(当日・雨天時の靴&靴下の章)
三角コーンを(勝手に)ジャッジしてみよう
三角コーンで楽しい遊び
管理人の走行ペースでは13km地点を越えた10:50ごろに雨が降り始め、それからしばらく経過した。土砂降りはおさまったが、止む気配はない。
一時間もたたないうちに、気温は24℃台から一気に18℃台まで下がった。
少し冷えてきて気持ちがアガらないが、淡々と走るだけなのももったいないので、何か面白いことはないか探すことにした。
さて、走っていてふと気づくと、おきなわマラソン専用の三角カラーコーン(某漫画家さんに送りつけると喜ばれそうなアイテム)には、少なくとも3種類あることに気づいた。しかも、よく見かけるものもあればレアものもあるようだ。
というわけで、まずは、この三角コーンについて観察してみようと思う。
コーン好きにはたまらない、画像いっぱいの記事でお届けする。
おことわり
今回、三角コーンだけでひとつの章にするのはいかがなものかと疑問を感じつつも、意外にもたくさんの三角コーンネタを拾っていた自分がいた。そのためカメラには訳が分からないほどの三角コーンの画像がおさめられ、メモリを圧迫していたので、この機会に放出しようと思う。
なお、記事としてのニーズは極めて少ないかもしれないのは、承知の上で執筆する。
三角コーンの種類3つ~おきなわマラソン三種の神器~
汎用されている赤地に白文字「汎用コーン」
この赤地に白字の三角コーンは、どこにでも置いてある。いっぱい置いてある。そこらじゅう、これが置いてある。おきなわマラソンといえば、コレといういちばんメジャーなコーン。
ランクで言ったら、モブとか雑魚キャラと言っても良いかもしれない(失礼)。
将棋で言ったら、歩兵のような存在。巨人で言ったら、無垢の巨人のような存在だ。
【進撃の巨人より】
しかし逆に、おきなわマラソンを代表するコーンとも言える。
他の画像も見てみよう。(以下、雨天なのでレンズに雨粒が付着していることはご了承ください)
このように至るところに汎用されている。なんなら、道路の対向車線との区切りはほぼすべてこれと言ってもいい。
我々ランナーを、対向車の攻撃から常に体を張って守ってくれている。縁の下の力もちのような存在である。
あえて名前をつけるとしたら、「汎用コーン」または「モブコーン」とでも名付けようか。
たまに見かける白地に青文字「中級コーン」
こちらの、白地に青文字は少し珍しいコーン。よりおきなわマラソンのロゴに近いデザインとなっている。たまにこのコーンが出てくると「おっ。」と思うレベル。
最上級コーン
その他、変わり種のコーン
三種の神器の「汎用コーン」「中級コーン」「最上級コーン」以外の変わり種も発見したので見ていただきたい。
次の画像は、何の変哲もないコース上の写真である。しかし、そこにはおきなわマラソン専用でも何でもない”ごく普通の”コーンがいることにお気づきだろうか。逆にとても珍しいといえる。
さらに、大会会場では黄色のコーンも発見した。大量の赤コーンから隠れるように、ひっそりと、水飲み場に集合していた。
シチュエーション映え三角コーン
おきなわマラソン専用の三角コーンとして、主に3種類存在することは既にご紹介したとおりだ。
そしてなんと、その3種類がコラボしたり、複雑な並びをしていたり、数で勝負したりと、様々なシチュエーションで”映えコーン”が撮影できたので、ここにアップしておこうと思う。
まずは場所縛りのコーン撮影
以下は、ゴール地点の陸上競技場内のコーンである。ゴール地点という栄えある場所だが、そこを特別扱いするでもなく、ごく一般的な汎用モブコーンが迎えてくれる。
そして、気になる嘉手納基地内の三角コーン。普段は決して入ることのできない米軍基地だが、おきなわマラソンでは特別にコースに組まれている。基地内とはいっても、ここにも主に一般的なモブコーンが使われている。
ただし、基地内ということもあってか、2枚重ねで丁重な扱いを受けているようだ。
シチュエーション撮影
丘の上に城のようにそびえ立つイオンライカム。ここは、おきなわマラソンの重要地点、ライカム交差点だ。少し分かりづらいが、ここにはモブと中級、上級が複雑に並べられていた。
以下の画像は、汎用モブコーンが工夫して使用されている場面だ。
道路上の緑の帯を踏むと計測チップに個人のタイムが記録されるシステムなのだが、その計測器具を固定&対向車から守るために3段重ねで設置されている。
こちらは大会前日、会場の片隅に寄せられていた大量の最上級コーン。贅沢の極み。明日の活躍を待っているかのようだ。
運ばれる系コーン
大会前日。作業車に乗せられ、これからコース上に運ばれていくコーンたち。
おかえり!
