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【南大東島⑥】地底湖探検ツアーは一生モノのネタ!ガチの冒険、ここでしか体験できない魅力にせまる~南大東島旅行記~(地底湖探検の章)

地底湖探検の序章

世の中には2種類の人間がいる。
地底湖に行ったことがある人間か、ない人間か、だ。
もちろん、かつては私も後者であった。
もし行ったことがない場合。
人生において「あなたは地底湖に行ったことがありますか?」の質問がきたらどうします?!
「ない(´-`)」で終わらせていいんですか?よくないですよね?
ある(ドヤ顔)。
と言いたいですよね。
大抵の人が「ない(´-`)」なのに、あなたは「ある(ドヤ顔)」ですよ。みんなをゴボウ抜きですよ。頭一つ抜きんでるわけですよ。
そんな経験値爆アゲの素敵ツアーに今から行くので、ついてきてください。一生モノのネタになるでしょう。
けっこうガチの冒険だよ!

冒険の準備

地底湖は蒸し暑いため、持ち物は帰りの着替えくらい。こちらの準備としては、動きやすくて汚れてもいい格好をしておくだけだ。
約束の13:00、ガイドである東さんの「南大東 秘境探検ツアーオフィスキーポイント」に集合した。事務所は、今回宿泊でお世話になる「民宿きらく家」のナナメ前に位置するので移動が楽。
今回管理人は、成り行きで地底湖に行けることになったのだが、事前予約が確実だと思う。
●南大東 秘境探検ツアーオフィスキーポイント東 和明
初級7,500円(保険、送迎、装備品、ガイド込)。3時間くらい。
※詳細は東さんのFB参照(TEL 090-5082-4949 ※受付は電話)
他にも様々なツアーがあるようです。支払いは現地にてクレジットカードOKでした。
まずは事務所で探検専用の服に着替え、装備を整える。
ガチですよ。ヘルメットにヘッドライト、ネックライトときましたよ。テレビでよく見るやつやん。こっそりキムワイプがあるのが良い(理系萌えアイテム三種の神器:キムワイプ、キムタオル、ケイドライ)。
着替えがすんだら、いよいよ出発。南大東島到着早々、大冒険が始まる予感。

地底湖の入り口

とあるサトウキビ畑まで車で数分、運ばれてゆく。地底湖の入り口はサトウキビ畑の奥にあるのだが、サトウキビ畑は人様の土地なので、許可なく入ってはいけない場所だ。
ツアーでは、所有者さんに通行の許可をもらう。
ここから先の洞窟写真は、ガイドの東さんからいただいたものです。
今回のツアー参加者はガイドの東さん、自分、オッチャンの3人。行ってきます!
ハナから、こんなサトウキビ畑をかき分けて進んでいく。既に大冒険。道なんてないし。
徒歩5分くらいで、入り口に到着した。真ん中の、植物があまりない部分が入り口。最初発見した人は、こんなのどうやって見つけたんだろう。

本格的に冒険スタート

ほぼ垂直の岩を下りていく。次はどこに足を置いたらいいか、どこを握っていればバランスがとれるか、ガイドの東さんがしっかりアドバイスしてくれるので安心だ。
昔、少しボルダリングをかじったことがあるのだが、やってて良かったと思う。
こんな日が突然くるからね。いろいろ経験しとくべきやね。
ホンモノの、ガチの洞窟の入り口に到着!ピカピカの白昼なのに、こんなに薄暗い。
うっそうと繁る熱帯植物の根につかまりながら、さらに下のほうへ降りていく。
ちょっと進むと、もう周りは真っ暗!ヘッドライトの光だけが頼りだ。
ガイドさんが、鍾乳石や洞窟の成り立ちについて、実物を見せてくれながら解説してくれる。
詳しい解説は、現地で生で体験しよう!
ここ南大東島は学術的にも極めて珍しい洞窟で、研究者の訪れが絶えない貴重な場所だという。南大東島くらいでしか見られないスーパー激レアな鍾乳石もあるとのこと。
こんな急な坂でも、しっかりアドバイスを聞いていればちゃんと進める。
ほえー。上を見上げることが多い。
洞窟内は蒸し暑い。我々の放つライト以外に一切の光はなく、一切の音もない。
豚バラ肉のような鍾乳石。鍾乳石は傷つけないよう注意。
こういう、小さいけど形がヘンなものが、学術的に非常に貴重なものらしい。
ふつう鍾乳石は重力に従い下に向かって生えるものだが、これらは重力を無視した方向に生えている。
見た目は地味だが、貴重な生成物。
ふわふわやモコモコも、あれもこれも、全部鍾乳石というから驚きだ。
こんな水のある場所や、
こんな隙間も通り抜ける大冒険。まさにダンジョンという感じだ。洞窟系のモンスターがいつ現れてもおかしくはない。
このふわふわのカビみたいなものが、学術的にも超絶珍しい「ヘリクタイト」という生成物だ。重力を無視し毛細管現象で縦横無尽に生えている。洞窟業界でもハイパー貴重なレア鍾乳石。関係者なら驚きの一品らしい。ここ南大東島くらいでしか見られないという。
人生の中でそんなヘリクタイトにご対面しようとは。考えたこともなかった。
写真は、天井に光る黄金のキラキラを見ているところ。このキラキラは何…。何かのレアアイテムか?!
キラキラの正体は、現地で確かめよう!
最初の地底湖にたどり着く。不気味なほど透明で、底まで透きとおって見えた。
池ポチャしてしまいそうな場所もあった。
なんだ、この造形物は。自然が作り出した美は、人間には理解に及ばないところがあり神秘的。
第二の地底湖にたどり着いた。
水が透明すぎて、波が立っていない部分は水の存在感がないほど。
水面に水滴がしたたって、無数の波紋が美しい模様を作り上げる。

ここで、恒例と言われる暗闇タイム!

