なんかもうね、コロナのせいでいろいろなマラソン大会やイベントが中止・自粛ムードになってしまい、残念無念。
その日のために練習を重ねてきたランナーたち、旅ランを楽しみにしていた人たちの胸中、お察しします。
だからせめて、この時期最後、走る幸運に恵まれたおきなわマラソンの記録を、楽しく読んでいただきたいなという気持ちでお届けします。
2020年、おきなわマラソンいよいよスタートです!
2020年 おきなわマラソン、スタート!
【おきなわマラソン公式HPより】
スタート直前の9時前。気温は24℃、晴れ。日差しが強く、南風が強い。
ソーキそば・沖縄そばの旗も、テントの屋根もバタバタと音を立てる。いま思えば、低気圧が近づいてきている証拠だっかのかも。もうすぐ号砲が鳴る。
「10秒前!」
スピーカーから、カウントダウンが聞こえてくる。同時に中国語でも通訳がされているようだ。国際的やね。
「10、9、8、7…」
「…4、3、2、1!」
「きっと出会える 人・夢・愛。第28回 2020おきなわマラソンが、スタートしました!」
ついにスタート!花火が上がり、みんなで拍手して盛り上がる!
ついにスタート!…といっても、もうさすがに慣れてきた。フルマラソン参加はこれで5回目。ここからスタートゲートをくぐるまでは、時間がかかるのを知っている(管理人は後ろのほうのブロックなので)。
最近、参加者が多ければ多いほど、スタート時の緊張はない。(逆に、小さな大会で人数が少ないと、それこそ号砲と同時にスタートやから、めっちゃ緊張して心臓バクバクする)
9:02、集団はすぐに動き出した。去年のNAHAマラソンや神戸マラソンのときは、ここから10~15分くらい動かんかったけどね。
JTAのお姉さんたちが「いってらっしゃ~い!がんばってください!」と声援をくれる。ありがと~!
9:05、スタートゲートに近づいてきた。この時点で、すでにジョギングくらいの速さで走れている。
関係者の方々も、スタートを見送ってくださる。
フルマラソンはこれで5回目だが、同じ大会を走るのは今回が初めて。むしろ初めて走ったフルマラソンがおきなわマラソンで(
2013年おきなわマラソン参照)、最初の原点ともいえる思い出深い大会。7年前と変わらずわくわくした気持ちと、懐かしさいっぱいでスタートをむかえる。
そして9:06過ぎ、スタートの門をくぐり、管理人の42.195kmが始まった。スタートしてすぐの左折も、7年前と変わらない。
うしろのほうのブロックでも、6分程度でスタートを切れるなんて。早めにスタートできるのはありがたい。
スタートしてすぐに、マイペースで走れる
おきなわマラソンは、参加者数に対して道幅が広く、スタートしてすぐにマイペースで走れる。高低差は大きいが、スタートゲートをくぐる時間も速いし、記録を狙うには良い条件がそろっているかも。
走り始めてすぐに、大きなトンボが貼りついている人を発見。スタート整列のときにもお見かけした人だ。同じようなぺースだったので、このあともちょいちょい遭遇することになる。
よし!今回もできるだけ仮装ランナーを追っていくぞ!
自分が仮装をあきらめたぶん、みなさんの仮装を楽しませてもらう!
写真撮影のカメラマンを見かけたら、ポーズを取って目立とう
スタート後すぐに見えてくるトンネルの上には、カメラマン。こちらは報道のほうのカメラマンかな?
走ってる途中、こんなようなカメラマンと幾度も遭遇するはずだ。報道カメラマンか販売用の写真を撮ってくれるカメラマンか分からなくても、ここは目立つポーズを取って、映える写真を撮ってもらおう!