大会終了後、すぐに作業車で運ばれてくるコーン。交通規制が直ちに解除されたのだろう。
このコーンたちは、お役目を終え、また一年後(もしくは総合運動公園でのイベント)の活躍の機会まで、大切に保管されるはずだ。
7年前のコーン
おきなわマラソンには、2013年大会にも出場している。そのときのコーンもコレクションとして載せておこうと思う。7年前とあって、希少価値が高くなっているかもしれない。
まずは、対向車線との区切りである汎用性モブコーン。現在と同じような使われ方をしていた。
心なしかピカピカに見える気がする。
米兵さんとカート車とモブコーン。かわいい組み合わせの画像が出てきた。
こちらは、ゴール直前の陸上競技場のコーンである。カーブが美しい。
この美しいコーンのカーブは、フィニッシュゲートへと続いている。競技場内では、ロゴが内側に来るように並べる向きがそろえてあるようだ。
7年前の画像を観察する限り、汎用性モブコーンと中級コーンしか見当たらなかった。もしかしたら、最上級コーンは近年になってから登場したものかもしれない。
その他の大会のコーンも気になる
大阪マラソンのコーン
これはコース変更以前の大阪マラソンの画像で、“夢の御堂筋逆走”を終えて北浜を走っているところである。コーンは、一般的な汎用性のあるコーンが使用されている。特段、大阪マラソン専用といったものでもないようだ。
こちらは、“最後に待ち受けている地獄の砦・南港大橋”である。ここでも、ごくふつうのコーンが確認された。
神戸マラソン
神戸マラソン、スタート整列時のコーン。大阪マラソンと同様、汎用性のある一般的なコーンが用いられている。
沿道には赤、対向コースとの区切りには緑の汎用性コーンが使用されている。
ポーアイへと続く神戸大橋。やはり、赤と緑が主流のようだ。
那覇マラソン
那覇マラソンの拠点である、奥武山公園でお見かけした三角コーン。これは那覇マラソン大会前日の受付時に撮影したもの。那覇マラソンのロゴとキャッチフレーズ「太陽と海とジョガーの祭典」が印字されている那覇マラソン専用のコーン。
こちらは、那覇マラソンの翌日に奥武山公園で撮影したもの。これだけのコーンが集まっていると、圧巻である。
また、今回のおきなわマラソンでは、前日に読売巨人の那覇キャンプが始まったのだが、その会場内でもひそかに那覇マラソンのコーンが使われていていたのを見逃さなかった。もしかしたら、奥武山公園でのイベント時には、毎回活躍しているのかもしれない。
2か月半前に見たコーン。まさか本番が終わったあとでも見られるなんて。なんとなく嬉しい。
ひとつ気づいたのだが、沖縄ではマラソン大会専用のコーンが作られているのに対し、内地では通常のコーンしか使われていない。汎用性の違いだろうか。
どっちにしろ、専用のコーンだとテンションが上がることは間違いない。
マラソンコース上のコーンの設置はこんなふうに
マラソン大会用のコーンが設置されていく場面をご存じだろうか。
©allsports.jp
作業車に乗せられていくのは既にご紹介したとおりだが、このようにして一般道を運ばれていく。
©allsports.jp
コーン担当者が、作業車に乗ったままちょうどいい間隔で次々とコース上に設置していく。作業車の運転手とのチームワークが大切な作業だ。
©allsports.jp
マラソン大会になくてはならないコーンたち。我々が会場に向かうまでに、このようにいろんな人たちが関わって設置されているのだ。
こんな三角コーンをご存知か
画像がなかったのでその大きさをお伝えできないのが残念だが、高さが2m10cmにもなる超巨大三角コーンが存在するのはご存じだろうか?
その名も「ジャイアントコーン」、とても美味しいアイスクリームのような名前にも聞こえる。
お値段はいくらだと思いますか?
コーン業界について明るくないので、値段の相場も全く予想がつかなかったのだが、お値段もジャイアントで、価格は3万円を超えている。運搬するにもそれなりの人員や専用の車が必要で、取り扱いが大変そうだ。
実際使われているのを見かけたのは、コース変更前の大阪マラソン。
折り返し地点や中間地点に使われており、やたらデカいコーンだというのが印象的だった。
三角コーンを購入してしまう
©allsports.jp
(エントリー&予約・費用の章)
(服装&持ち物・赤紙の章)
(前日・受付の章)
(前日・那覇の夜の章)
(当日・朝の章)
(当日・スタート準備の章)
(当日・走り始めの章)
(当日・10km地点 勝連城の章)
(当日・空からの給水の章)
(当日・雨天時の靴&靴下の章)
(当日・三角コーンの章)※この記事はコレ
(当日・中間地点の章)
(当日・嘉手納基地突入の章)
(当日・コース終盤の章)
(ゴール後の章)
(那覇へ帰還&編集後記の章)