ライトを全て消す。
…暗闇。無。
当然だが、何も見えない。何もかも見えない。考えてみると、こんなこと、日常で味わうことはない。
絶海の孤島の地底。
何もかもと切り離された世界。
自分たちの声と、水の音しか聞こえない。
ふと、おしゃべりが止まり、本当に完全に無となる時間があった。
閉じられた空間のなか、空気が動かず完全に止まっているという感覚が、ありありと感じられる。圧迫感にも似ている。何も見えていないのにこんな感覚が分かるほど、閉ざされた世界。
ふだん感じることのない感覚。
今ここは、ある程度広い空間のはずだったのに、急に、押しつぶされそうに狭い空間だったかもしれないような、おかしな錯覚におちいる。
全てが暗闇なので、逆にここが暗闇であることが分からない。区別がつかない。
「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」(ニーチェ)
ニーチェの言葉を思い出しそうな真っ暗闇。
完全密閉、完全なる暗闇。
そんな感じ。
自分しかここにいないかのように思う。全てから置いてきぼり。
不安というよりも、もう日常なんて最初からなかったかのような、生きているか死んでいるかも分からないような、思考が停止する瞬間。
それが心地よい気もするし、そもそもそんな気持ちすら最初から存在していないのかもしれない。
…こんな不思議な体験は、南大東島の地底湖でしか味わえないだろう。
よもや島に着いて3時間後にはこんな地底湖に身を置いてこんな体験をしているなんて。
「感覚」は人によって違うと思うので、心地よく感じるかもしれないし、恐怖に思うかもしれない。
管理人は、感情すら無の世界を体験したと思う。…死んだのかと思った。
この現代において、良くも悪くも、周りと切り離された完全なる闇と無音の世界ってないから。
あ、スマホは持ってきてないで。濡れたり落とすとヤバイしな。それより電波入らないよな。

パッとライトをつけると、暗闇タイムが終わる。

あれ、ワシ、生きてたんや。
…我に返った。
生きてたことさえジョークになりそうな、臨死体験をしていたのかもしれない。
けど、ここにいたら、悟りを開けるかもしれない!
無音の暗闇体験、言葉では伝えきれないので、ぜひこの不思議を実際に感じてみて欲しい。
漆黒の世界は、余計なものが視界に入らない・余計な音も聞こえないので、邪魔な感情も湧いてこない。意識だけに集中できる気がした。

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冒険をしながら帰路に着く

再び動き出した我らは、難易度MAXのスベスベのポイントを渡ってみる。
…なんとか池ポチャだけは免れた。
いま改めて見ると、自分よくこんな場所に入っていったよな(笑)たぶん、この空間にいるとあまり恐怖が恐怖でなくなるのだと思う。
あと、ガイドの東さんの言うことを聞いていれば安心、というのも大きい。
もっとすごいハードなコースもあるとのことだが、初心者コースはこれにて終了。
我々一同は、地上を目指し帰路に着く。
洞窟内は蒸し暑く、服の中はじっとりと汗。
水の滴る場所もいくつかあったが、池ポチャしない限りビシャビシャになることはないだろう。
ワオ!まぶしい。 生きていることを実感する。
我々は無事、ダンジョンから生還した!地中から這い出る管理人!
経験値が稼げた。とてもレベルが上がった気がする!
これで、地底湖に行ったこと「ある」人間になったよ。
例えるなら、「清水寺の戒壇巡り」よりも戒壇巡りだった。もしかしたら、我々は一度死んで生き返ったのかもしれない。そんな修行的感覚も味わえる。
「戒壇巡り」とは:「胎内巡り」とも呼ばれる。お寺のお堂の下に真っ暗闇の回廊がある。その暗闇を巡って地上へ出てくると、生まれ変わって心願成就すると言われている。全国各地にあるが、京都の清水寺が有名。清水の舞台の手前にある「随求堂」のなかにある。清水寺に来たら、舞台だけでなく戒壇巡りも絶対に体験したい。公式HPは、こちら。
やっぱり地上もいいね!空気が美味しい!当たり前にしていたが、明るい光というのはありがたい。改めて感じる。
表情もスッキリと、憑き物が落ちたかのようだ。
地底湖探検をクリアしてきた者達だ。面構えが違う。

【進撃の巨人】より
我々を祝福するかのように空にかかった虹!
15:15、これにて、冒険終了。
このあと事務所で着替えたり、写真を焼いてもらったりして、解散となった。

 

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【南大東島⑦】(星野洞の章)へ続く。

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