出ているそうだ。
当日受付で、お値段1,000円で那覇まで運んでくれるらしい。ここ「総合運動公園」から出発して、那覇では ①おもろまち駅前 ②牧志駅前 ③ふそうビル前(とまりん前) ④県庁北口(県議会前) で下車できるとのこと。運行時間は13:30~16:30(最終出発)。
那覇まで直行やし、路線バスのバス停まで歩くのしんどいし、確実に座れるだろうし、ここで乗ってしまおうっと。帰りの路線バスが満員になるのを心配していたが、こういうサービスで混雑が解消されていたんやなー。
ちなみに帰りの路線バスは、早い時間だと交通規制や運休区間にひっかかってしまうので注意!乗れる区間のバス停から乗車しよう!
係の人に案内され、シャトルバスへ向かう。位置としては、体育館の西側(北口の駐車場の東側)。この待機している青いバス↓↓がそれだ。後にも同じバスが待機しているので、もし目の前で出発してしまっても、バスを待つ心配はなさそう。
だが、お姉さんからは「あくまでも座席が満席になってからの出発です。」と言われた。ただいま15時半前、このバスの座席は1/3くらい埋まっていた。
実際に管理人の乗ったバスが出発したのは、20分後の15:45ごろ。少し時間に余裕を持って乗ったほうが良い。でも、それくらいの間隔で出発してるんやったら便利だと思う。座席の確保はできてるから、立ったままってことはないし、楽やね。フルマラソン後にはありがたい。
雨降りのフルマラソンだったためか、シートがビニールで保護されている。これだと多少濡れていても安心して座れる。バス会社さん、ひと手間かけてくれてありがとう。
バスの中は弱めのクーラーがかかっていた。寒い。座席の上から出てくる空調の出口を閉じても、濡れた足元が地味に寒い。やっぱり雨降りのマラソンでは、替えの靴が必須アイテムやった…。本当に、冷えは足元からくる!嘘ではない!
といっても、そこはシャトルバス。足元(自分のせい)以外は快適な座席で、うたた寝しながら那覇に到着。少し体力回復。
那覇までは乗車時間1時間、しかし市内に入ってからが大変。那覇名物の渋滞が発生しており、最終停車所の県庁に着いたのは17:05ごろだった。1時間20分ほどかかっているので、バスには時間に余裕を持って乗車しよう!(路線バスもシャトルバスも同じ条件だと思う)
今回宿泊した「ホテルユクエスタ那覇」で預かってもらっている荷物を取りに来た。すぐに濡れたシューズを履きかえ、人心地ついた。
ここは、那覇バスターミナルも国際通りも近く、立地の良い、きれいで小洒落たホテルでした。朝早すぎて、朝食が食べられなかったのが心残りだけれども。でも、またチャレンジすればいっか!バイバイ、またね。ありがとう!
そして、ホテル最寄りの「旭橋駅」から、ゆいレールで那覇空港へと向かう。乗車時間は約11分。この時期はプロ野球のオープン戦で、臨時ダイヤになっていた。
帰りの便は、スカイマーク。スカイマークの搭乗手続き&手荷物預けは、空港3階、ANA側のさらに奥にある。画像の右手の通路ほうだ。
スカイマークは、手荷物20kgまで無料。発券機の近くに秤があるので、荷物が重いときはここで事前に計測しておこう。
見慣れた景色。この時期は、プロ野球のオープン戦仕様になっていた。
各チームのユニフォームが並ぶ。パネルの前で記念撮影もできる。
プロ野球観戦は昔、少しかじったことがあるので、見ているだけでもワクワクしてくる。
しかし、お腹が減った。フルマラソンの後は肉が食べたいところだが、空港のレストランは夕食の時間でどこも混んでいた。
滑り込みセーフですぐに入れた麺処では、コメが売り切れで、麺類単品のみの提供となっていた。フルマラソン後のお腹には、ちょっと足りない!せめて、肉としてソーキそばを食べておこう!
フルマラソンを走った後は、いつも2~3kg体重が減っている(ほぼお昼ごはん抜きの状態だからという理由もあるだろう)。やっぱり、ソーキそばだけでは42.195kmを走った身体を満たせない!フライトのおともに、約2時間の空の旅の楽しみとして、ポーク卵おにぎりもゲットしておいた。
最後に、買い残しがないよう、2階の広いおみやげフロアを見てまわる。
今回はSKYなので、ANA側の保安検査場に来た。すると、なんか見慣れない景色。壁になっていたところが、開通している!
