【南大東島⑦】有名どころ「星野洞」は予約必須!世にも珍しい鍾乳石は必見!~南大東島旅行記~(星野洞の章)

 

今回最大の教訓

星野洞へ向かう前には、必ず電話で予約しとけ!準備なしで行くと、担当の人がいないときがあるぞ!

 

星野洞へ向かう前に

…つまり、そういうこと。予約はしといたほうがいい。
星野洞
※要予約:℡09802-2-2037(村役場)

入洞時間:9:00~11:00、14:00~16:00
料金:大人800円、子供350円(タブレット端末のレンタル含む)
(2019年9月現在)
混雑するから予約が必要なのではありません。常に事務所に人がいるわけではないために必要みたいです。
地底湖ダンジョンから無事に帰還した我々(オッチャンと管理人)は意気投合し、電話予約をしたうえで、レンタバイクで星野洞に向かった。
こんな青空の下、サトウキビ畑を原チャで疾走するのは気持ちがいい。
集落からは、原チャで10~15分くらい。

星野洞の事務所で受付

割と広い駐車場に原チャを止め、事務所で受付をする。
料金を支払い、パンフレットを受け取る。
タブレットも付いてくる。現代的だ。
駐車場の向こうに、「星野洞」の入り口がある。なんで「星野洞」という名称なのかというと、星野さんの土地だから。
自分の土地に鍾乳洞って…スケールがでかい。
ザ・観光客。
周りはこんな畑なのに、突然のしっかりした近代的な建物。違和感ハンパない。

星野洞に潜入

前章の地底湖ツアーで、気分だけはすっかりケイバー(caver。洞穴探検をする人)になった我々。今さら一般観光客向けの舗装された洞窟なんて。
お遊びですか⁈我等は地底冒険をクリアしたツワモノですぞ。
すぐに調子にのるのが管理人の悪いところ。このように心の隅っこでイキっていたが、見事に予想を裏切られる結果となった。
地底まで続く長い回廊。絶海の孤島に、こんな近未来な建造物が埋まっていようとは。
スゲー‼︎(早くも悔い改める)
タブレットを見ながらの見学。近代的。
洞窟内の環境を安定させるため、外界の空気が入らないよう厳重な扉になっている。
解放厳禁。ひとりひとりがルールを守っているから、美しい鍾乳洞が保存されるのだ。
歩道が整備されており、歩きやすい。

すぐに大きなホールがあり、我々を圧倒する。

第一印象は、非常に「キレイ」。
鍾乳洞は全国にもいろいろあり、数カ所を見学したことがあるが、星野洞に言えることは、圧倒的に保存状態が良いということ。これは素人目にも分かるほど。
こんなキレイな鍾乳石だらけ。宝石か雪の塊みたい。

「ソーダストロー」という、その名のとおりストロー的な鍾乳石。こんなたくさん、保存状態良く折れていない状態の洞窟って他に見たことがない。

星野洞にはこの「ソーダストロー」がそこらじゅうにあるので価値観の崩壊が起きてしまうが、「ソーダストロー」は他の地域ではなかなか見られないレアものであるとのこと。

洞窟業界の人が見たら、もっとちゃんとすごいって分かるんかな。業界をよく知らない自分が見ているなんて、なんだかもったいなくさえ思える。
専門家の人、ここをもっと見たって!

この鍾乳石たちの圧巻の迫力は、なかなか写真ではお伝えすることができない。広い空間に無数の鍾乳石の美しさ。

もはや、この世のものではない造形物かと思える。

上から石灰の成分を含むしずくが落ちてきて、下から生えているように生成した鍾乳石。誰に見せるわけでもなかったのに、途方もない年月をかけて自然が作り出したもの。

一瞬、ローマかギリシャの神殿かと見間違える。

地底湖にも鍾乳石はあったが、美しさは星野洞が圧倒的。

神が降臨してきそう!

「オペラ座の怪人」のファントムが暮らした地下回廊の城みたいだ。

タブレットが詳しく解説してくれた。ここ星野洞の「ソーダストロー」は1m70cm以上。東洋一長いとの説もあるみたいだ。

「ソーダストロー」はその名のとおり中が空洞で、ストロー状になっているとのこと。
タピタピできそうだね。

洞窟内は比較的ひんやりしているので、羽織るものがあるといいかも。

カーテン状の鍾乳石。こういう形のものはやわらかそうで溶けてしまいそうに見えるが、実際は固い章乳石だなんて信じられない。

工事中か、業界の人の研究用か。暗闇に続く不気味な階段があった。

フラッシュを焚いてもね、なかなかキレイに撮れなかったんだよね。強力なライトとかあったらなー。

ダイビング用の水中ライトでも持ってこれば良かったかもね。

時間ギリギリだったのであまりゆっくり見られなかったが、もっと時間をかけて観察すると理解が深まりそう。

ちなみに「星野洞」でも、業界人もびっくりの超絶スーパー珍しい「ヘリクタイト」(地底湖探検の章を参照)が見られるので、探してみよう。

これにて地上へ帰還する。

まとめると、「星野洞」は美の洞窟、地底湖探検は冒険と体験の洞窟だったね。

【南大東島⑧】(夕日と珍味の章)へ続く。

>ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

ガイドブックに載っていない沖縄の魅力

沖縄を50回以上訪れた管理人が、旅の経験や失敗から得られたリアルな情報をお届けします。 費用(予算)や季節の服装、島の人との交流など写真いっぱい使って紹介!

CTR IMG