今回最大の教訓
星野洞へ向かう前に
※要予約:℡09802-2-2037(村役場)
入洞時間:9:00~11:00、14:00~16:00
料金:大人800円、子供350円(タブレット端末のレンタル含む)
(2019年9月現在)
星野洞の事務所で受付
星野洞に潜入
すぐに大きなホールがあり、我々を圧倒する。
「ソーダストロー」という、その名のとおりストロー的な鍾乳石。こんなたくさん、保存状態良く折れていない状態の洞窟って他に見たことがない。
星野洞にはこの「ソーダストロー」がそこらじゅうにあるので価値観の崩壊が起きてしまうが、「ソーダストロー」は他の地域ではなかなか見られないレアものであるとのこと。
この鍾乳石たちの圧巻の迫力は、なかなか写真ではお伝えすることができない。広い空間に無数の鍾乳石の美しさ。
もはや、この世のものではない造形物かと思える。
上から石灰の成分を含むしずくが落ちてきて、下から生えているように生成した鍾乳石。誰に見せるわけでもなかったのに、途方もない年月をかけて自然が作り出したもの。
一瞬、ローマかギリシャの神殿かと見間違える。
地底湖にも鍾乳石はあったが、美しさは星野洞が圧倒的。
「オペラ座の怪人」のファントムが暮らした地下回廊の城みたいだ。
タブレットが詳しく解説してくれた。ここ星野洞の「ソーダストロー」は1m70cm以上。東洋一長いとの説もあるみたいだ。
洞窟内は比較的ひんやりしているので、羽織るものがあるといいかも。
カーテン状の鍾乳石。こういう形のものはやわらかそうで溶けてしまいそうに見えるが、実際は固い章乳石だなんて信じられない。
工事中か、業界の人の研究用か。暗闇に続く不気味な階段があった。
フラッシュを焚いてもね、なかなかキレイに撮れなかったんだよね。強力なライトとかあったらなー。
時間ギリギリだったのであまりゆっくり見られなかったが、もっと時間をかけて観察すると理解が深まりそう。
ちなみに「星野洞」でも、業界人もびっくりの超絶スーパー珍しい「ヘリクタイト」(地底湖探検の章を参照)が見られるので、探してみよう。
これにて地上へ帰還する。
【南大東島⑧】(夕日と珍味の章)へ続く。
■この記事のシリーズは、こちらからリンクできます。
【南大東島①】(予約の章)
【南大東島②】(準備編)
【南大東島③】(船旅の章)
【南大東島④】(北大東島寄港の章)
【南大東島⑤】(南大東島上陸の章)
【南大東島⑥】(地底湖探検の章)
【南大東島⑦】(星野洞の章)※この記事はこれ
【南大東島⑧】(夕日と珍味の章)
【南大東島⑨】(民宿きらく家の章)
【南大東島⑩】(地方気象台の章)
【南大東島⑪】(産業まつりの章)
【南大東島⑫】(移動手段情報の章)
【南大東島⑬】(バイクで島を一周の章~前編)…大東神社、大東そば、南大東漁港
【南大東島⑭】(バイクで島を一周の章~中編)…バリバリ岩、本場海岸、オヒルギ群落
【南大東島⑮】(バイクで島を一周の章~後編)…秋葉神社、日の丸山展望台、海軍棒など
【南大東島⑯】(最終日の章)
【南大東島⑰】(旅立ちの唄~十五の春~の章)
(おまけ・南大東島と「進撃の巨人」が似ている件)