奥日田温泉 うめひびき。
靄がけむる梅の郷に、ぽつんと建っているオシャレでかわいらしい温泉旅館です。
管理人が初めて大分県日田市に訪れたときに、宿泊しました。
予約の内容と決め手
「うめひびき」は各予約サイトでの評価も非常に高く、お値段相当以上の満足感が得られる「すべらない」宿に間違いないと思うので紹介しますね。
大自然に囲まれている場所なので、周りには何もありません。
なので、「うめひびき」は観光というより宿自体を楽しむ「お籠もり」タイプの宿となっております。
それだけに、宿のなかで楽しめるものが充実しており、雨降りでも旅に支障ないのがうれしいですね。
天領日田の奥座敷・大山。響渓谷と梅に囲まれた風光明媚な郷で、地の恵みに癒される温泉宿。大浴場の露天風呂と寝湯からは切り立つ岩が見事な郷渓谷の大パノラマが。セラミックボールを敷き詰めた「活盤浴」もぜひご利用ください。
お食事にはこころにも体にも良い養生膳をご用意、自慢の梅酒を食前酒にお出ししております。
ご宿泊のお客様専用のラウンジ、絶景の「あさもやテラス」、木の香りが漂うキッズルームなど心地よい空間をたっぷりと設えました。併設する梅酒蔵では宿泊様専用のサロンにてゆっくりとした時間をお過ごしいただけます。
【 Yahoo!トラベルより引用】
予約の内容
「うめひびき」は、２名～の宿泊が基本プランとされています。
ひとり泊の場合、１名でも２名相当の値段（２食付５～６万円くらい）になってしまうため、できれば２名上で泊まったほうがお得。（2023年３月現在）
しかし、管理人は平日に一緒に泊まってくれる友人がいなかったため（ぴえん(ノД`)・゜・。）、結局ひとりで宿泊することに。
以下、実際の予約内容です。
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◦２食付 本館和洋室【七折・織姫】（※現在ひとりプランは「鶯宿」）
【じゃらんより引用（2023年3月現在）】
ひとり旅プランでは、朝夕の２食付きのプランのみ。といっても、近くに飲食店などはないですし、お食事がめちゃくちゃオシャレで美味しく、お腹もいっぱいになるので特にこだわりなどなければ絶対に２食付けたほうがいいです。
また、ひとりプランは基本平日限定で、泊まれる日が決められているので注意です。宿泊可能な日にちは、各予約サイトのカレンダーなどで確認するしかないですね。
管理人が宿泊した当時（2022年10月）は、大手予約サイト「じゃらん」「ヤフートラベル」「楽天トラベル」などでは２名以上の予約のみとなっており、１名プランは エクスペディア かBooking.comでしかできませんでした。
しかし、2023年3月現在、大手旅行サイトからも１名予約ができるようになっています！
ただし１名でも２名相当の値段＆日にち限定であることは変わらず。とはいえ、同じような値段でも、お部屋は “【温泉露天風呂付・別邸 鶯宿和洋室】（デラックス）【禁煙】” に変更されています。
管理人が泊まったときより、部屋がグレードアップされてる…。ひとりプランは、いまのほうがお得ってことですね。
１名予約可能なプランまとめ
以下、１名からの予約が可能なプランをまとめました。基本、１名プランは エクスペディア【Expedia】などを除き、平日の宿泊限定となっています。（2023年3月現在）
| １名プランのあるサイト ※プラン内容へリンクします |
クーポン・割引など |
| エポスカード（年会費・ETCカード無料）で支払うと ※ |
予約方法はいろいろありますが、なんせ金額が大きいです。クーポンやポイント還元などを使って、割引率が高いプランを選ぶのがお得ですね。
いま管理人が予約するとしたら、結局、ヤフープレミアム会員（月額462円（税別）、すぐに退会可）に登録し”今すぐ５％割引（ひとりプランで2,700円程度割引）”を使いつつ、”全国旅行支援（20%割引＋クーポン）”を受けるのが簡単でお得かな？と思います。
