【おきなわマラソン2020⑬】かでな基地までの上り坂を攻略せよ!基地内はアメリカのノリでめっちゃ応援してくれる(嘉手納基地突入の章)

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(当日・中間地点の章)
前回:25km付近。”ドラゴンボウル”を気持ちよく歌っていたら、知花交差点でまもるくんを発見したので、取り乱してしまったよ。
コースマップ
【おきなわマラソン公式HPより】

リアルまもるくんを追跡

知花交差点から、まもるくんを追うかたちで走ることになった。

しっかし、まもるくん早いで。

ちょっと立ち止まってレポート記録をしたり、沿道の応援にこたえたりと、ファンサービスをしながら走るまもるくん。管理人もどさくさにまぎれて一緒に写真を撮っていただいた。

もし本気で走ることがあれば、めちゃくちゃ早いと思われる、力強い走りです!いちど、本気で記録を狙ってるところを見てみたい。

そして、どこからか途中で見失ってしまった。マラソンあるある。

 

坂を駆け上がり続ける

そして迎える池武当(いけんとう)交差点、26.8km地点。時刻は12:20ごろ、気温は18℃にまで下がった。

コース高低図

【おきなわマラソン公式HPより】

写真で見ると分かりづらいが、高低図で見ると分かるように、池武当交差点付近は実際は少しずつ登っているところである。体感的にも分からないくらいの上り坂が、知らぬ間にランナーの体力を奪っていく。

 

あ!あれは!!

またヘンなおじさんに遭遇した!10km地点付近でお見かけしたランナーさんだ。なんとも楽そうな格好で、ヘンなおじさんファッションがなんとなく羨ましくなってくる!

 

じわじわと登る坂道で、エイサーの盛り上げ役、チョンダラーのご一行を発見!エイサーの本場、沖縄中部らしい応援。

2013年にもこのあたりでお見かけした、完走(乾燥)梅干のエイド!!7年前より特設会場っぽくなって、パワーアップしてる気がする!!

28km地点の急激な上り坂。傾斜としては、ここがコース上でいちばん急な坂かもしれない。
画像でもその傾斜が分かりやすいほどの、チーズ転がし坂。もう、見た目からしてやばい。見た目だけでランナーの体力を奪っていく。

嘉手納基地まですぐそこ

まだまだ上り坂が続く。あまりにも長いので、途中で歩いてしまう。

第二冷凍チューペットをゲット!!半分に割って、ガリガリといただく!

一瞬の下り坂。またすぐにV字のような上り坂になるけどね。

坂の途中で、すごい寒緋桜が見られた。満開。ピンクが濃いので桃の花みたいだ。

あ!!この橋げたは、見覚えがある。ここをくぐると…

嘉手納基地の入り口や!!…ん?また”ドラゴンボール”が始まりそうな予感…

U.S. AIR FORCE の看板がカッコイイ!!

そして、嘉手納基地突入 with ピッコロ大魔王様!!

 

 

嘉手納基地を攻略せよ

基地内入場の注意点

ふだんは、せいぜい「道の駅かでな」の展望台から眺めるしかできない米軍基地、嘉手納。

おきなわマラソンのランナーだけが、この日入場を許される。こんなレア体験ができるのもおきなわマラソンの魅力。

しかし嘉手納基地の壁内調査には以下のようなルールがあるので、特に仮装ランナーの人は気をつけよう。

【おきなわマラソン公式HPより】

武器っぽいものや武器を連想させるようなものはダメ、ゼッタイ。

憲兵団に注意されて、武器っぽいものは取り外すことになる。ここでの判断は、すべて憲兵団に任されるようだ。

【進撃の巨人より】

 

ちなみにベジータ戦時には既に戦闘力が3500もあったピッコロさんだが、武器(および武器に類似するもの)を持っていないので、何事もなくゲートを通過できていた。ゲート通過時に戦闘力はカウントされないようなので、いくら高めておいても大丈夫なようだ。

管理人も、戦闘力(走力)を高めておきたいものだと常々思っているが、修行が足りないのが現実。

 

基地内突入!

ここは実質、アメリカ。フルマラソン中に国をまたぐなんてこと、おそらくおきなわマラソン以外では経験できないのではないだろうか。嘉手納基地第2ゲートから第5ゲートまでの約3km、アメリカ独特のノリを楽しもう!

 

さっきのピッコロさんが通るだけで、沿道の応援がすごかった。

「Woohoo~!!yeah!!」とはやし立てられ、ガッツポーズでめっちゃ応援されていた。ドラゴンボール人気は万国共通のようだ。

沿道の声援に応えるピッコロさん。

そして、どさくさにまぎれて(どさくさにまぎれるのが得意な管理人)、ピッコロさんからリアクションいただきました!

Woooo~!!Thank you~!!さすが神、余裕の表情です!

 

基地内でも、エイサーの応援団がパフォーマンスでランナーに喝を入れてくれた。みんなが沖縄の文化を楽しんでいるようで、内地の人間からしてもなんか嬉しくなる。

基地内は、若干下り坂になっている。左端の沿道では、メンテナンスをしているピッコロさん。

「Woooo~!!」「Yeah~!!」「Good job!!」

 

鬼滅の善逸発見!日輪刀は、基地内には持って入れないのが難点かもしれない。原作の善逸のイメージどおり、なんとなく現代っ子っぽい雰囲気が漂う。シューズまで黄色に統一されていて再現性が高い。

とっても素敵ですね~!似合ってます!

闘魂の文字から気合を感じる。

マラソンの仮装は、意外と後姿も大事や、ってことが分かる。うしろを走るランナーも楽しませてくれてありがとうございます!

 

基地内にある30km地点

そして迎える30kmの壁。いつもなら「ツラくてしんどい30kmの壁」だが、基地内という特別空間はなんか違う。

30kmの壁?!それどころではない。このアメリカンなノリを楽しまないと!

「Woooo~!!」「Yeah~!!」「Good job!!」と、雨が降っていてもいたるところで盛大に応援してくれる。

 

アメリカっぽい風景を楽しむ

左側の電光掲示板は、めちゃくちゃ見覚えがある。7年前と変わらない風景。

4月25日のアメリカフェストは、残念ながらコロナ対策のため中止となったようだ。でも来春2021のフェストは、開催予定のようです!

「STOP(止まれ)」ではなく「YIELD(譲れ)」の道路標識。完全に止まらなくても、前方を優先させれば良いようだ。車の場合ね。

今回は単なる生身のランナーなので、そのまま突っ走らせてもらう。

高さ4.5m制限(CLEARANCE)の文字もアメリカっぽい。ここを通るのは、4.5m以上の巨人は無理なので注意!

うーん、4.5m制限ってことは、ソニーはいけるけど、ビーンとかは無理ってことになるね。

【進撃の巨人より】

 

基地の出口、第5ゲート

基地の出口、第5ゲート。給水もある。嘉手納町から、チバリヨ―!という喝もいただく。

第5ゲートを通過。基地は約3kmあったはずだが、楽しすぎてあっという間だった。ゲートの外側には、スタッフ以外立入禁止の看板も見られる。やはり基地内に入れるのは、おきなわマラソンランナーの特権のようである。

31.7km地点で第5ゲートの関門を迎える。13時ごろ通過。気温は17.8℃と、ついに17℃台にまで下がってきた。雨は時おり降ったり止んだりだが、小雨になっている。

全身少し濡れているが、走っている限り寒いことはない。そんな、寒くも暑くもない状態で、関門を通過した。
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ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

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