【おきなわマラソン公式HPより】
おきなわマラソン公式HPのトップに「スポロク」というバナーが表示されているので、ここからゼッケン番号や氏名で記録詳細が見られる。完走証のデータ版や、写真入りの完走証も自分で作成できるので便利。
さらに、この機会にスポロクに会員登録(無料)しておくと、他の大会の記録も一元的に管理できるのでオススメ。
リストに表示されない大会は、自分で日付や大会名、タイムなどを入力して記録しておけるので、生涯記録をまとめて管理できる。超オススメ。なお、すべての大会やその年の大会をまとめた平均タイムやペースなどを分析することもできる。
【おきなわマラソン公式HPより】
同じく公式HPのトップに「ALL SPORTS community」というバナーがある。
ここから、自分のゼッケン番号を入力すると候補の写真データが検索される。気に入ったものがある場合は、期間限定(延長される場合もあり)で購入できる。
画像↓↓は、受付時にもらったチラシに掲載されていた、写真販売についての案内。
【おきなわマラソン公式HPより】
もしコース上や会場などに忘れ物・落し物の心当たりがある場合は、ワンチャンこちらを試してみよう。
この案内は、おきなわマラソン公式HPのコース情報ページの左側に掲載されている。(探しづらい)
いつまで預かってくれるのかは分からないが、2020.4.14現在も掲載されていた。
フルマラソンで弾丸ツアーはキツイかな、しかも那覇宿泊やから中部まで移動あるし、と思っていたが、体力的にも旅行的にも全然大丈夫だった。「大会のためだけに行く」と割り切ると、意外に隙間時間で沖縄感を楽しむことができる。また、大会自体が沖縄の文化を体感できるものなので、立派な沖縄旅行をした気分になれた。旅ラン万歳!!
当日朝、那覇からのバスや、大会終了後のバスの混雑も心配していたが、そこは毎年実績がある大会。ちゃんとみんな乗れるように、ちょうど良い台数の臨時便を出したりと混雑を解消してくれる取り計らいがあり、余計な心配はいらなかった。スタート時の整列も沖縄っぽく自由でゆるい感じなので、気楽にいこうぜ!
今回、仮装ランを目標にしていたが、数日前から雲行きがあやしくなり、当日は確実に雨の予報となったため、仮装ランをあきらめて雨対策に切り替えた。
結果、初めての雨降りフルマラソンに集中できたので良かったが、やはり仮装でがんばっているランナーを見ると、尊敬すると同時に仮装できなかったのが惜しいなぁとも思った。
タイムについては、仮装をあきらめたんやからもう少し早くゴールできてたらと思う!雨といっても、そのぶん気温が下がって走りやすかったのにね。ふだんの練習、もっと気合入れてやらんと、と反省。
次に、全体の結果を見てみよう。
出走したランナーの割合は男性8:女性2、女性ランナーは例年と同じく少なめ(参考:那覇マラソンの女性ランナーは3割)。完走率は全体で80%、雨が降ったけど、例年と同じか少し高いくらいの完走率。雨で気温が下がって、逆に走りやすかったせいか。
申込人数に対する出走者の割合は85%。一週間ほど前から雨の予報が心配され、さらにコロナが少し騒がれ始めた時期であったが、まだまだ国内がクリーンな状態だったためか、出走率は例年と全く変わりない数字。当日行って参加者がすごく少なかったらどうしようかと思ったが、結果、心配はいらなかった。結果論だけど。
この後、東京マラソンの中止が決まると、中止が決定される大会が次々に出始め、今に至る(緊急事態宣言中)。
コロナ騒動真っ最中の今となっては、2020年のおきなわマラソに参加できたことは非常に価値のある体験となった。騒動前に走れた最後の貴重な大会。
安全に楽しく参加できたことは、大会運営の方やボランティアのみなさん、沿道の応援の方々、すべてのランナーたちの願いがかなったといえることだろう。結果論だが、このときはまだ国内は非常にクリーンな状態だったんだと思う。
その後、管理人が予定していた3月末の淀川ハーフマラソンは、大阪府の自粛要請もあって惜しくも中止となった。(後日参加賞を郵送してくれるようで、良心的だなと思う)
その他の多くの大会も、同様に中止が相次いでいる。ツイッター上では全国のランナーの悲鳴が聞こえてくる。練習に練習を重ねて、1日限りのお祭りイベントを楽しみにしていたのに。みんなのやるせない気持ちが伝わってくる。管理人も超残念に思う。
今は、早くコロナ騒動が駆逐されることを願って、願掛けという意味も込めて、秋以降の大会にはいくつかエントリーをキメているところだ。(中止になるのは覚悟の上で)
自粛自粛で普段の生活が一変してしまった人も、あまり変わらない人も、余計に忙しくなった人も、いろいろいるだろう。人それぞれで立場は違うが、今はみんなで力を合わせようってことですね。
【進撃の巨人より】