もしくは、”ふるさと納税” と”全国旅行支援”を併用する方法。ふるさと納税に慣れている方は、めちゃくちゃお得なのがお分かりいただけるかと思います。
もちろん「うめひびき」も、日田市のふるさと納税対象施設 に含まれていますよ！（2023年３月現在）
【Yahoo!トラベル より引用（2023年３月現在）】
なお、１名プランのお部屋は、2023年３月現在、“【温泉露天風呂付・別邸 鶯宿和洋室】（デラックス）【禁煙】”（←※めっちゃいい部屋でお食事処も個室優先） となっているようですよ。（管理人宿泊 2022年10月）
予約時のちょっとしたポイント
各予約サイトには、予約時にちょっとしたメッセージを送信できる欄があるかと思います。
ここぞとばかりに「ずっと、進撃の巨人の聖地と言われるうめひびきに泊まろうと思っていました。レンタカーで行きます。お世話になります。」と、進撃ファンであることをアピールしておきました。
後ほど、ちょっとしたことですけども、こういうのが活きてきます。
予約の決め手
【じゃらん より引用（2023年３月現在）】
「奥日田温泉うめひびき」を予約した際に、決め手となった点は以下のとおりです。
◦「進撃の巨人」の原作者、諫山創先生が何度か宿泊され、聖地とされている
◦諫山先生の地元である日田市の、ご実家がある「大山町」の宿である
◦特産品の梅をコンセプトにしており、宿全体がオシャレで可愛らしい
◦小洒落たサウナや温泉で癒されたい
◦お部屋からの窓からは、響渓谷が眺められる（部屋による）
◦高級感を味わいたい
◦スタンダードな部屋でも十分広い
うめひびきは進撃の聖地だということで最初から泊まることを決めていた宿ですが、評価や口コミを見て「ひとり泊だと割高になっても、やっぱり素晴らしい宿だ！」と確信を持ち、当日までニヤニヤしながら過ごしましたww
２人で泊まるのももちろん、とても楽しいですが、自分ひとりだけの時間というのもいいですよね。贅沢な空間で、好きなときに好きなことをして過ごす時間を想像するだけで、その日に向けてがんばろうという気持ちになれます。
チェックインしたよ！～外観・エントランス
福岡空港からレンタカーを借りて日田まで１時間、さらに奥日田まで20分ほど。
管理人はアスファルトタイヤを切り付けて、無事、梅の郷「日田市大山町」までたどり着きました。
うめひびきに向かう道
これはうめひびきに向かう道。靄がけむる、梅林の道を抜けていきます。
宿泊棟はいろいろ
駐車場から見える宿泊棟は、これぞうめひびき！と分かる、オシャレでシンボル的な建物。温泉露天風呂付のお部屋がある、『別邸 鶯宿（おうしゅく）』です。2023年３月現在、ひとりプランだとここに宿泊できます。
いよいよチェックイン
雰囲気のある庭を抜けていくと…
梅のモチーフが印象的な、大きなドア。小洒落た造りで、これからここに泊まれるのかと思うとわくわくするね！
カウンター。撮影時は日の出前だったので、静かな雰囲気です。
お部屋 本館「織姫」
うめひびきのスタンダードなお部屋である、「織姫」。
今回、管理人はひとりプランで宿泊。
2023年現在、ひとりプランは、別邸「鶯宿」に変更されています。なので、いま織姫に泊まりたい場合は、２名以上での申し込みが基本となりそうです。
お部屋へつながる廊下
玄関から近いところなので、便利です。温泉にも行きやすい位置。
仲居さんが、お部屋まで案内してくれます。
「織姫」のなかでも、いちばん端の角部屋にしてくださいました。
お部屋「織姫」
ひとりプランですが、ツインがスタンダードなので。広々使えそうです。
入口から全体を見渡した画像。窓の奥にはプライベートのテラスも見えますね。スタンダードでも十分広いです。
窓側から入口を見た感じ。
チェックインや館内の説明は、お部屋の中でゆっくりしていただけたのがよかったです。
