前の記事は【南大東島⑬】(バイクで島を一周の章~前編)を参照。
誰が名付けたか、バリバリ岩。こんな気になる名前の観光地、見逃すわけがない!感想を言うと、思ったよりもバリバリしていたよ!
看板を発見。こっちがバリバリ岩か。
Baribariiwaって(笑)Baribari-rockとかではなくw
バリバリ岩とは
島の北側にある、バリバリした岩のことだ。
何がそんなにバリバリしているかというと、細い通路が見どころなのだが、これが岩が裂けてできたものだからだ。左右が巨大な壁のようになっているのだ。
12:10。そんなバリバリ岩に、バイクでシャ―――ッと到着。看板に、説明がある。

バリバリ岩(まっぷたつに切り裂かれた巨大な岩山)「南大東島はフィリピン海プレートに載って1年間に7cm移動している。その証拠となるのがバリバリ岩で、岩間の下から村木ビロウがそびえ立つ秘境探検の地である。」

1年に7cmも動くの?!
入り口から、ジャングルの探検気分を味わえる。管理人はどんな島も冬でもたいがい、島ぞうりで歩き回っているが、まあ、この道もふつうに歩けた。南大東島はハブもいないし。

少し進むと、左右に岩が見えてきた。

もっと進むと、岩に挟まれるように、左右の距離がせばまっていく。か、壁や…!
これを「ウォール・バリバリ」と名付けよう!

左右を整備した通路みたいだ。

木の根が岩にからみついていてすごい。ジャングルのようだ。

岩がバリバリした間から、木が生えている。なにやら生命力の強さを感じる。

終始、興奮しながら進む。入り口の看板に「秘境探検の地」と書いてあったが、正直、
言い過ぎじゃね(笑)?!
と思っていた。だが、本当に秘境探検だった!すみませんでした!いい意味で裏切ってくれました!
こんな細めの穴をくぐり抜けて進む。

さらに岩がバリバリしてきた。

海を真っ二つに割ったという「モーセの奇跡」みたいだ。

奇妙な木が生えている。観光客は自分ひとりしかいない。全く安全な場所なのだが、ふと我に返ると、自分だけ原始の世界に来てしまったかのような気分になって怖い。

左右の壁がすごくせばまってきた。この先に、岩の裂け目の出発点があるはずだ。

本当に、だんだん細くなってきた!
このまま左右からペシャン!もありうる!

そう思うくらい、先が細くなってきた。大地の裂け目は近い。

壁にはさまれつつ、人ひとりが通るのがやっと。

壁のいちばん奥と思われる場所にたどり着いた。石が積んであったりしたので、ここは拝所(神聖な場所)になっているのかもしれない。ここまで来させていただき、ありがとうございます。
アナタは、ウォール教を~信じマスカ~?

【進撃の巨人より】
鍾乳石のような岩があった。ここは原始の大地、プレートの始まり、新たなる大地が生まれるところ…

そう思うと、すごい場所にたどり着いてしまった気がする。なんか、ひとりで味わっているのがもったいない。
大地の裂け目の起源について思いをはせ、帰路に着く。

島の人たちが整備したのだろうか、歩きやすいように階段が作られている。

ビロウの木が空高くそびえる。大地が裂けたあと、真っ先にこの地に根付いたのだろう。ものすごい台風とかで、種が飛んできたのかな?

ちょうどお昼ごろに来ているので真上から日が差しているが、岩の隙間は日が傾いている状態だと少し暗いかもしれない。
帰りももちろん、この穴をくぐり抜けていく。

原始の昔と現実をつなぐトンネルかもしれない。

トンネルを抜けると、やっと現実感が出てきた。それにしても、この岩が1年に7cmずつ裂けていくというから、10年で70cm、100年で7mってことやんな?最終的にはなんか周りに岩があるだけの、ただの広い土地になってしまうということやんな?
そう考えると、このバリバリ感は、今だけかもしれない!貴重なバリバリを体験したほうがいい!

まあ、生きている間は全くもって心配はなさそうだが。しかし、今生のみやげ話に、あなたもバリバリしてみてはどうだろうか。
結論:ミナミダイトウ区のウォール・バリバリは、サイコーでした!

【進撃の巨人より】
本場海岸に出てみた

12:40、バリバリ岩から少しバイクを走らせると、海に降りられそうな場所があった。「本場海岸」と書かれてある。ここで、南大東島の荒波を観察してみようと思う。

南大東島の地形はすり鉢状になっており、島の中にいるとほとんど海を見ることができない。島のいちばん外側まで来て、初めて見ることができるのだ。
モンパの木と荒波。荒波は、これで通常営業。

海へ続くステキな階段がある。が、ここはちょっと荒波すぎて近づけない。

海の向こう、右のほうに少し盛り上がっているように見えるのが、北大東島。

通常でも常に波が高いというのはもちろん、波がすごく長いというのが特徴的だと思った。遠くのほうから波が盛り上がってきたかと思うと、順番に、一列になって波がくずれていく。

それが、ずっと向こうの方まで続いているのだ。

こんな規模の大きい波が、ゆったりと、ひっきりなしに押し寄せてくる。波がくずれたあとは、洗剤でも入っているかのように泡で真っ白になる。ボールド!って感じ。

オヒルギ群落を眺める
12:55、オヒルギ群落への看板があった。オヒルギ群落は、バリバリ岩から島の中心に向かう方向にある。

「オヒルギ」とは、マングローブの一種である。

マングローブは、ふつう川から海につながる汽水域に存在するものだが、ここ南大東島は陸のなかに群落しているため、学術的にも大変貴重なものらしい。
展望台があるので、上ってみる。

木造だが、けっこう高くて気持ちがいい。

この沼みたいなところに、オヒルギの群落がある。

水面近くの木がそうかな?

振り返れば、大草原www

草生えるwww

さて、次の観光地をめぐろうか。
■この記事のシリーズは、こちらからリンクできます。
【南大東島①】(予約の章)
【南大東島②】(準備編)
【南大東島③】(船旅の章)
【南大東島④】(北大東島寄港の章)
【南大東島⑤】(南大東島上陸の章)
【南大東島⑥】(地底湖探検の章)
【南大東島⑦】(星野洞の章)
【南大東島⑧】(夕日と珍味の章)
【南大東島⑨】(民宿きらく家の章)
【南大東島⑩】(地方気象台の章)
【南大東島⑪】(産業まつりの章)
【南大東島⑫】(移動手段の章)
【南大東島⑬】(バイクで島を一周の章~前編)…大東神社、大東そば、南大東漁港
【南大東島⑭】(バイクで島を一周の章~中編)…バリバリ岩、本場海岸、オヒルギ群落 ※この記事はこれ
【南大東島⑮】(バイクで島を一周の章~後編)…秋葉神社、日の丸山展望台、海軍棒など
【南大東島⑯】(最終日の章)
【南大東島⑰】(旅立ちの唄~十五の春~の章)
(おまけ・南大東島と「進撃の巨人」が似ている件)