6月の、梅雨終わりかけの沖縄。
天気が悪くて海もバツグンに荒れてるのに、那覇空港から車で20分の糸満で、こんなダイナミックで美しい海が見られました!
沖縄でダイビングというと、慶良間や北の方に向かう人が多いかと思います。
しかし、空港のすぐそば、那覇からもアクセス抜群の南部にも注目したい!
南部はダイナミックな地形があり、魚影も濃い。
また、那覇空港が北側にあるので、北風が吹く荒天時にも潜りやすいのです!
そんなわけで今回は、飛行機で着後すぐ、6月の荒れた海に繰り出した管理人の南部ダイビングをレポートします。
到着後、那覇空港から送迎してもらった
今回、南部のダイビングでお世話になったのは、『海の遊び処 なかゆくい』さん。
那覇市内や糸満周辺のホテル・那覇空港まで送迎してくださる南部のダイビングショップさん、という条件で探して「じゃらん遊び・体験」からネットで予約しました。
管理人は、那覇空港に11:30到着予定の便。今回の旅はだいたい海に潜っているので、レンタカーは予約なし。
事前にショップさんとよく連絡を取り合い、那覇空港まで迎えにきていただきました。
割と荒れてる海に出航、準備を整えエントリー
管理人が来沖したこのとき、6月の初旬。沖縄は、梅雨の半ばを過ぎたころ。
特に雨が多かった期間で、海に土砂が流れ込んできたほど。土砂が流れ込むのは、沖縄ではめったにないことだそう。
けど、潜れるポイントはあるとのことで、他のショップのダイバーさん1名と乗り合わせで出航。ポイントには5分くらいで到着しました。
↑海、荒れてます。アトラクション並みに船が上下。波に波紋がいっぱい、雨が激しく降っている様子が分かりますね。
見通しが悪く、流されやすいので、アンカーを留めるのに苦労されていました。
1ダイブ目:潮崎コーラルガーデンNo.4
まずは1本目、『潮崎コーラルガーデンNo.4』というポイントでダイブ。
ブランクダイビングでも安心だった
さて、いよいよエントリー。
管理人は、このとき長きにわたるコロナ禍で、なんと3年ぶりのダイビング!
久しぶりの海のなか
3年ぶりのダイビングで見た光景は、こんな感じでした。
こんな荒れた天気なのに潜れたことだけで奇跡だし、やっぱり海のなかは素晴らしいと思う。
港へ戻り、水面休憩
ダイビングが久しぶりすぎて、ほんと潜っているだけで楽しかった!
ボートに乗って、すぐに帰還。なんといってもポイントと港が近いので楽ですね。
糸満の港には、温水シャワーやお手洗いがあるので、水面休憩中に利用できます。
2ダイブ目:名城パラダイス
1本目の後、今後の天候によっては2本目は中止になる可能性がある、と言われていました。
2本目エントリー
バックロールでエントリーし、ロープの下に潜行していたところ、こんな場面に出くわした。
ウツボがパックンフラワーのように待ち構えてるやないか!
管理人は無事、ちょっと横にそれて着地。けど、そっこーでウツボに出会えたなんてうれしい!
そしてガイドさんが呼んでいるのでついて行くと、ウミガメを見せてくれた。かわいい。
昼寝してて、近くまで寄れたものの、我々に気づくなりサッと逃げてしまった…。
次はキンメモドキの群れ。管理人がみたときは6月初旬だったので、梅雨明けまでこれからまだまだ増える時期。
チンアナゴもいっぱい生えていました。ここのチンアナゴは警戒心が薄いためか、近くまで寄っても引っこんだりしなかったです。
しばらく、チンアナゴが流れてくるエサをパクついている様子を観察。
この1本で、ハナミノカサゴもいろんな場所で何匹か見かけました。
ここはお魚天国で、いろんな要素がギュッとつまった、バラエティ豊かな良いとこ取りのポイントでした。
しかし、ガイドさんいわく、糸満の本気はまだまだこんなもんじゃない、とのこと。
糸満のショップに移動、ゆんたくしながらログ
まずは港のシャワー施設で着替え
糸満の港「糸満フィッシャリーナ」には、男女別の温水シャワー室があります。
200円で5分、温水シャワーが使えるので、けっこうゆっくり温まれました。(シャワー代はダイビング料金に含まれていました:2022年6月現在)
棚もありタオルや着替えを置けるので、広いスペースでサッと着替えることができ、便利。
着替えて落ちついたら、車で5分ちょっとの「糸満市場いとま~る」にある、お店に向かいます。
糸満市場いとま~るでゆっくりログ
今回管理人がお世話になった『海の遊び処 なかゆくい』さんは「糸満市場いとま~る」内に併設しているので、ログを書きつつ、市場を見たり美味しいものを食べたりできます。
湿気の強い梅雨明け前の沖縄だけど、雨が降ったので少しだけひんやり。
おそらく市場の常連さんであろう、オバァ2人組に「ナイチャーね~?」とかなんとか話しかけられつつ。
海から上がったあとの独特の気だるさのなか、ゆったりと”ゆんたく(おしゃべり)” しながら、ログを書きました。
那覇市内のホテルまで送迎してもらえた
ログを書き終わったら、那覇市内のホテルまで送ってくださいました。
ところで、「がっつりダイビングするぞ!」って決めた旅は、ほとんど海のなかにいるから、レンタカーはかえって邪魔になることが多いんですよね。借りるにも返すにもロス時間多いしね。
なので、今回も管理人はレンタカーを使わないつもりだったため、送迎付きは本当にありがたいんです。
海の遊び処 なかゆくい|ショップ情報
お店のある場所 | 沖縄県糸満市字糸満989-83 糸満市場いとま~る D5 |
アクセス | (1)車「沖縄県庁前」より約25~30分。 (2)バス ①「旭橋・那覇バスターミナル」より89系統または「那覇空港」より189系系統「糸満バスターミナル」行き乗車。「糸満市場入口」下車。徒歩約1分。 ②「那覇空港」より東京バスTK01系統「糸満市役所」行き乗車。終点下車。徒歩約15分。 |
電話 | 098-960-1380 (7時~22時) |
公式サイト | https://nakayukui.jimdofree.com/ |
予約 |
じゃらん (じゃらんで口コミほぼ満点のお店) |
オススメポイント | バスタオルと飲み物あり。那覇市内、南部、那覇空港などへの送迎(一部地域を除く)があるので、レンタカーなしでも快適。水中写真無料。着後すぐのダイビングも可能で、旅行期間を効率よく楽しめる。 |
【2023年4月現在】
今回、管理人はファンダイビング(ライセンスを持った人が参加できるダイビング)で予約しましたが、なかゆくいさんでは、ライセンスを持っていなくてもできる体験ダイビングや、シュノーケルツアーもやっています。
南部のダイビングがオススメなワケ
今回管理人は、初めて沖縄本島南部で潜ったのですが、想像以上に使える場所だ!と思ったので、おすすめポイントをまとめてみました。
沖縄本島 南部がオススメな理由
◦空港や島の南側のポイントなので、北風に強い(荒天時も潜れることが多い)
◦ポイントは港からすぐそばなので、船酔いの心配なし
◦那覇に近いので、アフターダイビングも楽しめる場所が多い
◦ダイナミックな地形
◦魚影がものすごく濃い
◦魚の種類が多い
◦糸満の漁港には、シャワー兼更衣室がある
…etc.
慶良間に匹敵する海
荒天時でもエントリーできる可能性が高い
【崎本部ゴリラチョップ】
【ゴリラチョップ海中】