予約時に、ここぞとばかりに進撃ファンであることをアピールしておいたためか、仲居さんが進撃のお話をふってくださいました。
ここでしか聞けない諫山先生のお話や、他のファンも大勢泊まりに来ていること、イベントなどのお話も聞けて、いきなり感動！
洗面所＆バス
お手洗い＆洗面所だけで、このスペース。
お部屋についているバスはこんな感じ。なんと、響渓谷を眺めながら入れる！ここだけでも贅沢なのに、温泉もあるから結局使いませんでしたが…。ああ、身体が３つくらいほしい！！
なお、お部屋の洗面所にも温泉にも、「雪肌精（KOSE）」の化粧水や乳液が置いてありました。
お部屋の入口
下の画像は、寝室に入る手前の小スペースです。見えないですが、位置的には画像の左手に、お部屋の入口ドア（引き戸）があります。
クローゼット（左）と、冷蔵庫やカフェセット（右）があります。
コーヒーやお菓子、お茶などのセットです。うめひびきの模様がかわいらしい。
「ここはなんか高めな器のお店か？！」と思ってしまう。ショーウィンドウのような棚に、うめひびき専用のカップたちが並んでいます。
テラスからは響渓谷が臨める
お部屋にいながらにして、いつでも眺められる響渓谷がすばらしいの一言。
ゆっくりと、カフェタイムを楽しむのが、旅の醍醐味でもあります。
もう夕方が近い。ちょっと涼しくなった秋の風を感じながら。
ちなみに、響渓谷を眺めていたら、ちょうど山ハゲと出てくるピクシス指令に似ているなぁ、と気づいた。
こちらが原作のピクシス指令。
【ドット・ピクシス｜『進撃の巨人』Ⓒ諫山創/ 講談社】
館内を歩いてみた
梅をモチーフにした、オシャレな館内。
大浴場へ続く廊下。仕切りの向こう側（画像左側）は、キッズルーム。お子さんたちが遊べるスペースになっています。
お風呂のある館内。明かりが落としてあり、ここを通ると、ゆったりと落ち着いた気分にさせてくれます。
本館のエントランス。大浴場に行くときや、お食事のときも、ここを通ります。常にスタッフさんがどこかにいて、挨拶してくれます。
いろんなところに梅のモチーフがあるので、探してみるのも楽しいですね。
どこを通ってもピカピカでキレイ。大浴場に移動するのですら、丁寧な時間。歩いているだけでワクワクするので、館内を散策するのも楽しかったですよ。
夕食 ～白加賀（個室）～
ひとりプランということで、時間を合わせれば個室を用意してくれるとのこと。（ふつうは別邸や離れの客優先。2023年3月現在のプランは、優先で使えるようです）
せっかくなので、時間をずらしてお風呂に入ったあと、個室『白加賀』でゆっくりといただくことにしました。
丁寧な朝ごはんと、外カフェ
２日目は、早起きして、朝もやけむる大山町をランニング。
走ったあとは温泉で汗を流し、サウナも堪能した後に、朝ごはんをいただきました。
なので、観光の予定や出発時間とのかねあいで決めておく迷いません。朝風呂も入りたい方は、時間が決まっているので注意。
「緑宝(りょくほう)」「青軸(あおじく)」
営業時間：
■宿泊 6:00～9:00 ／10：00～11：00／ 15:00～24:00（9:00～10:00は清掃時間）
■日帰 11:00～14:30（最終受付14:00）
『白加賀』で朝ごはん
朝ごはんはみなさん、個室の白加賀でいただくシステムのようです。
温泉＆サウナのあとなので、多少ぐったりとした気持ちのいい気だるさを感じながら、いただく。
朝ごはんの一品一品が、沁みる。
手前のごま豆腐の白いお皿は、日田の特産品『小鹿田焼（おんたやき）』を使ってありますね。
なんといっても小鹿田焼の器の特徴は、「飛び鉋（とびがんな）」のシャッシャッとなった模様。ろくろを回しながら、一瞬で模様が付けられていく技法は、圧巻ですよ。
朝のお野菜たち。
朝ごはん全図。
うめひびき専用の、卵かけご飯用のお醤油もおいしかった。
うめひびきのお隣にある「梅酒蔵おおやま」や、通販でも売っています。
