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【南大東島③】フェリーだいとう、女一人の乗船記!船内の設備を紹介、揺れは覚悟の上で~南大東島旅行記~(船旅の章)

前の記事は【南大東島②】(準備編)を参照。

船内の設備を画像で紹介

船内を探検してみよう

ついに乗った!ワクワクと同時に、女一人で乗ってもいいのかという疑問もほんの少し湧いた。

が、とりあえず、船内の様子を偵察しておこうと思う!

乗船して2階にのぼると、まずはNo.50の自分の寝台へ向かった。部屋などにはなっていないし鍵もあるわけではないが、女性専用の区画が用意されていた。

この一番奥が今回指定された寝台。

寝台のレイアウトはこんな感じ。管理人は、寝台No.50のところ。近くにスーツケース等大きめの荷物を置く場所があったので、便利。

というか、執筆中に気づいたが、No.50は上段ではないか!下段のほうが移動しやすいし、何の気もなしに間違えて下段を使っていた。ほんますみませんでした(´・ω・`)。他に寝台を使っている女性客は1人しかいなかったからまだ良かったものの(*_*;

張り紙には、「乗船券に記載されております指定のお室、寝台のご使用をお願いします。」の文言が。
はい、さっそく間違えててすみません…。ご迷惑をおかけしておる…。

さて、気を取り直して。
管理人は初めての寝台、しかも船!秘密基地みたいで、わくわくが止まらない!さっそく自分の基地をカスタマイズする。

枕は船首のほうに向けて設置。ライトがあり、嘔吐袋も用意されていた。画像のように、コンセントもあってちょー便利。カーテンもできるので、最低限のプライベートは守られそうだ。

吊り棚もいい感じに便利。一瞬で自分の部屋みたいになった。順応だけは早い。毛布も用意してあった。布団のシーツは自分で敷く。

じゃ、次は船内を探検!といきたいところだが、なんかもう汽笛が鳴っているぞ?!まだ17時まわってないけど。もう出港するようなのでそのシーンを見届けるべく甲板に出る。

あり?!ほんまに、めっちゃ動いとるやんけ!

まだ17:00前だが、これから15~17時間かかるしね。荷物が積み終わり、全員そろったから出港となったのだろう。

さらば那覇!大東島へ行ってきます!

もうとまりんがあんなに遠くに。那覇を見送ったら、次は船内を探検だ!

 

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船内のマップ。こんな感じの3階建て。

メインの2階を拡大。

椅子席にはテレビもある。島の人だろうか、慣れた様子で、出港に興奮する様子もなくテレビに夢中。

カウンターには揺れ対策のドリンクホルダー(壁についている黒いの)が設置されている。

カウンターには大東島の校歌が書かれていた。

こちらは南大東音頭。こんな上でカップラーメンなんて食べた日には、緊張してこぼしたりできない感じ。

カウンターの近くには、シンクと電子レンジ、カップラーメンの自動販売機(お湯付き)があった。

洗面台は広くてめっちゃきれい。面白いのは、あらゆる場所に揺れ対策がなされているところ。液体せっけんの容器やごみ入れも、全部粘着テープでくっついているのだ。

お手洗いはシャワートイレで、ここも新しくてめっちゃキレイ。

女性用トイレは個室が2つ、更衣室(右側)もあった。
他には、1階にバリアフリー専用の部屋があり、そこにバリアフリーのトイレもある。

座室という、グループや家族などで使えそうな部屋もあった。「予約者以外立入禁止」と書かれており、予約しないと使えないみたいだ。

使われていないほうの部屋は開いていたので、少し拝見させてもらった。

マットを広げると広めの寝床になりそうだ。船内はだいたいこんな感じ。

 

船外も探検

次は船外にも出てみよう。

デッキに出ると潮風が気持ちいい。

船尾には貨物が積まれている。車やバイクなども屋外だ。こいつは潮風にやられそうだ。

他の離島便では船の1階が車両や貨物専用のスペースとなっており、船内なので潮風や水しぶきに当たらないようになっている。しかし、大東島では最終的にはクレーンで持ち上げて上陸させるため、屋外のまま移動させるしかないのだろう。

18:00になる。日が暮れてきた。10月も下旬だが、さすが南西諸島。まだまだ日が長い。

マストを見上げると、船旅を実感する。ベンチはしっかり固定されている。

だいたい船はこんな感じで、船内をまわっていると今回の乗員メンバーさんの顔も見慣れてきた。人数はおそらく20人前後、そのうち、島関係者と思われる家族連れ、仕事の人が大半、純粋に観光で来ているだろう人は、自分ともうひとりかふたりいるかいないかといった様子だ。

 

大海原での航海の様子。船内で唯一気をつけた方がいいこともある

カウンター席で夕食にしよう

18:45。外はすっかり暗くなった。お腹が空いてきたので、ユニオンで買ったゴーヤーチャンプルー丼を食べよう。カウンターで、窓の外を眺めながら。これをやってみたかったのだ。

まあ、暗いし階段しか見えなかったが。
ダイソーで買った蓋つきコップもちゃっかり活用し、お茶パックを淹れた。旅にはいつもティーパックやドリップコーヒーを持ち歩いているが、こういうときに便利。

