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【南大東島⑯】大東犬と大東すし。あばよーい南大東島!~南大東島旅行記ブログ~(最終日の章)

「大東犬」を訊ねて三千里

早いもんで、もう最終日。今日、南大東島から那覇へは、11:20の飛行機で帰ります。
最終日も、すがすがしいよく晴れた日を迎えられた。
朝7時、宿を出る。朝の散歩をかねて、まだやりたいことがある。
南大東島に来たからには「大東犬」を見たい‼︎
島に着いてからも、ちょいちょい気にしながらイッヌを観察していたのだが、大東犬っぽい犬にはまだお会いできていない。やはり「探す」という手段に出ないといけないのか。
■大東犬(だいとういぬ)とは
大東諸島は台風が多い島であるため、飛ばされないよう足が短くなったと言われる非常に珍しい犬。短足のガニ股が特徴的で、ちょこちょこと歩く姿がかわいい。気性は荒っぽい。純血種は減ってしまい、2008年時点、南大東島で6頭しかいなかったとのこと。貴重な犬種を守ろうと、名護市で繁殖中。
管理人は大東犬を飼ってみたいと思ったが、こちらのサイト【おきなわの大東犬を飼うには?】によると、現在のところまだまだ本州では難しいようす。もっと数が増えて安定したころには、大東犬をあちこちで見る日がくるかもしれない。
今日は最終日。時間がないが、どうしても「大東犬」を見ておきたい。そこで、大東犬を飼っている人や見られる場所を宿の人に聞いたが、分からないとのこと。希少な大東犬、島の人でもそうそう見られないものなのか。
最終手段に出た。歩いている人を捕まえては、
「大東犬」ってどちらで見られますか?
と朝っぱらから訪ねてまわる(迷惑)。朝なので人がほとんど歩いていなかったが、3人くらいには聞いた。しかし、みなさん、
んー?大東犬?知らないサー。
という感じだった。
仕方なく散歩がてら大東犬を探していると、集落から少し離れた「月見池」まで来てしまった。水面がツルツル、鏡みたいでおだやかな朝。
こうなったら自力で探そうと、イッヌの気配がするところをのぞいてみる。鳴き声や犬小屋があれば訪ねて見てみる。
「ワンワン!」
おっ?!これは、ワンチャン大東犬かも?!(犬だけに)
あ、知ってる。君は違う(笑)。君は(大東犬に比べたら)足が長い。けど、わざわざ出てきてくれてありがとう。
おっと、やっべ!!君はアフリカマイマイやんな!!デンジャラス!!お触り禁止!!【南大東島⑬】参照
集落に戻ると、昨日の産業まつりの名残が。【南大東島⑪】(産業まつりの章)参照
まつりの横断幕や看板が撤去されていく。名残惜しい。
どんどん歩いていくが、イッヌの気配すらなくなった。大東犬は幻なんじゃないかとあきらめかけてきた。
そして、どこを歩いているか分からないくらいになったころ、
「ワンワン!」
おっ?!もしかしてあれは?!
木の横に小さめのイッヌが!足が異様に短いぞ!かわいい!
たぶん、君、大東犬やんな?!ガニ股ぎみやし!
「バウワウッ!!」「ワンッ!!ワンッ!!」
うをををーーーーっ!!!!!
(びっくりして離れるが、腰をぬかす。そのため写真はこんな情けないカット)
なんか、すげー吠えられた(´Д`)!!
びっくりしたぁ。まじびっくりした!!
大東イッヌよ、すまーん!距離感がつかめんかった。びっくりさせてごめんなー。
大東イヌはもともと猟犬のルーツがあるようで、吠えるのはあたりまえ、イッヌにとっては仕事のうち。
けど、こっちもめっちゃびっくりしたから、おあいこな!!
イッヌ相手に大人げないが、ほんまに心臓が止まるかと思うほどびっくりした。いままでの人生のなかでトップ3には入るほどのびっくりだ。
朝からイッヌに吠えられ腰をぬかすという、せっかくマンガみたいなくだりをしたのに、誰もいなかったために誰にも笑ってもらえず、静かにその場を去った。けど、あれはおそらく大東犬。最後の最後に見られて本当に良かった。

「大東すし」を食す!お店「大東そば」は、朝6時からやっている

集落の真ん中にある「大東そば」に、今日も来た。今日のお目当ては「大東すし」。朝の営業ギリギリだったが、入れてもらえた。

朝食は6:00~8:30までやっている。それが過ぎると、昼食11:45~14:00になるまでお休みなので気をつけよう。夜の部は18:00~20:00。

間違いなく「大東すし」を注文する。オーダーが通り、オバチャンが作ってくれている。

ありがとう!朝から寿司!念願の大東寿司!

大東寿司は、サワラを甘めのタレで漬けにしたネタをのせている。

ワサビも効いていて、美味しい。ふつうの寿司ではなく、どちらかと言えば柿の葉寿司や押し寿司など、保存を目的にして作られたような、味のしみた寿司である。

いくらでも食べられそう。那覇のとまりん近くにも本格的な大東寿司が食べられる有名なお店【喜作(きさく)】があるから、今度行ってみたい。

しかし、ぜひとも本場の南大東島で味わってみてほしいし、管理人もまた来て食べたいと思っている。

 

 

今日も気象台のバルーンを観察しに行こう

8:30前、昨日と同じように気象台へと向かう。今日もバルーンを見ておこう。

最終日やから何でもしておきたい!

