【おきなわマラソン2020⑧】フルマラソンで世界遺産の勝連城跡をチラ見!恒例のあの坂が来る!エイド・仮装ランナーも紹介(当日・10km地点 勝連城跡の章)

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(走り始めの章)
おきなわマラソンは、10kmを越えてからが怒涛の坂。景色の移り変わりも目まぐるしいから飽きないね!
コースとしては、まだ7kmを越えたところ。まだまだ序盤。
これまでは平坦で穏やかな広い道路だったが、ここから目まぐるしく景色が移り変わっていく!走ってて飽きないね。
コースマップ
【おきなわマラソン公式HPより】

10km前後、沿道のエイドをレポート

7kmを越え、まず発見した私設エイドでお水をゲットさせていただく。

そのあとスポンジゾーンが迎えてくれた。気温は24℃を超える。暑いので、頭からスポンジをしぼって水をかぶると身体が冷やされて気持ちがいい。
道に散らばったスポンジ、スポンジ、スポンジ。なんとなく面白い光景。この光景は暑い時期(?)のマラソン大会でしかみられない。(←沖縄では年中)
初めて出場したマラソンがこのおきなわマラソンであったためか、「スポンジ」エイドはふつうのもんだと思っていた。
でも、内地の冬場のマラソン大会ではまず見られないね。暑いとき専用のエイドと思われる。
ちなみにスポンジは保水力重視のためか、柔らかめで握ると思ったより縮むタイプ。使い捨てやしね。終わったあとは、何かに活用されるのだろうか?そのまま捨てるのももったいないなぁ。一生分のお掃除道具になりそうなのになぁ。
ここで!水分もゲットしたことやし、エネルギー切れになる前にウェストポーチに忍ばせておいた非常食、楚辺ポーポー(5km地点エイドでのいただきもの)を取り出す。
割と本気で走っているときは、口の中の水分が失われるような食べ物は本能的に避けてしまうものだが、楚辺ポーポーは適度にしっとりとしていて食べやすかった。
左手にポーポー、右手にコップ。食いしん坊のような図で走っていく。(早いわけでもないのに、なぜかストイックに走ることをやめない)
この海ぶどうは、10km付近でいただいたもの。海ぶどうのエイドは初めて見た。適度に塩気も水分もあって食べやすい。
ちなみに塩そのものの補給食もあるのだが、管理人には塩過ぎて、なかなか手が出せないでいた。けど今回は、海ぶどうでミネラル補給できました、ありがとう!
フルマラソンを尻目に、なべしまの看板、絶賛作業中。もうすぐオープンかな?
そして到達する8km地点。くら寿司があるので、沿道の応援の人もすぐに補給食が食べられそう。自分にはそんな余裕はないのだが、例えばランナーがお店に寄るのはアリなのか?
8km前後には、チェーン店がめっちゃ並んでいるゾーンがあった。GEOにユニクロ、ドンキなど。2013年大会のときは、ここにはこんなにもお店はなかったはず。

10km前後でお見かけした仮装ランナー

自分はナイチャーだが、この顔の方はツイッターでめっちゃ見たことある!すごく知っている!ご本人ではないらしいが、めちゃくちゃそっくり!護得久栄昇(ごえくえいしょう)先生!ランナーではなかったが、沿道でずっと応援してくださってた。それにしてもそっくり。

変なおじさん発見。正面も変なのか確かめたかったが、さすがBブロック。早くてさっそうと走り去っていったため確認できず。どこかで余裕の道草でもくっていたのだろうか、なぜこんな後ろのほうに?

ゼッケンの数字マジックで、一瞬「なぜマルイ??」と思ったが、OIOIでもなくふつうに1010だった。気温24.5℃、暑くてしんどくて、頭がどうにかしてきたようだ。

 

節分はもう終わったはずが、鬼発見!「鬼滅の刃」が流行りまくっているこのご時世、ぼやぼや走ってると鬼殺隊にやられますよ~!

いや、待てよ。この鬼は日光を克服している。十二鬼月上弦レベルの鬼かもしれない。おきなわマラソンの階級もCで、かなり強そうだ!

 

ミニオン発見。ランニングに特化し、走りやすそうなミニオンズ。定番のミニオンだが、マラソンにはガチでずん胴のミニオンから今回のようなシュッとしたミニオンまで、様々なタイプのミニオンがいる。

 

大根が走っている!足元はぞうりで、頭にはお花がついている!ウェストポーチでキュッとなっているのがかわいい。「大根には負けてらんねぇ!」と思ったが、なんか早いし。

 

んん?!このレッドレンジャーは?!既視感アリ!デジャヴ!

おそらく、那覇マラソンの国際通り附近ですれ違ったランナーさんとお見受けする!毎度同じ格好のランナーさんは、衣装にアイデンティティとポリシーを感じる。

 

10km地点の風景

ガソリンスタンド屋さんが、ランナーにお手洗を開放してくれていた!ありがとうございます!

でかい工場が見えてきた。煙突に何か書いてあるぞ…??

「さとうきびは沖縄の宝」というスローガン。南大東島でも見たような光景。沖縄では、煙突文字が流行っているのかな。

それにしても、2度目のおきなわマラソンにして、初めて周りの景色をしっかり見たような気がする。この工場だって前回も絶対あったはずなのに、それどころではなかったのだろう。新しいコースを走るのもワクワクするが、知っているコースを「こんな景色もあったのか」「次は○○がくるぞ」と思いながらながら走るのも良いもんやね。

 

そしてやっと見えてきた、10kmの看板。ここまで来るのに長かったなー。フルマラソンは、10kmを越えるとやっと自分のペースがつかめ、身体が慣れてくる。あとは同じように走ればいいだけ。

とにかく、沿道の応援がすごい。グループみんなで応援に来てくださっている光景も多々みられる。おばあちゃんがカチャーシーを踊ってくれたので、走りながら一緒に踊ったりしたね。

 

 

チーズ転がしのやばい坂が見えてきた

おきなわマラソンの10km地点と聞くと、「やばい」しか出てこない。コレだけは忘れていない。7年前の2013年に絶望した、あのチーズ転がし坂だ!そう、正面の小山から不穏な空気が漂う!

うわーーーー!!キターーーーー!!

7年目、初めてのフルマラソンで、我々を恐怖におとしいれたやばい坂だ。いま見てもえぐいなー。

おきなわマラソンでは、10km過ぎ。最初に直面する絶望の坂だ。この坂を皮切りに、その後は休む暇なく怒涛の上り下りが続く。

コース高低図

【おきなわマラソン公式HPより】

 

沖縄中部といえば、世界遺産の勝連城跡

そんな絶望のチーズ転がし坂だが、実際登っているときは遠くから見たイメージほどの傾斜ではない。ツライことはツライのだが。

しばらく登ると、中部沖縄の観光代表、「勝連城跡」が見えるはず。左手の建物は休憩所。お手洗があり、お土産なども売っている。

大太鼓の応援ありがとう!その応援があるから、このやばい坂道も越えられる!

右手には、世界遺産「勝連城跡」「ドラクエの城」や、人類が築いた巨大な壁「ウォール・カツレン」と勝手に呼んでいる(管理人だけが)。

フルマラソン中にこの規模の世界遺産が見られるなんて、他の大会にあるだろうか?

入場は無料なので、余裕がある人やストイックな人は、記念に勝連城跡に登ってきて、合計43kmくらいにしてもいいんじゃなかろうか。
…じゃなかろうか、じゃねーーよ(笑)!
次の章は、お気づきかもしれませんが、衝撃の展開が待っています!
>ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

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