販売用の写真は、後でオールスポーツコミュニティのサイトから購入できる。下の画像は、今大会の新聞に掲載の、写真販売について。閲覧は無料で、1枚から購入できる。
走っていて写真撮影隊が現れると「しまった!イケてるポーズ考えとけばよかった!」と毎回直前になってからちょっと後悔する。
結局、ガッツポーズ・両手を振る・ピースする…など、当たり障りのない写真になってしまう。インスタ慣れしてないというか、とっさにイケてるポーズを取るのが苦手なので、管理人の写真は気持ち悪い動きのものが多い。
イケてると思って取ったポーズの写真にかぎって、なんか気持ち悪い動きしてるんだよね!マジで最近の悩み!
冬なのに太陽が照り付けて、暑い!
9:13。道いっぱいに広がって走れる。気持ちがいい。
それにしても、めっちゃ暑いんやけど!太陽やばい!天気予報よ、今日ほんまに雨降るんか?!
沖縄らしく、海沿いを走れる。平坦な道のりが続き、いい感じ。(平坦でいい感じなのは、このへんだけだが。あとで鬼のような高低差を味わうことになる)
広くて平坦な道路をひたすらまっすぐ進む。途中、スタート整列のときにお写真をいただいたスターウォーズの3人組を発見。よく見ると背中にはR2-D2を背負っていて、芸が細かい。それにしても暑そうだ。
9:26、3km地点。自分のペースとしては、こんなもんかな。空からは太陽が照り付け、早くも日焼けが気になる。
中城湾港にある臨時駐車場の看板。今日は、臨時駐車場が至るところに設置されている。こういう臨時駐車場から、朝の臨時バスがバンバン出てたんやね。
9:30、沿道に人だかりが。みんなが集まっているところに行ってみる。
走り始めて30分経つし、日が照っていて暑い。このタイミングでの給水、これぞみんなが欲していたもの!
それで給水の机の上は、ちょっとしたカオス。給水のコップが追いつかないくらい繁盛していた。
4km地点、エイサーの応援。おきなわマラソンは沿道の応援がすごい!
4km地点、最初の右折。海邦橋を渡るときに、エイサーや太鼓の応援団が。これぞ沖縄中部の本領、発揮!
これ以降も、エイサーや歌・楽器など工夫を凝らした沿道の応援が続いていた。こういった沖縄らしい沿道の応援は、NAHAマラソンより多かったように思う。さすがエイサーの本拠地、沖縄市。
こちとら単なる一般人が走ってるだけで、こんなに応援してもらえるなんて!うれしい!
5kmの手前、エイドがある
公式のエイドを発見!早くもまた給水したい!
うまく取れるかな? 2013年、初おきなわマラソンにして初めてのフルマラソンのときは、人だかりでふっ飛ばされてうまく給水できなかったが、
今年はうまく給水できたし、「読谷村のソウルフード 楚辺ポーポー」もゲットした!成長したもんや!
みんな大好きポーポー。このポーポーは、もう少しあとで、いざというときに使おう。ウェストポーチに忍ばせておく。
看板と景色を楽しむ
9:40ごろ。「10km 関門」の看板が。
これはぬか喜びで、あとで考えたら「10km ロードレース部門」の折り返し地点のことだった。
そして、やはりすぐに「5km」の看板が。
最近分かってきたことだが、フルマラソンだと走り始めて少したったこの5kmから10kmあたりが、気分的にしんどいゾーン。
スタート時の新鮮な気持ちは消え失せ、まだまだ走るのに身体が慣れていない。それにスタート時のロスタイムがあるので当たり前だが、練習時に比べて5km地点でのタイムの遅さに絶望する。絶望の5km。
もう少しで左折があるよ、っていう看板。
お知らせどおり、左折する。
6km地点、太陽は出ているが行く手が少し曇ってきたようだ。
ここは公道。みんな、速度制限の50kmを守ろうな!
それにしてもこのゾーン、やたら「特別自由貿易地域」↑↑っていう看板が出ていた。う~ん、なんか習ったな。現代社会って感じ!
9:55ごろ、7km地点を通過。もう少しペースを上げたいところだが、なにがしんどいかって、この暑さ!10時で24.5℃を記録。2月とは思えない。
曇ってきて、少し走りやすくなったかな。
まだまだ序盤!7km地点、あとこれの6倍走らなあかん!