今日は10名ほどの団体さんと説明の係の人がいた。管理人は個人で見学。管理人と同じように、昨日来ていた人で今日も見に来ている人がいる。

8:30に近づくにつれ新規組はザワザワしてきたが、昨日見た組はひととおり知っているので、余裕な態度でカメラをかまえる。(なんとなくこういうときって先輩面になるよな-。)

そして8:30になると、昨日【南大東島⑩】のとおり、地味にバルーンが現れ、一瞬でどっかに飛んでいく。

知ってる。手前に開くんやな。

風船は、中にいる時点でふくらませている。

この間、一瞬。

お手紙がつけられた風船のように大空を飛んでいく。

今日は風の流れで、気象台の建物の向こう側へ飛んでいった。

 

 

荷物を詰めても、最後まで散策

この部屋ともお別れ。なじんできたころには、旅立たないといけない。

昨日のうちに宿代を払っておけばよかったが、この時点で宿の人がいなかった。ほんまに、民宿に泊まるときはここに気をつけないといけないのに、すっかり忘れてしまっていた。

ほんま、昨日のゆんたくのときに払っておけばよかったー(*_*)

どうしようかとうろうろしていると、宿のオバチャンから電話がかかってきた。

「今日の空港までの送迎は近所の人に任せてあるから、時間になったら車に乗せてもらって」「宿代は空港の売店のお姉さんに払って」と指示を受ける。

ローカルつながりすげー!宿代の払い方までサイコー!最後の最後まで南大東感!

昨日のゆんたくの名残。今日、内地に帰ると思うと、さみしく映る。

さとうきび畑は、集落のすぐそばにまである。本当に、さとうきびに始まりさとうきびに終わる、さとうきびの島だった。

ハイビスカスの小道を歩く。

秋の南大東の光に照らされて、輝くビスカス。

集落の近くのビロウの木。夜、ここにダイトウオオコウモリが集まっていた。

10:00。さあ、お迎えがきたようだ。スーツケースを持って、空港へ送ってもらう。空港へは、車で10分もかからない。

 

 

南大東空港へ

南大東空港へは、近所のお姉さん(売店のお姉さんだったか?)が送ってくれた。ありがとうございます。

こぢんまりとしているが、キレイな空港だ。

チェックインを済ませ、

チケットをゲット。約1時間のフライトで、片道25,600円。片道なので、割引は効かない。

 

 お得情報

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当時、マイナー路線にこのサービスはなかったので管理人はJALから直接予約(片道)しましたが、これから行く人は少しでも安く行ってくださいね!(R2.1.23追記)

▼あわせて読みたい
●飛行機|直前便のフライトを格安で予約する方法・割引がないマイナー路線もお得に!面倒な手続きなく、少しでも安く飛行機に乗りたい!>>

 

高ぇ~(*_*) けど、南大東島を知るにはしょうがない。

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そうや!宿代を売店のお姉さんに払わないと!素泊り2泊で4,000円。

安すぎる。ほんまにいいのか。ウソみたいな値段。

売店は、いそいそと開店の準備。飛行機の発着時のみ開店しているようだ。

シージャーキーやCOR COR、南大東寿司のパック、大東ようかんなど、ひととおりのものがそろっていた。奥にはカフェもある。

さて、出発の時間まで時間があるので、空港内を見学しよう。島の写真の展示。

展望階へ。

琉球エアーコミューターRACの発着が見られる。

少しだけ海が見えた。

1日に2往復ほどなので、だいたい滑走路は、静か。

まずは那覇からRACが到着。

海の向こうから飛んでくる。

けっこう近くで見られるので、飛行機好きにはたまらないかも。

Uターンして、誘導に従いこちらに来た。

ここでは、機体を下りると徒歩で空港へ向かうシステム。

さとうきび畑は、空港の近くにも。どこまでもさとうきびな島だ。

南大東本に、記念スタンプを押す。

手荷物の受取所はこんなに小さい。回転ずし式ではなく、ふつうに置かれる方式で受け取るようだ。

 

 

ついに、南大東島を「あばよーい!」

11:05ごろ、搭乗ゲートを通過。徒歩でRACに乗り込む。

11:10、着席完了。

RACは50席ほどのプロペラ機。プロペラがまわる様子も必見だ。

管理人は、ふつうに前を向いて撮影しているのだが、よく見ると、いちばん前の席が電車の向かい合わせの席のようになっているのにお気づきだろうか。あの席にも座れるようだ(与那国島の帰りにメンバーが座っていた)。

南大東の空港のみなさんが、並んで手を振ってくれた。なにか胸に込み上げてくるものがある。

「あばよーい!」

機体はあっさりと飛び立ち、いっきに南大東島が見えなくなってしまった。

絶海の孤島、上から見ていても島影などはない。

約1時間のフライトで、本島が見えてきた。

大都会だ。

プロペラが真横に。

那覇空港に到着すると、荷物受取所にふだん見慣れない「南大東」の文字。

さて、乗り継ぎで内地へ帰る飛行機を待とう。空港内のエンダーで、ひさびさのファーストフードを食す。

南大東島のマップをみて、旅をふりかえりつつ。

大東寿司は、家に到着後、南大東島の空気を感じながらいただいた。

南大東空港で手に入れた「ボロジノ」と書いてある手作りのティッシュケースと、ポストカード、大東島のシール。

以上で南大東島の旅は終わった。

本当に、南大東島は絶対に見たいもの、食べたいものがたくさんありすぎて、盛りだくさんの内容だった。ほぼ全て網羅したつもりだが、もっと深く知るには、また訪れないといけないと思っている。

大東島には、ずっと憧れてずっと来たかったという思い入れの強さもあり、旅を存分に楽しむことができた。

そして、その期待を裏切らない島でもあった。

近いうちに、北大東島にもチャレンジしたいと思っている。

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現場からは、以上です。
旅はおわりましたが、記事はまだ続きます。大東島を訪れる際は、南大東島を舞台にした映画「十五の春」を観てから行くとさらに盛り上がること間違いなし!という内容でお送りする予定です。

 

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