本島を離れると、周りは真っ暗

19:00すぎ。あたりは真っ暗。遠く、本島の街の明かりが見える。
これから太平洋へ向かって繰り出す。周りに島は何もなくなるのだ。そう考えると、世間と切り離されたような、何とも言えない心細い気持ちになった。

ひとしきり旅情にひたったら、船内へ戻る。ちょっと疲れたし、寝台で横になろう。

トイレの個室には気を付けろ

横になる前にお手洗いに行っておこうと思い、個室に入ると、

「き、気持ち悪っ」

急に気持ち悪くなった。そうだ、ダイビングでよく経験するが、船のトイレに入ると急激に船酔いするやつだ。揺れている船で狭い場所に入るのは良くない。乗り物酔いのときは遠くを見ると楽になるが、それと正反対のことをしているためだ

とはいえ、目をつぶったままではトイレは済ませられない。地味に揺れを感じ、よたりながらの狭い場所は悲惨。そっこーで個室を飛び出た。

船の揺れが地味にこたえる

そろそろ周りに波をよける島もなくなり、大海原に出てきたころか。
寝台に横になり、眠りにつくとしよう。

「気持ち悪いやんけ

横になって初めて気がついた。吐き気や嘔吐があるわけでもないが、地味に気持ちが悪い…。頭がボーッとする。さっきのお手洗いの個室もこたえているのだろうが、それまではなんともなかったのだ。

横揺れはほとんどないのだが、縦揺れが大きく、大きく、何度もゆーーーっくり繰り返す寝ていると頭のほうから徐々に持ち上がり、腹がトップになったのを感じると、最後に足のほうが上がっていく。これが何十秒もかけて周期的にくるのだ。

これは、吐き気止めを飲んで寝ておいたほうが身のためだ。

 薬の解説
市販の吐き気止めには、アレルギー症状を抑える成分と同じものが入っているので、眠くなりやすい鼻炎の薬で眠くなった経験があるだろうが、それと同じ。最近発売された鼻炎の薬はあまり眠くならないように作ってあるが、昔からある薬は眠気が出やすい。市販の吐き気止めには、昔流行った成分が入っている≒吐き気を抑える効果が比較的高いが、眠気が出やすい。

気持ちが悪いので何回も寝返りをうち、枕の位置をかえてみたり、落ち着けるフォーメーションを模索する。

このとき20:49。携帯を確認すると圏外だった。気持ち悪いうえに通信も途絶えたなんて、じわじわと追い詰められているようだ。することもなくなったので、もう寝よう。

しかし、外の様子も気になる

ふと気づくと時計は午前2:00をまわっている。5時間くらい浅い眠りについていたようだが、やはり基本、興奮気味であるせいか、

「大東行きの船なう!」

と思うと、ワクワクしてきた。起きてまたデッキに出てみる。(アホ)

丑三つ時の海。真っ暗だ。

周りに島の明かりなど全く見えず、完全な闇。柵の向こう側は、海であることすら分からない。風の音と、船が波を切って進む音しか聞こえない。この世に自分だけしかいないのかと錯覚する。闇に吸い込まれそう。(←闇は人を詩人にする。)

午前2:40。いちおう、海を撮ってみたが、真っ暗すぎて逆にこんな写真初めて撮れたで。
携帯は圏外、真っ暗闇、こんな夜中にデッキに人はいない、の三拍子がそろって、いよいよ得体のしれない恐怖を感じる。「海の魔物」がいるとしたら、こういう気持ちそのものなのかもしれない。こんな時間にこんなところでデッキから落ちようもんなら、太平洋にひとりぼっちだ。人間の小ささと無力さを感じて思考が停止する。

那覇と大東諸島の間には、水深7500mにも達する琉球海溝があるという。今、まさにその上を渡っているのだ。そんなとき、人はこんな気持ちになるのかな。

わずかな明かりで、貨物が見えた。ボーッと浮かぶ光景が怖いやんけ!

今回やってみたかったことのひとつに「船内で真夜中のカップラーメン♪」があったのだが、なんかそんな気分ではなくなってしまった。真夜中の海に圧倒されてしまった。まあ、単に気持ち悪くて食欲がわかないっていうことなのだが。

気持ち悪さ解消のために、椅子席に座ったり風に当たってみたりしたが、だめだった。やっぱり寝てしまうのがイチバンかも。

もう午前3:00をまわる。今回のスケジュールは北大東島先行。北大東島に着くまで、おとなしく寝ていよう。

夜明けは、まだか!

とまぁ、こんな感じで夜の海の得体の知れない恐怖は感じましたが、女一人で「だいとう」に乗っていても、何の不都合もありませんでした。係の人も巡回してくれていました。設備も整っていて、お手洗いと洗面台がきれいなのがポイント高いですね。

強いて言えば弱点は、シャワーがないことくらい(時間があれば昼過ぎに那覇で温泉に入ってくるといいかも。那覇の温泉は【南大東島②】(準備編)を参照)。乗船している人は、だんだん顔を見慣れてくると挨拶してくれるような、そんな素敵な方々ばかりでした。

 

【南大東島④】(北大東島寄港の章)へ続く。

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