集落の真ん中にある「大東そば」に、今日も来た。今日のお目当ては「大東すし」。朝の営業ギリギリだったが、入れてもらえた。
朝食は6:00~8:30までやっている。それが過ぎると、昼食11:45~14:00になるまでお休みなので気をつけよう。夜の部は18:00~20:00。
間違いなく「大東すし」を注文する。オーダーが通り、オバチャンが作ってくれている。
ありがとう!朝から寿司!念願の大東寿司!
大東寿司は、サワラを甘めのタレで漬けにしたネタをのせている。
ワサビも効いていて、美味しい。ふつうの寿司ではなく、どちらかと言えば柿の葉寿司や押し寿司など、保存を目的にして作られたような、味のしみた寿司である。
いくらでも食べられそう。那覇のとまりん近くにも本格的な大東寿司が食べられる有名なお店【喜作(きさく)】があるから、今度行ってみたい。
しかし、ぜひとも本場の南大東島で味わってみてほしいし、管理人もまた来て食べたいと思っている。
8:30前、昨日と同じように気象台へと向かう。今日もバルーンを見ておこう。
今日は10名ほどの団体さんと説明の係の人がいた。管理人は個人で見学。管理人と同じように、昨日来ていた人で今日も見に来ている人がいる。
8:30に近づくにつれ新規組はザワザワしてきたが、昨日見た組はひととおり知っているので、余裕な態度でカメラをかまえる。(なんとなくこういうときって先輩面になるよな-。)
そして8:30になると、昨日【南大東島⑩】のとおり、地味にバルーンが現れ、一瞬でどっかに飛んでいく。
知ってる。手前に開くんやな。
風船は、中にいる時点でふくらませている。
この間、一瞬。
お手紙がつけられた風船のように大空を飛んでいく。
今日は風の流れで、気象台の建物の向こう側へ飛んでいった。
この部屋ともお別れ。なじんできたころには、旅立たないといけない。
昨日のうちに宿代を払っておけばよかったが、この時点で宿の人がいなかった。ほんまに、民宿に泊まるときはここに気をつけないといけないのに、すっかり忘れてしまっていた。
どうしようかとうろうろしていると、宿のオバチャンから電話がかかってきた。
「今日の空港までの送迎は近所の人に任せてあるから、時間になったら車に乗せてもらって」「宿代は空港の売店のお姉さんに払って」と指示を受ける。
昨日のゆんたくの名残。今日、内地に帰ると思うと、さみしく映る。
さとうきび畑は、集落のすぐそばにまである。本当に、さとうきびに始まりさとうきびに終わる、さとうきびの島だった。
ハイビスカスの小道を歩く。
秋の南大東の光に照らされて、輝くビスカス。
集落の近くのビロウの木。夜、ここにダイトウオオコウモリが集まっていた。
10:00。さあ、お迎えがきたようだ。スーツケースを持って、空港へ送ってもらう。空港へは、車で10分もかからない。
南大東空港へは、近所のお姉さん(売店のお姉さんだったか?)が送ってくれた。ありがとうございます。
こぢんまりとしているが、キレイな空港だ。
チェックインを済ませ、
チケットをゲット。約1時間のフライトで、片道25,600円。片道なので、割引は効かない。
お得情報
那覇⇔南大東島路線は、
当時、マイナー路線にこのサービスはなかったので管理人はJALから直接予約(片道)しましたが、これから行く人は少しでも安く行ってくださいね!(R2.1.23追記)
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そうや!宿代を売店のお姉さんに払わないと!素泊り2泊で4,000円。
売店は、いそいそと開店の準備。飛行機の発着時のみ開店しているようだ。
シージャーキーやCOR COR、南大東寿司のパック、大東ようかんなど、ひととおりのものがそろっていた。奥にはカフェもある。
さて、出発の時間まで時間があるので、空港内を見学しよう。島の写真の展示。
展望階へ。
琉球エアーコミューターRACの発着が見られる。
少しだけ海が見えた。
1日に2往復ほどなので、だいたい滑走路は、静か。
まずは那覇からRACが到着。
海の向こうから飛んでくる。
けっこう近くで見られるので、飛行機好きにはたまらないかも。
Uターンして、誘導に従いこちらに来た。
ここでは、機体を下りると徒歩で空港へ向かうシステム。
さとうきび畑は、空港の近くにも。どこまでもさとうきびな島だ。
南大東本に、記念スタンプを押す。
手荷物の受取所はこんなに小さい。回転ずし式ではなく、ふつうに置かれる方式で受け取るようだ。
11:05ごろ、搭乗ゲートを通過。徒歩でRACに乗り込む。
11:10、着席完了。
RACは50席ほどのプロペラ機。プロペラがまわる様子も必見だ。
管理人は、ふつうに前を向いて撮影しているのだが、よく見ると、いちばん前の席が電車の向かい合わせの席のようになっているのにお気づきだろうか。あの席にも座れるようだ(与那国島の帰りにメンバーが座っていた)。
南大東の空港のみなさんが、並んで手を振ってくれた。なにか胸に込み上げてくるものがある。
「あばよーい!」
機体はあっさりと飛び立ち、いっきに南大東島が見えなくなってしまった。
絶海の孤島、上から見ていても島影などはない。
約1時間のフライトで、本島が見えてきた。
大都会だ。
プロペラが真横に。
那覇空港に到着すると、荷物受取所にふだん見慣れない「南大東」の文字。
さて、乗り継ぎで内地へ帰る飛行機を待とう。空港内のエンダーで、ひさびさのファーストフードを食す。
南大東島のマップをみて、旅をふりかえりつつ。
大東寿司は、家に到着後、南大東島の空気を感じながらいただいた。
南大東空港で手に入れた「ボロジノ」と書いてある手作りのティッシュケースと、ポストカード、大東島のシール。
以上で南大東島の旅は終わった。
本当に、南大東島は絶対に見たいもの、食べたいものがたくさんありすぎて、盛りだくさんの内容だった。ほぼ全て網羅したつもりだが、もっと深く知るには、また訪れないといけないと思っている。
大東島には、ずっと憧れてずっと来たかったという思い入れの強さもあり、旅を存分に楽しむことができた。
そして、その期待を裏切らない島でもあった。
近いうちに、北大東島にもチャレンジしたいと思っている。
\\ 沖縄の思い出をカタチに残そう!//
〔R2.5.6追記〕
以前よりモヤッと感じていたこと、南大東島って「進撃の巨人」のパラディ島に似てるよなぁーって件をまとめてみましたので、興味があったら読んでみてくださいね。(ちなみに表紙のテキトーなリヴァイの絵は管理人がパワーポイントで描いたので、悲惨な出来となっています)
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