美味しかったのでお土産で買い、さらに後日、通販でも購入してしまった…。
あーー、なんていい時間なんだ！旅館の朝ごはんって素敵すぎる…。
『あさもやテラス』でゆっくり外カフェ
朝ごはんを堪能したあとは、大山で採れた季節のハーブティーやコーヒーなど、好きな飲み物を持って外カフェ「あさもやテラス」を楽しめます。
「あさもやテラス」は、「白加賀」の奥につながっている施設です。
絶景、響渓谷を眺めながら。
10月といえど日差しが出ると暑くなってきたので、１杯いただいて、退散。
アクセスは？
「うめひびき」へのアクセスは、主に３段階あります。
九州への上陸、日田市入り、大山町へのアクセス です。
九州の各空港や駅に到着してしまえば、１時間程度で日田市街に、さらに20分程度でうめひびきのある大山町へ行けます。
①遠方からのアクセス：まずは九州へ
まずは、九州へ上陸しましょう。
九州への上陸の仕方は、主に３つ。
②「博多駅」経由
③「大分空港」経由
②各空港や駅から、日田市へ向かう
日田へのすべてのアクセス方法は、以下のとおり。
【日田市観光協会より引用】
③日田市街から大山町へ
ＪＲ久大本線日田駅→バス杖立線杖立行き約３０分豊後・大山ひびきの郷下車→徒歩約１０分
高速バス日田バスセンター→バス杖立線日田から杖立行き約３０分豊後・大山ひびきの郷下車→徒歩約１０分
▶自動車利用のアクセス
大分自動車道日田ＩＣから国道２１２号線約３０分
▶タクシー
■日田市街から大山へ
日田のタクシー会社 一覧
■大山周辺：大山観光タクシー
℡ 0973-52-3173
また、単に「うめひびき」だけを訪れるには、送迎を使うのがいちばん楽です。
※ＪＲ日田駅 15時又は16時
※2日前までに要予約
しかし、うめひびきの周囲にも『進撃の巨人』の壁をイメージした「大山ダム」、「進撃の巨人ミュージアム」など、いろいろな観光スポットがあります。
自分のタイミングでいろいろ見たい場合は、やはりレンタカーがいちばん便利かもしれません。
イベントに合わせて予約するのもGOOD
【日田市サイトより】
うめひびきがある大分県日田市大山町では、毎年、日田おおやま梅まつりが開催されています。
イベントに合わせた宿泊プランもあるので、時期が合えばラッキーですね！
うめひびきの周りはほとんどが梅林で、梅の時期にはうめひびきへ向かう道が梅で満開になるそうですよ。
開催期間：2023年2月19日（日）～3月19日（日）
開催場所：おおくぼ台梅園（大分県日田市大山町西大山）
ふるや台梅園（大分県日田市大山町東大山）
主催：大山まつり実行委員会
お問合せ：0973-52-3101(日田市大山振興局)
▶梅まつりパンフレット（日田市公式サイト）へ
併設のお土産屋さん＆酒蔵「梅酒蔵おおやま」
うめひびきのすぐお隣には、「梅酒蔵（うめしゅぐら）おおやま」という、酒造兼お土産屋さんがあります。
２階に上ると、ガラス越しに自由に見学できますよ！
「うめひびき」で提供されていた梅酒やジュース、お醤油などもここで買えます。
「進撃の巨人」関連のお酒やおみやげ、地元の方が作ったうめぼしなどもいっぱい。
館外にあり、営業時間は９：00～17：00なので、注意！
奥日田温泉 うめひびき
| 公式サイト | 【公式】奥日田温泉うめひびき |
| 電話 | 0973-52-3700 (電話受付時間 10:00～12:00/13:00～17:00) ※電話受付の定休日 毎週水曜日 |
| 日帰り入浴可 | 11：00～14：30 （最終受付 14：00） |
| 住所 | 〒877-0201 大分県日田市大山町西大山 4587 番地 ※送迎可 |
| 宿泊予約 | ※ひとりプランの予約は コチラ |
| レンタカー | ■福岡空港（または博多駅）周辺で借りる ■日田市内で借りる タイムズレンタカー 日田駅前店 |
| 航空券＋宿泊 |
